みなさんが子供の頃悩んでいたことは何ですか?


私は、子供の頃、悩みに満ちた日々を送っていました、、。


特に運動会や発表会など、自分を表現することや他人と比べられることがとってもとっても苦手で、いつも緊張と不安に押しつぶされそうになっていました。


更に、人の気持ちや緊張していることも見えたり伝わってきてしまって、様々なことに日々翻弄される毎日がとてもつらくて心の扱い方もわからずに悩み多き幼少期でした。


運動会の徒競走が苦手で、自分の番が近づくにつれて緊張しましたし、運動会が終わってようやく安心して夜眠れたという記憶が思い出されます。


いま思うと、人と競争する環境に置かれることそのものが苦手だったのですよね。


それに、私は、他の人がラクに受け流していることを過敏に受けとめていたのだと思います。


苦手なことがあると、感情が揺さぶられて嫌な気持ちが次々と募るばかりでした。


他にも同じことが言えました。


先生や大人の目から見ると、なぜこんなに内向的で恥ずかしがり屋なのか?と思われていたのではないかと思います。私は人前に出ることがとても苦手です。


クラスで3人組で仲良くなったりすると、もし自分が1人の子と仲良くなってしまったら、もう1人の子に悪いと感じていたので、いつも適度な距離を取っていたように思います。


特に困ったのは、発表会でした。


教室に座っている皆の前に立ち、自分の意見を言うことがとても苦手でした。


注目されていると思うだけで上がってしまい、足も震えて、頭が真っ白になってしまった記憶をいまでも鮮明に覚えています。


心のなかにあふれる思いは持っていても、気を遣ってしまい自己主張できなかったりと、自己表現において、人と関わることに様々な問題を抱えていました。


人から自分がどう思われるか?人一倍気になりました。悪い方向に考えはじめると思考が止まらなくなって何を話せばいいのかわからなくなってしまうのです。


仕事をしていた母や家族に気を使いすぎたり、親の期待に答えようと無理をしたり、心配しすぎたり、完璧を求めすぎたりと、他にも悩みは尽きませんでした。


子供の頃は、自己流になんとか対処してきましたが、自分がHSPであることを知っていたら、もっとラクな子供時代を過ごせたかもしれないと思います。


振り返れば、私がHSPであったことが幸運だったと感じる瞬間は、絵やお芝居を楽しむ中で心に残る感動を味わえたこと、そして、人の気持ちが自分のことのように理解でき、深く理解できる能力を持っていることです。


​HSPの子供時代の特徴


子供の頃を思い出して、次のようなこたがありませんでしたか?


・繊細で、環境や他人の感情に敏感だった

・大きな刺激や騒音、明るい光などに敏感だった

・強い感情を持つことや、感情に影響されやすい性格だった

・新しい環境や人との接触に緊張しやすかった

・孤独や孤立を感じやすかった

・芸術や音楽など感受性の高い分野にとても興味を持っていた


HSPの傾向があるお子さんは、HSC(Highly Sensitive Child・ハイリーセンシティブチャイルド)「非常に敏感な子」と言われ、次のような特徴があります。


・集中力が高く、興味を持ったことに熱中する傾向がある(例:ひとつのおもちゃや本に長時間没頭する)

・繊細で感受性が豊かで、他の子供と比べて感情が強い(例:怒りっぽい、泣きやすい)

・新しい環境や経験に敏感で、変化に対する適応力が低い(例:環境の変化や新しい場所に慣れるのが遅い)

・騒がしい環境や刺激が多い場所で感情や刺激に適切に対処できない(例:大きなサークルでの遊びや複数人での集団行動が苦手)

・身体的な刺激に過敏で、特定の質感や音の違いに過剰反応を起こす(例:タグがついた洋服を着るのが嫌だったり、音の大きさに敏感)


HSCの傾向があるお子さんは、こだわりが強く、正義感が強く、はっきりとした自分なりの価値観を持っています。


完璧主義なところがあり、失敗をするとそれがこの世の終わりであるかのように感じられることもあります。


また、人見知りや場所見知りがあり、環境の変化に敏感な一面も持っています。


感覚過敏で、騒がしい場所や多人数の集まりが苦手な傾向にあり、学校生活に適応できずに不登校の原因となることがあると言われています。


たとえば、大きな音がすると急に不安を感じてしまうことがあります。


クラスでの授業中や昼休みの校庭での騒音が気になり集中できず、学習がうまく進まないことがあります。


また、体育祭や文化祭などの学校行事に参加することが苦手で避けてしまうこともあります。


それによって、友達との関係が希薄になり、孤立感を感じてしまうこともあります。


HSCは、親に原因があると思ってしまうことも多いですが、親の育て方で後天的に発症するものではありませんので、親の育て方がHSPの原因ではないのです。


●HSCと発達障害の違い


「HSCと発達障害は同じですか?」というご質問をよく受けるのですが、HSCは気質であるのに対し、発達障害は診断名がある脳の障害という点で異なります。


どちらも先天性のもので、まったく別の分類ではありながらも、似たような特徴があります。


たとえば、音や光や匂いの刺激に敏感だったり、他人との関わりやコミュニケーションが苦手で不安や孤独を感じていたり、細かいところにこだわりがあり、限界サインに気づかず、疲れやすさを自覚しにくかったりします。


