「山下達郎 PERFORMANCE 2023」 京都公演に行って来た。 | Perfumeとグルメの日記

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山下達郎ライブツアー 「PERFORMANCE 2023」に行って来ました。

7月20日、ロームシアター京都の公演です。

5年ぶりの京都公演。

 

 

前回のツアーからご新規さんが一気に増えて、チケットが全く取れなくなってしまったのですが、今年のツアーも、大激戦でここしか当たらず。

しかも、やっと取れた席は3階のバルコニー席。

ステージを斜め上から見下ろすという、ホール公演としては珍しい角度で観て来ました。

ここは客席の横幅が短くて、その分、縦に伸ばして座席を作ったホールなんですよね。

満員で2000人弱は入るんだけど、かなり窮屈な感じです。

でも、京都はここしかホールが無いんです。

だから、みんな京都は避けて、滋賀や奈良に行っちゃうんですよね。

 

 

 

さて、ライブですが、セットリストなど詳しい事は書きませんが、ライブの中身を備忘録程度に書いていきます。

まずは、既報の通り、ギターが佐橋佳幸さんから鳥山雄司さんに代わりました。

理由は分かりませんが、これによってライブで出来る曲が変わってくるかもしれません。

 

 

そういえば、達郎さんが、「鳥山くんは他に、葉加瀬太郎さん、吉田拓郎さん、そして山下達郎と、『郎』が付く人専門でギターを担当しています」って言ってました。

 

 

 

他のMCも面白かった。

まず、ロームシアター京都について、「この会場はホールなんだけど4階まであって、なんだかへんてこりんな会場です。次からは4階だけは値段を安くしますよ」と早速ネタにして笑いを取ってました。

 

 

あと、今年で70歳。

古希ということで、上のシャツは紫にしたとおっしゃってました。

ただ、お年のせいか、最近は唾液が出なくなって来て、口が粘つくので、歌う時に活舌が悪くなるのと、手元の感覚が狂って、ギターのカッティングが空振りしそうになるとも言ってましたね。

まあ、こっちとしては、それも含めてのライブですよ。

昔の志ん生師匠のように、舞台で寝ないだけマシかも(笑)。

 

 

 

 

今年は5月から、達郎さんが20代の頃にに所属していた、「RCA/AIR YEARS」時代のアルバムがアナログレコードとカセットで再発されてますが、これが全てTOP10入りの大ヒット。

達郎さん曰く、「リリース当時より順位が上回るって、一体どうなっているのか、さっぱり分からない」

確かに、「GO AHED」なんて、40年も前のアルバムが、当時96位→3位になるんですから、確かに分からない(笑)。

というわけで、今回のツアーのセットリストは、「RCA/AIR YEARS」時代のアルバムから多めに入っておりますので、このアルバムがお好きな方はお楽しみに。

 

 

 

後は、達郎さんのアイドルで度々ライブでカバーしている、ヤングラスカルズの曲のパフォーマンスで、ギターのクラップ70連発という目玉企画がありました。

これは、直前の大阪公演から始めたもので、最初の5公演くらいは無かったそう。

達郎さん曰く、「関西の人たちはこんなの好きそうだから取り入れた」んだそう。

 

 

この他に、不朽の名作はもちろんあり、ピアノの弾き語りもアカペラもあり、新曲、そして、毎回お楽しみの、マイクを使わない肉声でのパフォーマンスは今回もお見事。

ただ、マイク無しのパフォーマンスは、去年まではファルセットの部分があったんだけど、今年は腹式だけで歌っていた。

 

 

以前に、彼がどっかのメディアで言っていたんだけど、「年取って声が出なくなったらファルセットで囁くように歌えば良いと思っていたんだけど、実はファルセットの方が喉の負担が大きいと分かった」と。

このパフォーマンスは、ライブの一番最後でやるから、喉に掛かる負担は計り知れないし、そういえば、去年の同じパフォーマンスでは、ファルセットの部分が出にくそうに歌っていたから、今年からこのスタイルに変えたのかもね。

 

 

そして、今回のライブで、初めてクラッカーデビューしました。

いつも、持っていこうと思いながら、ずっと買うのを忘れていたんですが、この日は会場に向かう道すがらに100円ショップがあったので、そこで思い出して買いました。

2コーラス目の冒頭で鳴らしたクラッカーは、本当に楽しかったな。

 

 

ということで、今回も約3時間のステージは本当に圧巻でした。

ただ、この日も達郎アンケートで、初めての達郎ライブが2割ほどいたので、これからのチケット争奪戦も、まだまだ厳しいですぞ(笑)。