それでは、Perfume PLASMAツアーさいたま公演初日のMCレポです。
この日は、3人がInstagramアカウントの開設決定の瞬間がメインでしたので、そこをメインに書いていきます。
さいたまスーパーアリーナでのPerfumeライブは、2012年1月の「JPNツアー」以来。
あの時はアンコールで、3人で駆けっこをしたんですよね。
あ~:「10年前はさ、22か3で、『じゃ、あっちからステージまで、チョコラBB賭けて駆けっこしようよ!』とかやったんだよ。若かったわ。あの時は、まさか自分らが10年も続くなんて思ってもなくて。自分たちの流行りなんかすぐ終わると思ってたし。
だから、やれることは全部やっておこうと貪欲に頑張ってきたんよ」
ちなみに、2012年の時のスポンサーは、CMを務めていたキリン氷結さんでした。
あ~ちゃん、キリンさんに誤ってください(笑)。
あの時は、確かキリンさんの偉い方が会場に来ていて、あ~ちゃんが全くのアドリブで、「氷結さん商品出してください」の声に即答でOK出してレースが成立したんでした。
確か、あ~ちゃんが勝って、氷結1年分貰ったのでした。
「あ~ちゃん、お酒飲めないのに氷結貰ってどうするのよ?」と心配した記憶が残ってます。
ちなみに、この駆けっこは、「JPNツアー」の映像作品の初回限定盤の特典映像で観られます(もう正規品は売ってないけど・・)。
そして、Instagramアカウント開設決定のプロセスへ。
まずは、声出しとなった宮城公演の顛末を、回りくどく説明するところからスタート。
あ~:「実は、このツアーを始めてから色々と状況が変わっていくと思っていたんですよ。外国のアーティストの人たちもたくさんライブしてくれてるじゃん。
だから、(マスク止めて声を出す方向へ)変わるかもと思ったけど、変わらなかったね。
変えたいと思う人が多ければ変わっていくかもしれないけど、変えたくないという人の方が多かったのかな」
あ~:「宮城ではああいう形を取りましたが、残念な気持ちにさせちゃった日でもあると思ってるんです。
あの(2020年)2月26日、私たちから始まったのを(ライブ自粛)、ちょっとでも打破しようと思って。
私たちが全部変えられるとは思ってないけど、何かが変わればと思った日でした。
客席が32%しか埋まらないって分かった時、宮城県のルールで、50%以下なら声出しOKだったので、この日は(声出し公演にしようと)決めました。
あ~:「私たち、メンバーより少ない観客の時とかあったんよ。
だから、私たちはどんだけ傷ついても立ち直れるんよ。
流行りも変わりもあるし、人の気持ちも変わるし、今日が最後、今回が最後、今年が最後、って、いつ終わっても仕方がないって毎回思って生きて来てるから、32%って聞いても、何にも思わん。
でも応援してくれているみんなが、自分が応援している人が、たったこれだけしか支持されてないんか・・って悲しむのが・・」
あ~:「それは、私たちの実力不足だと思うのと同時に、お客様の気持ちに寄り添えてる?って思いました。
箱の名前は伏せますけど、あそこは本当にアクセスが悪い(観客大爆笑&拍手)。
あの会場は、大体のアーティストさんが土日でやる。
でも、ウチらの時は日曜日が空いてなかった。
仙台だけ1日公演は可哀想と思って、平日の金曜日も入れてくれるようにお願いした。
でも、仙台から電車でも遠い、タクシーに乗ってもそこそこかかる。
平日の夜7時に集まるのは難しい。それに気づけなかったことを一番反省しました」
あ~:「反省反省、涙涙で情けなかったですが。…来てくれる人がおるならって、そういうときに32%の人たちをどうやったら楽しませるかと考えて、逆転の発想で許可を取って許諾を取ってやったのが、あの宮城声出し公演でした。
あ~:「でも、集まってくれた人は本当に温かかった。
2年前まではこうだったって、すぐに細胞レベルで思い出した。
ライブ開始前に、みんなが、『かしゆかぁー!』『のっちぃ〜!』『あ~ちゃ〜ん!』って。
最初はみんなも、久しぶりなんで、なかなか声が出てなかったんだけど、そのうちにどんどん大きな声になっていって。
あんなに埋まってない箱でやるのは本当にロックです!」
ここからがやっと本題(笑)。
あ~:「もっとみんなの声に寄り添いたいと思ったんですよ。
これまでは、変わらないことが良いと思っていた。
でも、この2年半で変わらないといけないのかなあと思い続けていたこと、みんなが思ってることを理解したい
ファンクラブというのもあったんだけど、もっとパーソナルな部分でみんなと繋がりたいという話になったんですよ」
あ~:「それで〜(躊躇い) ……あのー(迷い)・・・・『Instagram』をね、始めてみるのはどうでしょうか?」
観客:「大拍手!」
あ~:「見る? 本当? フォローしてくれる? こういうことでみんなと、何でもないところで繋がれたら、みんなの気持ちに気付かないことは減るのかなって思って・・・本当にいいのかなあ・・?」
観客:「さらに拍手」
あ~:「え? 本当? こんなに反応が来るとは思ってませんでした!」
あ~:「実は、長い友達がいて、そのコがファンクラブ会員なんだけど、相談したら、インスタもTwitterも全部見るよ、何回も見にいけるよって言ってくれて。
そうか・・・・。
逆に言ったら、今のファンクラブの覗き方が非常に時間が掛かるという事が分かって勉強になりました」
観客:「大拍手」
あ~:「じゃ、今日やる?」
あ~:「(アカウント名)kashiyukaとか誰か使ってないよね?」
かし:「私以外にかしゆかを名乗る人がいるんですか?(女王様)」
あ~:「今すぐやめて! 本人のものなんで」
あ~:「でもさ、オフィシャルみたいなチェックマークつくのに時間かかるよね? 偽物だと思われたらどうしようか」
かし:「『本物です!』って書いとこ!」
実際に、アカウント紹介には、「本物」って書かれてあるのが有言実行過ぎて笑えるよね。
ライブも終わり。
最後の曲フリ前のあ~ちゃん。
このツアーで初めて、三つ編みにしていた髪の1つがほどけてしまう。
あ~:「今日、なんか爆踊りしすぎちゃって、三つ編みが取れちゃった!
貧乏パーマになっちゃった!
このヘニョヘニョ髪も今日だけです」
というわけで、この日のライブも無事に終了。
この夜から、PerfumeのInstagram個人アカウントが始まって、皆さんの楽しみが増えました。
ボクは面倒なことに巻き込まれないか心配なんですが、3人が楽しくやれるのなら、それで満足です。