「愛なき世界」と「変な家」 | 心にうつりゆくよしなしごと~浅き夢見じ

心にうつりゆくよしなしごと~浅き夢見じ

デルジベット、バクチク、そしてV6が好きです。映画がきっかけで、関ジャニ∞の大倉忠義くんが好きになり、ファンクラブ入会。V6が解散しても、岡田准一くんや三宅健くんを慕ってやみません。




三浦しをんさんの小説「愛なき世界」を読み終えた。
表紙がとにかく美しい。どんな甘美な世界が待っているのかと思い、読み始めたものの、どうにも進まず二度三度最初から読み返した。

今回は、ようやく最後まで読めたのだが、ある種の恋愛小説かと思う。

しかし、恋の始まりのときめきとか、情熱とかの熱さや高揚感、恍惚感などは最後まで感じられず、一風変わった恋愛だった。

それは、ひとつには学生の本村さんが情熱を注ぐ対象が、植物というもの言わぬ存在だからかもしれない。その、植物を愛する女性に惹かれる料理人の青年は、健全な心と身体を持っているが、彼の片思いもまた、ライバルが植物であるためか、静かなものになっている。

どこか一風変わった恋愛小説。だけど、二人の関係性には魅力がある。

いわゆる男女の……という要素が希薄なのに、純粋なものを感じる。爽やかさとかじゃない。

植物は恋愛をしない。でも、彼女は植物に情熱も生活も捧げている。そんな彼女を想う彼も、共に緑を見つめる。

二人で同じ方向を見ている点では、十分に両思いなのかもしれない。

さて、ちょっと変な恋を読んだあとは、映画「変な家」を観た。


車のドライブレコーダーが不調だったので、新しいものと取り替えてもらえることになった。最近会った友人が二人も交通事故に遭い、ドライブレコーダーの重要性を再確認させられていたので、すぐに作業を頼んだ。


その待ち時間が長いため、ちょうど良い時間に上映していた「変な家」を選ぶことになった。


怖くはないけど、時々ビクッ❗と身体が動いてしまうシーンがあった。ホラーなのか、ミステリーなのか………。


遊園地のお化け屋敷。あれに入ったときの感覚が一番近いかもしれない。


「ミステリと言う勿れ」の劇場版を思い出したり、横溝正史を思い出したり。


時間をつぶすには、ちょうどよかったかな。😽


最後に、その映画を見終わって携帯電話をチェックしたら、まさに映画鑑賞中の時間に5456円の引き落としがありましたと知らせが😱


ショッピングとカテゴライズされていたけど、覚えのない金額。一体、何のお金❓️と、こっちのほうがドキドキして怖かった。


過去1年分のカード明細をチェックしたところ、全く同じ金額を発見。


BUCK-TICKのファンクラブの会費の引き落としだった………。

5月31日までにはあると思っていたが、まさか5月11日土曜日とは。去年は25日だったのに。


2週間も早く引き落としするのはなぜ?………という変なことがあったのだった。


ではまた😽