忘れてしまう前に~バクチク映画の感想その2 | 心にうつりゆくよしなしごと~浅き夢見じ

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デルジベット、バクチク、そしてV6が好きです。映画がきっかけで、関ジャニ∞の大倉忠義くんが好きになり、ファンクラブ入会。V6が解散しても、岡田准一くんや三宅健くんを慕ってやみません。

先日観た映画。

結局、これからも色んな場所で公開が始まるため、どのタイミングで書いたものか・・・しばらく頭を悩ませていましたが、忘れてしまうのも残念なので今日は少し書きます。

 

これから映画を観るという方は、スクロールせずにまたいずれ・・・。或いは、ネタバレ覚悟でお読みください。

 

とはいっても、この映画で何らかの感動を覚えることは間違いないと思います。ファンの人や、これまでの情報を多少知っている方にしか、わからないという話でもありません。

 

先日、二回目の鑑賞をしたので、そのときの感想を書きます。

 

さすがに二回目でしたし、職場から車で直行したため、全く飲んでいない状態での鑑賞。お行儀よく見ていました。(前回がお行儀悪かったというほどでもないと思うのですがあせる

 

始まるとやはり、92年のオープニングのシーンが大きく目前に迫ってきて、さらに凄まじいほどの黄色い歓声が大きく響いて、耳にキンキンきました。でも、それがかえってライブ感を醸し出していて、興奮しました。あんなに何度も同じシーンをDVDで見ているのにもかかわらず、です。

 

「地下室のメロディー」だったでしょうか。歌詞をファンたちも大きな声で歌っていて、これはCDを聴いていてもかなりインパクトがありました。DVDの時はあまりその声の印象がなかったのですが、映画とCDは音のバランスを変えたのか本当に大きかったですね。

 

あの場にはいませんでしたが、もしもあの中にいたら・・・と想像するのも楽しかったです。

 

ヒデの髪型が、私の中ではお気に入りで、またあんな髪型を見てみたいものだと、叶わぬことを願ってみたり、思い切り口からピックを飛ばすシーンを見て、ここを入れてくれた編集の人に「ナイス!」と親指を立ててみたリ。

 

全編にわたってアッちゃんのハイウェストのパンツルックが、往年の山本リンダ(ごめんなさい)を彷彿させたり、風になびくサラサラのロングヘアにうっとりしたり・・・。

 

部分的には、何といってもアッちゃんの腰のあたりに注目してしまいました。細い・・・胴回りも細い・・・ラブラブ!

そうだった・・・私は、小学生のころからすでに、「細い男の人」が大好きだったのです。昔からある、自分の中の男性の理想像!

もちろん、ISSAYさんほどの細さではないのですが、程よい細さ。

 

どんなに飲み過ぎていても、あの体形が保たれていたことに今さらながら感動・・・。

しかし、アトムツアーの上から撮影された現在の胴回りの映像が、ちらりと脳裏をかすめて気が散ることも・・・。邪念!

 

と、ここまでが第一部ともいうべき1992年のCLIMAX TOGETHERです。

 

次は、その12年後。

2004年。

同時多発テロ・・・あの事件については、櫻井敦司がいうほどの影響を私は受けていません。目が社会に開かれていなかったということもありますし、ただ漠然と「因果応報」を目の当たりにしたように感じる出来事だったという捉え方をしていました。

 

被害者の方たちのことを思えば、配慮に欠ける発言かもしれませんが・・・

 

少なくとも、それほどまでに閉塞感というものを感じることがない、鈍い鈍い人間です。

だからでしょうか。

「武器を捨てろ」という言葉には、人から教えられるまで気づいていませんでした。

そして、このライブで敦司の左手の薬指に指輪がはめられていたことも、つい最近アメブロの方からのコメントかなにかで初めて知ったという鈍さです。

 

インタビューを聞く限り、ここは指輪に注目してる場合じゃないだろう?という時間のはずでしたが、ごめんなさい。

どうしても指輪ばかり見てしまって・・・煩悩の嵐が吹き荒れそうになるのを必死でこらえる時間となりました。

 

「黙祷」をお願いするところは、DVDに入っていなかったので初めて見た(二回目)わけですが、申し訳ないけれど・・・これは自分があの場にいなくてよかった気がしました。

 

黙祷するのが嫌なんじゃなくて、それを好きなバンドのヴォーカルに呼びかけられるという経験をしたくないということです。

 

気持ちはわかる。

映像や歌にメッセージを込めるのも構わない。

あくまで演出であり、自由な想像をさせてくれるから。

ただ、直接的に訴えられることに対しては抵抗がある。

特に、ステージの上ではしてもらいたくない。

ステージを降りたところでなら何ともない。でも、ステージでは・・・。

 

そんなこんなで、色々心が乱れた2004年。

 

最後は2016年。

やはり、「memento mori」の間奏が一番切なくて、「死を思え」という意味の言葉と、死んだ者を思い出すフレーズ。続く曲が「世界は闇で満ちている」だったことにも、込み上げるものがありました。

森岡賢のことも思い出しながら観ていましたし、そしてアメブロで知り合ったある女性(アッちゃんのファンで、若くして亡くなった)のことも思い出しながら、鼻の奥がつぅん!となっていました。

 

「今あるものに感謝。今生きてることに感動」

そんな思いを新たにして、エンドロールを眺めていたのでした。

 

 


にほんブログ村 最後までお読みくださり、ありがとうございました。 様々な批判や反論もあることと思いますが、あくまでも個人的な感想です。 さて、明日は33度まで気温が上がるらしいです。 水分補給をこころがけ、無理はしない・・・この調子で乗り切りたいと思います。 では、また明日。