HSCの対処法


HSCの気質を持つお子さんは、とても敏感です。特に彼らは刺激に敏感で、感情が豊かであり、繊細な心を持っています。対処していくのに、次のようなアプローチが効果的です。


1. 環境を整える
HSCは刺激に敏感なため、安らげる環境を整えることが重要です。静かで落ち着いた場所で過ごし、過度な刺激を避けるようにしましょう。


2. 共感と理解
HSCは感情を表現しにくいことがあります。彼らの気持ちを理解し、共感することが大切です。彼らの感情に寄り添い、受け入れる姿勢を示しましょう。


3. 肯定的なサポート
HSCは否定的な言葉や行動に傷つきやすい傾向があります。彼らの長所や良いところを褒めることで、自信を育てることが重要です。


4. リラックス法の指導
HSCはストレスに敏感なので、リラックス法や瞑想を取り入れることが役立ちます。自己リラックスの方法を教えることで、ストレスを和らげる手助けとなります。


これらのアプローチを通じて、HSCの子供たちの感情や繊細な心を大切にしながら、健康的な成長を促進していきましょう。


HSCあるある


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テスト結果を見た瞬間、どん底の気持ちになります。


テスト結果は、ただひとつの数字や評価に過ぎません。あなたの価値や能力を決めるものではないのです。落ち込んだときは、

失敗は、成功への第一歩

という
スピリチュアルマインドを
セットしましょう。

失敗や挫折は成長の機会ととらえてみましょう。あなたの頑張りや努力は無駄にはなりません。自分を信じて前に進みましょう。

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友達の成績が気になってしまいます。


他人と比べてしまいやすいときは、

他人の成功や失敗に左右されず、
自分の進むべき道を見つける


という
スピリチュアルマインドを
セットしましょう。

他人との比較や競争にとらわれることは、自分の成長や幸福にプラスの影響を与えません。まずは、自分自身と向き合い、心を整えることです。マイペースを意識し、自分の目標に向かって努力を続けると他人ではなく自分にフォーカスすることで比較することが少なくなっていきます。

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勉強しているつもりが、実はYouTubeやSNSに時間を使ってしまいます。


YouTubeやSNSを見てはいけないと思うと逆効果です。
自己管理をしっかり行うために
まず、最初に


自分の時間を大切に使うために、
予定を立てる


という
スピリチュアルマインドを
セットしましょう。


勉強時間をしっかり確保し、集中力を高めるためにSNSやYouTubeを利用する時間を減らすようにしましょう。

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私と同じ受験生が図書館やカフェに集まる姿を見てあせってしまいます。


その人たちがそれぞれ自分の目標に向かって努力している証。つい人と比べてしまいそうになりますが、

自己の内なる導きに従い、
最適な学びの場を見つけること


という
スピリチュアルマインドを
セットしましょう。


自分にとって効果的な勉強方法を見つけて、自分のペースで進んでください。自信を持って挑戦してください。

成功への道は、自分自身が歩むべき道であり、他人の成功や失敗に左右されるものではないということです。自分の目標に向かって進んでいく過程や努力が重要で、他人と比較することや他人の成功に焦点を当てることはしないで、自分自身のペースで進んでいくことが大切です。

成功や失敗は自分自身の努力や行動によって決まるものであり、自信を持って自分の力を信じて挑戦していくことが大切です。

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勉強するのは良いことだと思いますが予備校通いが日常になり、頑張り過ぎてないか心配です。


​HSCのお子さんは、静かに過ごせる家でのリラックスタイムがとても大切です。

内なる調和を保つために、
行動と静寂のリズムを大切にする


という
スピリチュアルマインドを
セットしましょう。


学習は、脳を酷使する活動です。家での時間を有意義に過ごせるように時間配分を工夫したり、本人に自覚するように「活動と休息のバランス」を合言葉にしましょう。

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細かいこと、小さなことと言わず、見逃さないで、状況に応じたアプローチを身につけておくことが、繊細な性格を持つ人が豊かに生きる秘訣です^^



HSPのきよさわくみです。