陶芸を通して喜びの時間を!
東京都立川市で
心豊かになる
大人のための陶芸サロンを運営する
陶芸家、アトリエ陶喜の辻本喜代美です。
数日ぶりに書くブログ。
夫婦の夏休みの旅。
十和田・奥入瀬・
陸奥の浅虫温泉を
巡ってきました。
以前のブログでも書いたように、
ふと思い、直感的に決めた場所。
奥入瀬
十和田湖
乙女の像の湖
というぐらいしか知らなくて、
今まで全然ピンと来ない場所でした。
なので直感的に
ここに泊まりたい!
と思った宿
登録有形文化財の宿
十和田ホテル
ここのオマケみたいな
気分でいましたが
違いました!
透明度が素晴らしかった!
特に十和田湖クルーズで訪れた
イトムカの入り江
(光り輝く水/アイヌ語)
ここに行った途端、
自然と涙が溢れ出てしまいました。
ちょっとスピな話になってしまうけど、
私は時々、
「場所に呼ばれる」
という感覚で縁ある旅があります。
その最も強く感じたのが知床。
初めて訪れたのは15年前。
父と一緒だった。
その時、溢れる涙で
顔がグシュグシュになりながら、
「ああ、ここは神様の管轄が
大和の神様と違うところだ〜。」
ふと感じ、
海から眺める数々の岬と
断崖の突端に
威厳ある存在のイメージが
脳裏に浮かび続けていました。
そしてその同じ様な感覚に
ひたったのが、今回旅した
奥入瀬渓流と十和田湖。
清流の苔生した岩々、
透き通った湖の湖畔の木立。
あらゆるところに
小ちゃな優しい存在が
フワッ
フワッと
現れては消え
現れては消える。
ああ、
彼らに会いに呼ばれたわけだ。
そして、このイメージは、
これからの
私の作品の礎となる。
直感で決めた夏の旅。
もう一箇所は浅虫温泉
ここも全くノーマーク。
実は予約の段階で
2泊目の宿が決まらず、
旅行代理店の相談窓口で
地図中の地名が気になり決めた場所。
この眺めの大浴場に飾られた
土偶の絵に
五千年
悠久の時を経て蘇る
三内。縄文の風。
と書かれたメッセージ。
全くノーマークだったのに
行かなくちゃ!
と思って最終日に訪れた
三内丸山遺跡
ここで出会った彼ら
ユニークさに笑顔のなる。
「もっと自由な表現で良いよ。
だってあなた、
こういうの、好きでしょ。」
「こういう空気感、好きでしょ。」
悠久の時を経て
彼らに言われている気がしました。
今年の夏の旅は終わりましたが、
こんなに
「ふと」思う
ばかりを繋ぎ合わせて
旅をチョイスしたのは
初めてです。
「ふと」思った場所。
ここには書ききれませんが
気持ちと思いを
チューンナップするには
「ふと」思った感覚を
辿ることが一番の近道かもしれません。
「ふと」
行きたい場所、
会いたい人、
やりたい事、
そこに意識を向ける。
今年の後半も
大切にしたい感覚です。
今日もブログを読んで下さり
ありがとうございました😊