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出来上がってみれば、二枚組になっていたというトリビュートアルバム。
車の中で聴いている。
当たり前のことだけど、ISSAY さんの声、デルジベットの演奏で数えきれないほど繰り返し聴いてきた曲たち。
最初は、ただ驚いたり戸惑ったりしていた。
でも、それらの歌声も演奏も、なんというか……並々ならぬ思い入れ、魂を込めている気迫が漲っていて、ある意味純度2000%くらいの「ロック」になっていた。
この人たち、なんなの!?ってくらい。笑
ISSAY さんへの愛。そう表現してしまうと、安易すぎるかもしれない。もっともっと、複雑で微妙な感情もたくさん詰まっている。
つい、オリジナルと比較してしまう私の耳に、最も真っ直ぐ届いたのは、Kayaさんの歌う「楡の木の上」。
ISSAY さんと一緒に歌っているかのように聴こえてしまう。
そして、最も意表を突いてきたマイベストは………
「沈みたい」❗
もしも、櫻井敦司がこのアルバムに参加していたら、きっとこれを歌ったんじゃないかな、と思っていた「沈みたい」。
ちわきまゆみさんが歌うと知って、どんな感じになるのかうまく想像できなかった。高音ボイスで沈みたい?
始まったとたんに、70年代に迷いこんでしまった。あれ?ここはどこ?いつの時代?
歌声も、ギターも、ドラムのリズムも………あれ?これは………
グラムロック、デビットボウイ、T-REX………名前が出てこないけど昭和に聴いた洋楽←アバウト過ぎる💧
別物というべきか、ある意味ISSAYさんの中にあったものを宝箱からいっぱい拾って、丁寧に飾ってくれているみたいな作品。
これを聴いたらきっと、ISSAY さんならすっごく喜んで笑ってくれるんだろうなって思える曲。
最後に。
アルバムの歌詞カードに多くの人の名前がある。クラウドファンディングの参加者の名前。そこには、「櫻井敦司」の名前。
なりすましの人が名乗っているのではないことを祈る。
知っている他のファンの人の名前も。
そして、自分の名前も。
清良のつもりが、うっかり本当の名前を出してた
ま、いっか。