中華そば 麦の夜明け | Perfumeとグルメの日記

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2月にオープンしたばかりの中華そばのお店、麦の夜明けさんに行ってきました。
お店の場所は、最寄り駅からかなり歩きますので、車かバスで行かれるのがよさそうです。
(ボクは駅から歩きましたが)
 
 
 
カウンター席に座りますと、目の前にお店のメニュー別に、原材料と産地が記されています。
こういうのを見ると、店主の揺るぎない自信を感じて安心するんですよねえ。
 
 
 
今回は、初めての訪問だったので、恐らくスタンダードなメニューだと思われる、帆立と山椒の中華そばにしました。
出て来たのがこちら。
非常に丁寧に盛り付けられているし、なにより、白醤油を使っているだけあって、スープが普通の醤油ラーメンより、うんと上品な色合いです。
 
 
 
 
 
スープを一口味わうと、帆立だけでなく、その他の魚介の風味と旨味がしっかりと前面に出ていて、その後に山椒の香りが、思っていたよりもしっかりと残ります。
優しいんだけど、自己主張の強い個性的なスープです。
 
 
続いて、山口県産「せときらら」の他、数種の小麦をブレンドして作った自家製麺を味わいます。
 
 
 
これが、麺を口に入れた瞬間に思わず微笑んでしまいたくなるほど、粉の風味が新鮮に感じられて、喉越しもスッキリとして、ちょっと只者ではないぞと思うくらい美味しい麺でした。
麺の表面が滑らかで、一瞬柔いのかと思わせておいて、実はアルデンテという茹で加減も、ボクのど真ん中の好みでした。
麺大盛りにすればよかったなあ。
 
 
 
鉢いっぱいに敷き詰められていたチャーシューは、ご覧のように箸で持つと千切れてしまうくらい柔らかい仕上がり。
適当に脂の乗ったモモ肉で、旨味はしっかりしてますが、こっちはスープを邪魔しない自己主張の少ないもので、これも好み。
 
 
 
メンマも全く筋を感じないほど柔らかく、とにかく、スープ・麺・具材と、どれも1つ残らず丁寧な仕事ぶりで完成度の高いラーメンでした。
ニューオープンしたお店では、近年でダントツでナンバーワンじゃないですかね。
唯一の欠点といえば、お店の場所くらいでしょ。
でも、こっちとしては、その方が長い行列が出来なくて良いんだけど。