医療系の学校に通っていた私は毎日忙しい日々を送っていました。そして卒業後も医療の道に進みました。


繊細な気質を持つ私には、細かい配慮が求められる医療の世界で働くことは合っていたかもしれませんが、それでも苦労も多かったです。


リフレーミングで経験を捉え直す


大人になって、子供時代を思い出すことがつらい人もいると思います。


私もそのひとりですが、そんな人に、アーロン博士は、HSPの子供時代と思春期について、「新しい目で捉え直す」ことを伝えています。


認知療法で使われるリフレーミングという手法を使います。


 

リフレーミングとは、ある事柄や状況を異なる視点や枠組みで捉えなおすことを指します。具体的には、ネガティブな出来事や状況をポジティブに考えるように変換することで、新たな見方や考え方を導き出すことができます。


リフレーミングの目的は、その事柄や状況に対する認識や感じ方を変えることで、違った解釈や理解を見つけることができるようにすることです。これにより、何かしらの問題や課題に対して柔軟性を持って取り組むことが可能となります。


リフレーミングはコミュニケーションや認知行動療法などの心理学の分野で頻繁に用いられる技術です。自己肯定感やストレス管理、問題解決能力を向上させるために活用されることがあります。リフレーミングを行うことで、新たな視点を取得し、前向きな考え方や行動が生まれることもあります。


人は、いくつになっても自分のことを理解するために、心理療法やカウンセリングに通い、過去について学び続けます。


自分の活動を続けながら、カウンセリングを受けながら、過去に向き合うことで、いまに幸せを感じ、着実に成長を感じられるのです。


健全なアタッチメントを覚える


また、アーロン博士は、母親との健全なアタッチメントがHSPにとって重要であることも伝えています。


HSP にとって、健全なアタッチメントとは、安心感や信頼感を感じることができる関係を指します。


HSPは感受性が高いため、他の人との関係が彼らの感情や心の健康に影響を与えることが多く、健全なアタッチメントを持つことで、HSPは自己肯定感を高め、ストレスや不安を軽減することができます。


健全なアタッチメントの特徴


1. 相手とのコミュニケーション

健全なアタッチメントでは、お互いがオープンで率直なコミュニケーションを行い、感情や思いを共有することができます。


2. 信頼と安心感

健全なアタッチメントでは、お互いが信頼し合い、相手が自分を受け入れてくれると感じられるため、安心して関係を築くことができます。


3. 支え合い

健全なアタッチメントでは、お互いが支え合い、困難な時に助け合うことができます。相手が自分の感情やニーズに共感し、サポートしてくれることが重要です。


健全なアタッチメントを築くためには、お互いがお互いを尊重し、理解し、助け合うことが重要です。


また、コミュニケーションが円滑であることや、お互いが感情をオープンに話し合うことも大切です。


このような健全なアタッチメント関係を築くことで、HSPは安心感や支えを感じることができ、心の健康を保つことができます。


アーロン博士によれば、私たちは、子供の頃に「人を信頼できるかを学ぶ」そうです。それが、大人になってからの恋愛や人間関係・パートナーシップにおいて影響しているのです。


「リフレーミング」と「安心できるアタッチメントを抱くこと」を覚えることで、あなたの人間関係も変わっていくのです。



HSPあるある


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​社交的な人がうらやましく感じてしまいます。


HSPの人は、内向的な自分を弱いと思ってしまいがちですが、普通の人にはない特別な才能があります。自分の愛や情熱をどんなふうにだったら表現できるか、

思いをカタチにする!

というマインドをセットしましょう。

自分は、話すことが好きなのか、言葉を書くことが好きなのか、好きなことをカタチとして表現すること、得意なことを自覚できると「社交的」じゃなくても、ちゃんと大切な人とつながっていけるようになります。

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HSPの私の子供時代



はじめまして