【初聴き感想】 「Spinning World」 | Perfumeとグルメの日記

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木曜日に初オンエアされた、「Spinning World」の初聴き感想です。

MVも既に収録されてましたから、この曲が今回のアルバム、「PLASMA」のリード曲であり、最もアルバムの世界観を表した曲なんだろうと思って聴きました。

 

 

 

感想としては、「控えめに言って最高じゃないか」という感じ。

 

 

 

以前のWeb記事においての、このアルバムの紹介に、「都会的なシンセサウンドやファンク、ベースミュージックなどの多彩なエッセンスが取り入れられ、Perfumeの持つ“未来感”とともに、次々と形を変える音楽体験ができるアルバム」とありましたが、この1曲でそれを表しているといっても良いでしょう。

 

 

 

気になったところを1個ずつ挙げていきますと・・・

 

 

 

イントロが始まる前の、強面の声の「スピニンワール!(巻き舌)」

この台詞、イントロがカッコ良いので個人的には要らないと思っているんだけど(笑)、英語の台詞を入れてくるのは90年代にリリースされた、洋楽っぽい曲をやっていたお洒落目なアーティストの曲に多かった気がする。

これはこれで良いでしょう。

 

 

 

「Spinning World」のトラック自体は、聴く前は、シティポップなんだろうと思ってましたが、どうも違って、アシッドジャズっぽい感じ。

アシッドジャズは、黒人音楽のカテゴリーである、ファンクやソウルの要素が入っているので、同じカテゴリーの、エレクトロやダンスミュージックとも親和性が高く、実に聴き心地が良いですね。

時代的には、ロック・フュージョンなどの白人音楽満載のシティポップが流行った80年代というより、日本の音楽が黒人音楽の要素がどんどん取り入れて始めた、90年代の音楽に近い感じ。

いずれにしても、この1曲に、時代・ジャンル・国籍の色んな要素が詰まっているのが分かりました。

 

あと、気に入っているところは、曲がフェイドアウトで終わるところ。

ボクはこっちの方が、曲の余韻がいつまでも続くので好きです。

昔は、レコード(CD)の音作りが優先でしたから、フェイドアウトの曲は多かったのですが、現在はライブ優先で作る曲が多いので、こういう終わり方はほとんどありません。

こういうところも、90年代っぽい印象。

果たして、ライブではどういうアレンジに構成し直すのでしょう。

 

 

 

ということで、簡単ですが、「Spinning World」の感想。

粒の皆さんにも概ね好評のようですが、果たして世間一般には、どのように伝わるのでしょうかね。

ユニバーサルさんが公式Twitterアカウントにて、全国のラジオ局にリクエストしてくれるようにお願いされてます。

リクエストよろしくです。