それ言うなら添加物を食べない昔の方が、長いじゃないの? | 痛みとリウマチ専門鍼灸院のブログ 

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薬だけに頼らずにリウマチ自然治療 痛みを鍼灸治療で改善を目指す鍼灸治療院です。
リウマチ克服への自己治癒能力アップ。
リウマチと痛みを自然療法と東洋医学・鍼灸治療で克服

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先日、ある患者との会話から、
「今まで聞いた話で一番納得がいく説明です」と言われました。


この話の内容というのは、食事の話。

よく、砂糖、油、添加物、化学調味料がダメだとか、
精製された白い物(砂糖、塩、白米)は健康によくないという話を聞きます。

実際、リウマチが自然療法、自己治癒能力で治るんだと、書いてある
ブログ等にこのようなことが書いてあることがあります。

内容を信じて、頑張っている人も実際にいます。


しかし、本当にこれらのものが体に悪いのであれば、
江戸時代の方が今より長生きしていたんじゃないでしょうか?


昔なんか、添加物、化学調味は一切なし。

油もなし、砂糖は一部の特権階級は食べることができたが、
一般庶民は食べることはできません。

野菜は、すべて無農薬、有機栽培のものしか食べません。
精製された物も食べない、五穀米のような雑穀が主な食事です。

最近よく聞く重金属を含んだ食材は危険だというが、
昔は今より格段に摂取することは少ないはずです。


あと、今より水も空気も何十倍も綺麗です。
飲み水は、毎日天然水しか飲みません。

テレビもパソコンもないわけなので、電磁波の心配もない。
寝るのも、電気がないので今より早く寝て、早起き。

かなり規則正しい生活です。


これらのことを考えると、江戸時代の方が健康的なんじゃないか?
病気もしないわけなので、今よりも長生きなはずです。


しかし、江戸時代の平均寿命は30歳です。

これは、乳児死亡率が高いので、平均値がどうしても
年齢が下がりますが、それでも今より寿命は低いはずです。

なんだか、ツジツマが合いませんよね。



現代人の方が、江戸時代の人間より長く生きれるようになったのは、
栄養状態がいいのと、医薬品の発達です。

そういう科学の発展を使えばいいのに、
なぜか、退化して昔に戻ってしまう人が自然療法がよいとばかり
主張する人が目立ちますね。



急ぎで東京に用事がある人が、
歩いて東京に行きますか?

飛行機、新幹線などで行きますよね。


添加物がどうとか、云々かんぬん、言う人って、
急いでいるのに、東京まで歩いて行こうとしているんじゃないのか?


誤解がないように、別に「添加物や化学調味料をガンガン食べろ」
とは言っていませんよ。

もう少し、「時計の針を現在にもどしませんか?」と
言っているだけです。


リウマチに限らず、どんな病気でも言えることですが、
状態によっては、食事や自然療法だけでは治りません。

薬と自然療法、食事をうまくミックスすることが大切です。



マクドナルドのハンバーガーが大好きな人が、
添加物、油、肉、なしの生活は、逆にストレスが溜まって、
自然治癒能力は発動はしません。


またには、体に悪くても、心から美味しいと思うものを食べた方が、
自然治癒能力が出ます。


昔の戻るのも、ほどほどして、
科学の進歩を利用しながら、リウマチ治療はしたほうがいいです。

もちろん、薬だけに偏ってもよくなりませんよ。




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1938年創刊の老舗 鍼灸治療雑誌「医道の日本」誌編集部から
執筆の依頼があり論文を投稿しました。
(2016年 4月号に掲載)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


医道の日本社から取材を受けて
「医道の日本」 専門治療院特集号 2015年 10月号 掲載

 

 

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