母は首に腫瘍があり、それが首の骨を溶かしてしまいます。

大学病院入院中、整形外科の先生の指示で、ネックカラーを装着しました。

老人ホームではネックカラーの下にタオルを巻いてくれています。

そのタオル交換のとき「これ(ネックカラー)が邪魔でご飯が食べられないの?」と聞いてみました。

母は大きく頷きました。

痒いし邪魔だし、で、ネックカラーは母の大きなストレスになっています。

ホームの管理者さんも訪問診療の先生も[ネックカラーを外せないか]と考えてくださったようです。

先生とのお話のとき「大学病院の先生に伺いましたが、やはり首は固定していたほうがいいということでした」と。

残念ですが命のほうが大切です。

これも仕方がないことのひとつです。