4月21日から私の個展
「アプロディアの軌跡」がスタートしています。
本日は会期の折り返しちょうど半分が過ぎ、
4／29日・17時まで開催中です。
作品が喜ぶ空気がある場所
今まで色々な空間で
作品展を経験してきました。
・無機質な白だけの空間
・白い壁と木の温もりがある空間
・コンクリートでできた空間
・太い丸太のログハウスでできた空間
・日本の伝統を感じる和の空間
・蔵造りのシックな空間
・古民家を再生した空間
・美術館の空間
・伝統あるアンティークなホテル空間
・百貨店など賑わいある空間
・野外の空間
etc
色々なロケーションでの展覧会は
私にとっての実験データとなって
蓄積されています。
だから自分の作品が喜び、微笑む空気感も
何となく感じ、わかるようになりました。
作品が静かに喜んでいる空気を出しているときは
お越し下さったお客様にも伝わるようで
お客様が作品たちと
静かな対話をたくさん楽しまれるように
お見受けします。
大好きな空間
私が今回、個展をさせていただいている
SAN-AIギャラリーさんは、
私が大好きな空間の1つです。
どこがそう言えるかというと、
そのときどきの今の私が制作する作品と
フィーリングがマッチすると感じるからです。
そんな響きを心に感じる場所では
作品が静かに微笑んでいる感じがするのです。
SAN-AIギャラリーさんは
過去2回店舗移転しています。
ありがたいことに私はその全店舗で
作品展を経験させていただきました。
だから何となくそれぞれの空間との
フィーリングを自分の作品制作史と重ねて
とらえることができるのです。
展覧会でエネルギーを補充する
作家にとって展覧会というのは
他者に知ってもらうための大切な場であり
販売するための大切な場でもあります。
つまり新しいものを生み出すために
エネルギーを補給する場です。
期間限定の特別な時間でのアウトプットは
次に取り組みたいことを明確に見せてくれます。
既に今回もそうでした。
ギャラリーオーナーさんとの何気ない会話。
それをきっかけに、
私が次にカタチにしたい雰囲気が浮かびます。
一人で制作しているだけでは気がつかない。
表に出してみることで気付くことが
たくさんあるのです。
誰かの目を通して気付くことはもちろんのこと
自分自身も客観的な目を持つことができます。
そういう１つ１つが次の創作への
エネルギーになると思うのです。
重ねてきたからこそ読み取れた気持ち
ともあれこうして今まで１つ１つ
重ねていったことが、今回の個展、
これからの展覧会に繋がっています。
こうしたアウトプットを積み重ねることで
作品達が静かに微笑む空気を
感じ取れるようになったのです。
それはある意味、
自己理解へも繋がるのでしょう。
自らの手から生まれるものは
自分自身でもありますから。
作品はオンラインギャラリーでも
GWも始まります。
ぜひリアルにこの空気を味わいに来て下さいね。
遠方でお越しいただくことが難しい方も
オンラインギャラリーで一部の作品を
お楽しみいただくこともできます。
でもやはり、作品からの空気感を
実際に感じていただけたら、
より豊かな気持ちを味わっていただけるでしょう。
私も毎日在廊していますからぜひ会場で
声をかけてください。
お待ちしています！
4月27日（土）は12:00〜18:30
4月28日（日）は12:00〜18:00
4月29日（月）は12:00〜17:00（最終日）
陶芸家の辻本喜代美でした。
個展の情報
【辻本喜代美 陶展 アプロディアの軌跡】
2024年4月21日（日）〜29日（月）
＊会期中4月22日は定休日
OPEN 12:00 ／CLOSE 18:30
（土17:00、日18:00）
SAN-AIギャラリー
東京都千代田区東神田1-13-17 森ビル1F
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