母のこと、後悔は色々あります。
今いちばんの後悔は、昨年10月の意識消失発作で救急搬送されたとき、在宅ではなく施設入所を選んだことです。
お医者様は「降圧剤を止めれば在宅でも大丈夫ですよ」と仰いました。
私は怖くて「自宅で看るのは無理です」を繰り返し訴えました。
「ではご家族の希望で入院ということにします」
母は大学病院➡リハビリ病院➡老健と、昨年10月から今年3月まで転々としました。
この頃は[早く特養からお声が掛からないかな]と思いながら過ごしていました。
弟の本心は入院当初から在宅介護です。
昨年10月の救急搬送のとき在宅介護を選んでいたら、母はもっと長く自宅で過ごすことが出来たかもしれないのに。
お母さんごめんね。
弟は「それは分からないよ」と言います。
「在宅介護を選択していたら、もっと早く肺癌が進行していたかもしれない、骨転移の痛みももっと早く訴えたかもしれない」
「あれはあれで仕方なかったよ」
それでも[あの時]と思ってしまいます。