2023 函館旅行記 3 | Perfumeとグルメの日記

Perfumeとグルメの日記

Perfumeと食べ歩き(主にラーメン)が好きです。
この2つのテーマについてのエントリーが中心です。

ちょっと間が空きましたが、函館旅行記の続きです。
天気の良い朝、函館の元町辺りをお散歩。
函館は、1キロくらいの短い距離で海と山に囲まれたコンパクトな街。
山側から撮ると、こんな感じで海までストレートに見渡せ、海側から撮ると、山が目の前に迫っているように見えます。
とはいえ、坂が急なんで歩くと相当疲れるんだけど。
 
 
 
 
山の方へ歩くと、明治時代に建てられた、こんな綺麗な洋館がたくさん建っているので、建築物が好きな方にはおススメ。
 
 
 
 
そして、この日のボクのお目当ては、ここ。
Perfumeファンには、お馴染みの水元公園。
幼き日に、函館に住んでいた、かしゆかが、ここの坂で転んで足にけがをして、現在もその時に出来た傷が足に残っていると北海道ライブのMCで言っていた場所。
正式な名称は元町配水場なんです。
 
 
 
 
配水場の中は、芝生の上で走り回ったり、噴水で水遊びも出来たりと、2,3歳児が遊ぶにはちょうど良い造り。
ですから、楽しくなって思い切り走り回ったあげく、坂道で転んだんでしょう。
そして、その転んだ坂ですが、上の写真に写っている入り口付近の急な坂がそうでしょう。
ここを走ったら、そりゃ足がもつれて転ぶわなと思うくらいの坂。
 
 
アップにすると分かるように、この坂、大きな石があちこち飛び出ていて、これは傷が出来るには充分なもの。
転んだ時は痛かったろうなあ。
 
 
 
 
さて、この辺りをあちこち歩き回ったので、お腹が空きました。
海側に降りてきて、函館ラーメンの美味しいお店、マメさんラーメンに入りました。
もちろん、塩ラーメンを注文。
 
 
 
 
 
 
 
ここで食べた塩ラーメンは、コクを出すために、スープの表面には油が浮いていたのですが、それよりも、塩の美味しさが十分に伝わるスッキリと塩味で勝負するスープ。
塩の角も全く感じないし、本当に美味いスープでした。
 
 
 
麺は、ツルツルとした、加水率高めのやや太めなストレート麺で、喉越しも良く、食べやすい麺。
チャーシューは脂身の美味いバラの部分で、分厚さもしっかりとして、食べ応え抜群でした。
 
 
 
 
 
こんな感じで函館の旅を楽しみました。
最後の日、空港に行く前に食べた、朝昼の食事をまとめてご紹介します。
函館駅横にある、どんぶり市場にある、茶夢さん。
人気店なので、お隣のお店に迷惑にならない並び方のご指導が掲げられてありました(笑)。
 
 
 
何を食べるか悩んだのですが、観光客には、おススメの黒板メニューが良いと思い、上にある、おススメ五色丼にしました。
お値段も1850円とお手頃ですしね。
人気店でしたが、10分ほど並んだだけで、すぐに入れました。
このお店は、注文した品の他に、小皿のおかずが幾つも付いてくるのが有名。
メインの五色丼の上に並んだお皿は、ポテトサラダとか切り干し大根とか、チェーン店の居酒屋さんで出て来るような期待外れなものもありましたが、真ん中にある、手作りのイカの煮物は美味しかった。
 
 
 
 
メインの五色丼のアップ。
甘エビ、いくら、サーモン、ほたて、生うにが乗ってます。
これは、どれも新鮮で期待通りの一品。
 
 
 
一緒に注文した、生タコのお造りも美味しかった。
この、吸盤のところが美味しいのね。
 
 
 
丼の具材のお魚はどれも美味しくて、特に、うには、甘みが豊潤で旨味が濃い。
都会で食べるうには、変な臭みがあって好きじゃなかったから、これまで北海道に来ても、うにはあまり食べなかったのですが、ここで食べたうには、潮の香りがするほど新鮮で本当に美味しかったです。
これからの北海道旅行では、うにも沢山食べるとしましょう。
 
 
 
甘エビも美味しかった。
美味しいエビの身って、甘いのよ。
「砂糖無しで、こんなに甘さを堪能出来るなんて、他の食材で思い浮かぶ?」というくらいの美味しさでした。
 
 
 
最後は、駅前にある、超有名店の、ラーメン滋養軒さん。
開店の15分前くらいに行ったのですが、平日にもかかわらず相当な行列でした。
 
 
 
 
ここの名物は、やはり塩ラーメン。
なんと、お値段は600円ですよ。
東京では、1000円超えのラーメンがデフォになっている現状で、美味しいラーメンが、このお値段って奇跡でしょ。
ボクは、あまりに申し訳ないので、もっと儲けて欲しいと思い、食べたくない餃子(400円)も注文しちゃいました(笑)。
餃子の方が、利益率高いはずなので。
 
 
 
 
出て来たのがこちら。
さっきの、まめさんラーメンよりも、もっとシンプルなビジュアル。
他のお店の塩ラーメンで見る、コクだしの油が全く浮いていません。
まるで、四万十川の水面のような透き通ったスープ。
「水清ければ魚棲まず」というワードがすぐに浮かんだのですが、果たして、このスープは美味しいのか?
 
 
 
 
 
一口飲んだところ、全く旨味は感じませんでした。
まるで、白湯を飲んでいるみたい。
「え!?塩だれ入れるの忘れてる?」と思って、お店の人にクレーム入れようかと思ったくらいの超薄いスープでした。
ただ、初めて食べるお店ですし、最後まで食べてから評価をしようと、食べ進めます。
 
 
麺は、中太のストレート。
加水率は高め。
ボク的には、塩ラーメンには、淡い味のスープを持ち上げてくれる、超細めのストレート麺が合っていると思うのですが、まめさんラーメンもそうでしたから、函館の塩ラーメンの麺は、この組み合わせが多いのでしょう。
これも十分に美味しかったです。
 
 
 
チャーシューも、先のまめさんラーメンと同じく、脂身の多めなバラ肉でした。
塩ラーメンには、これだけ芳醇な脂が楽しめるお肉が良いと思います。
さて、スープが全くあっさりし過ぎているのは、麺とチャーシューを含めて、スープを大方飲み終わっても、変わりませんでした。
 
 
「これが本当に函館ナンバーワンの評価の塩ラーメン?」と、何か、物足りない気持ちを抱きながら、お店を後にしたんですが、1分ほど歩いたところでしょうか。
ゲップしたら、喉の奥から塩スープの後味が込み上げて来て、口の中がほんのりと、ほどよい旨味に覆われた(笑)。
 
 
 
これって、お店の狙い?(笑)
 
 
 
思うに、普通の濃いめのスープだと、口に残る塩気をすすぐために、お水をたくさん飲むのですが、このお店のような薄いスープだと、お水はほとんど飲みません。
だから、食べ終わった後にこそ、旨味が拡がるのでしょうかね。
現在では、ボクの中のもう一度食べたいお店のリストの筆頭に挙がってます。
もちろん、塩だれを忘れたのかどうかを、改めて確認するために(笑)。
 
 
 
というわけで、最後は駆け足でしたが、6月の函館旅行記でした。
函館は、本当に大好きな街です。
美味しいものが沢山あるのはもちろん、今回は日程の都合で行けなかった、谷地頭温泉が特におススメ。
ぜひ、皆さんにも行って欲しい街です。