何かを伝えたい時
何かを教えたい時
何かを解ってもらいたい時
ついつい
伝えようと思って説明となる多くの言葉を
相手の前に差し出してしまう。
ついつい失敗しないように
ほぼ完成品に近い
手の混んだキッドを用意して
相手の前に差し出してしまう。
それを受けとった相手は
一度は満足のいく結果を
受け取るかもしれない。
でも
手厚くされればされるほど
実は自信を失っていく。
それは手厚くされることで
「出来ない自分」
「不足している自分」
「ついていけない自分」
ということを
じわりじわりと感じ取っていくからだ。
私たちは何かを伝える時、
「この人はわかってない人だから。」
と言う前提で
何かを伝えてないだろうか?
そして
目の前の相手に抱いている前提は
実は自分に対する前提でもある。
そう
セルフイメージ
「この人はわかってない人だから。」
「自分は人にわかってもらえないから。」
イコールなのだ。
自分の伝えたいことを伝えるために
伝えたい思いよりも
伝える武器をたくさん持とうとする。
自分が生きて得てきた
素晴らしい心の感覚や経験よりも
自分ではない
誰かの道具と
誰かの地図と
誰かの許可を
伝えたい相手に示さなくてはいけないと
思ってしまう。
そしてだんだん自分の周りに
自分ではない誰かが許可した材料で
強固な砦を作っていく
もっと立派な砦でないと
もっと立派な城にしないと
もっと
もっと
もっと
もっとの数は
「不足している自分」を
じわりじわりと感じとり、
伝えたい思いは
砦の奥で見えなくなってしまう。
安心のために築いた砦
・・・のはず。
壁が厚くなればなるほど
思いはつたわらずに
どんどん自分の自信を失っていく。
人は自信が無いことで悩む時
実はそれを回復させるための方法を
当の本人は求めていない。
本当に必要なのは
自分が「これがいい!」と思ったボタンを
ポチッと押す勇気だ。
ボタンを押すだけで
扉が開く。
一瞬に視点が変わり
思いが伝わり
カタチになる。
ここまでツラツラ書いてきた私。
何を隠そう私自身が
自分ではない誰かが許可した材料で
強固な砦を作ってきた張本人なのだ。
現在、ぶっ壊す作業
丸3年目。
自らの人体実験で進行中。
今日の午後からじっくり受講した
コバのカウンセラースクール
プロフェッショナルマスターコス6期。
私が受け取り
感じたこと。
私の砦の解体作業は
まだまだ続く
同期の仲間たちとともに。
ジャージコバ認定
心理カウンセラーで陶芸家の
辻本喜代美でした。
このブログを読んでくれて
ありがとうございました!
陶芸家カウンセラーの私の
カウンセリング。
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