「今日がこの講座の最終授業ですけれど、
実はここからが本当のスタートです!」
言われてみれば当たり前のことなのですが
このシンプルな言葉は大変意味ある言葉だと
聞くたびに思うのです。
毎回提示される1枚のスライド
昨日は私も学び続けている
そのエクスマ塾106期生が最終受講日とのこと。
そこにオブザーバー参加させていただきました。
受講の塾生11名
オブザーバーは私を含めて5名
サポート講師の先生が4名
そして要の藤村先生。
最終回だからこそ提示するSTARTのスライド
何かを学んだり習得している時
その最終ページにたどり着くこと、
最終課題を提出することがゴールに思えてしまいます。
しかし真理は違ってゴールこそがスタートな訳です。
藤村先生がとても分かりやすく
例えてくれてました。
「車の免許で言えば、
塾で学んでいる時は仮免の状態です。
仮免を卒業したら、ここからが
車を運転するドライバーとして
本当のスタートだということです。」
とても分かりやすい例えですよね。
この同じ話を私は2年前の卒塾の時にしてもらいました。
(2年前もオンラインで受講してました)
(2年前の私が見たSTARTのスライド)
どう使いこなすかは使うからこそ分かる
車の運転の例でわかるように
学んだことをどう活かすかは
実際に使わなくては分からないです。
公道に出て運転しなければ運転が上達しないのと
全く同じですよね。
道を覚えるのも助手席だと覚えません。
ましてはペーパードライバーになってしまうと、
ずっとゴールド免許かもしれませんけど
いつまでたっても実際の運転が怖くて
車で楽しく出掛けられないですよね。
それはとてももったいない事だと思うのです。
速攻力ではなく時を愛でる持続力
私は陶芸教室を運営していますので、
すごく感じるのですが、
陶芸が初めてなのに完璧なカタチを
すぐに容易く出来ることを求めてしまう方に
ときどき出会います。
そういう方に出会った時は
「ああ、もったいないな。この方は楽しみを
自ら半減してしまっているなぁ。」と感じます。
時を愛でるようにコツコツと作陶される方は
1つ1つ「出来た!」という経験をされるたびに
笑顔と共に次回はこんな作品を作りたい!
というアイデアや実際に作品を使ってみることで
創意工夫をして上達するご自分に出会い、
確実に自信につながっていることが見えるのです。
それは速攻的に完璧を求める方には
見られないキラキラした表情です。
丁寧にコツコツ取り組んできたからこそ
自然に現れる表情なのでしょう。
終わりからが本当のスタート
1つの経験が終わると、次の創意工夫が生まれ
その連続の先には誰かの笑顔や
豊かな気持ちになる日常に繋がる。
とにかく学んだことから
何か1つでもアクションを起こしてみる。
小さなことから始めてみる。
これが次の面白い展開につながる唯一の架け橋。
「終わりからが本当のスタート」という意識だと思うのです。
陶芸家の辻本喜代美でした。
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展覧会のお知らせ
深まる秋に向けて、3人のアーティストが想いを込めた
それぞれのカタチ。それが集った時、
1つの物語が生まれます。会場でページを開くのは
4人目の主人公のアナタです。さあ物語の扉を開いてください
辻本喜代美(陶造形と器)
佐藤梨代 (ジュエリーと金属造形)
松田基子 (ナチュラルドライフラワーアート)
お気軽にね!