80歳からの出発・父が焼くケーキでカフェ営業を始めます

６月３日よりカフェ営業を始めます。

とブログに書くと
「辻本さん、カフェもやるんですか！」
と言われそうですが、私ではなく、
私の父と母（マスターと亜希衣ママ）です。

今から２０年前

もともと私の両親は約２０年前。
父が定年を迎えたのを機に
自宅をリフォームして
ピアノサロン陶水花を始めました。

好きが高じて素人からのスタートとはいえ、
昨年は開店２０周年を迎え、ありがたいことに
２０年来の常連さんからも愛されています。

今から約３年前、７７歳で料理に目覚めた父。
人間スイッチが入ると年齢は関係ありませんね。
レパートリーはシンプルですが、
チーズケーキやオレンジケーキ、
オレンジピールなど少しずつ種類も増え、
今では常連さんから
リクエストもいただくほどに。

これまではピアノサロンの営業日に
シャンソンやジャズを歌いに来る
サロンのお客様への
お茶のお菓子としてお出ししていた父です。
「マスターのケーキ、美味しい！」と、
お客様が笑顔になってくれることが嬉しくて、
父はケーキを焼き続けてきました。

このたび、お客様達に背中を押され、
更に傘寿（８０歳）を迎えた新たな一歩として、
土日にサロンでカフェ営業を
始めることにしたのです。

繋がりの縁から生まれた父が焼くケーキ

ケーキに入れるオレンジは、
父のお友達の庭で採れる夏蜜柑。
毎年父のために確保してくれる無農薬。
旬の季節に電話が来ます。
「マスター、夏蜜柑をとりに来て〜。」
だから父のオレンジケーキ作りは
夏蜜柑を自分でもぎに行くところから
始まるのです。

そんな温かな繋がりの中で作る
マスター（父）の味をお楽しみください。

田舎のお爺ちゃんとお婆ちゃんに
会いに行くような気分で
週末の午後だけオープンしている
静かな住宅街のカフェ。
カフェサロン陶水花はアトリエ陶喜の隣で
６月より土曜、日曜、
13時〜17時（LO16：30）オープンします。