「お母さんの背中の痛みが出たのがあの時期で良かったと思う」と弟が言いました。

2018年秋には[肺癌かもしれない]と告げられていたので、その後のリハビリ病院・老健に居るときに症状が出てもおかしくはなかったのです。

もしそうなっていたら、自宅には帰れなかったかもしれません。

母が老健から帰宅したのは2019年3月23日です。

自宅で過ごした時間は短いものでしたが、それでも[おうちに帰りたい]という母の願いは叶いました。

会いたかった人にも会えて、行きたかったところにも行けました。

もし、老健→病院→老人ホームだったら、私達はもっと後悔していたと思います。

母が私達に[必要な時間]を作ってくれたように感じます。