さあ、いよいよ、今年のPerfume10大ニュースのTOP3の発表です!
まずは、3位から!
3位
東京五輪1年延期
開閉会式のプロジェクトチーム解散の結果、Perfumeの出演は絶望的に
そもそも、2020年は、我々とチームPerfumeにとって、希望溢れる年のはずでした。
7月24日に開会式が行われる予定だった東京五輪。
2016年のリオ五輪の閉会式の演出に、チームPerfumeの方々が起用されたことから、勝手に妄想と期待を膨らませていたPerfumeファンでしたが、2月2日の京セラドーム大阪公演の、最後のMCで、それが確信になったはずです。
あ~:「2020年はワタシたちが目指していた年です。
2013年、これがあってから(滝川クリステルがやった『おもてなしのポーズ』をやる)、ワタシたちの夢がハッキリと見えました。
そして、2020年、輝く年にしたいです。
自分たちの夢を叶える年にしたいです。」
これを生で見ていた人なら、Perfumeは必ず東京五輪に出演するのだと確信したはずですよね。
ボクも確信しました。
4Kテレビに買い替えることを強く決心しました。
でも、2月からの、新型コロナウイルス感染拡大からの、4月の緊急事態宣言。
東京五輪は1年延期が正式決定されました。
夏から秋にかけて元通りの生活に戻ったものの、また12月に入って、新規感染者急増。
1年延期になった、東京五輪も果たして、2021年に開催されるかは不透明な状況。
それに伴い、開閉会式のコンセプトも変わってしまったことで、MIKIKO先生をはじめとする、Perfumeに縁の深い方々が、このチームから離れることとなり、我々の夢は儚く消えました。
ウイルスの蔓延ですから、誰のせいであるわけでなく、だからこそ、今回の決定が非常に切なく、やり切れないものに感じるのですが、いつか、MIKIKO先生は必ず、Perfumeのライブツアーの中で、東京五輪で用いる予定だった演出を、何らかの形で採用させて来ると思っています。
その時を、首を長くして待つとしましょう。
そして、その時こそが、我々だけの、「東京五輪」なのですから。
2位
Perfumeの解散回避の全貌、ようやく判明!
その他、Perfume周りの新事実も判明。
ボクがPerfumeのファンになってから、早や12年。
Perfumeのこれまでの事で、一番興味があって、分からなかったことが、2006年夏から秋にかけて、コンベスリリース前後の、解散回避の顛末。
アイドルのファーストアルバムが、ベスト盤なんて、明らかに解散フラグだったはずなのに、その後に普通に、「チョコレイトディスコ」リリースしているし、翌年には、「ポリリズム」でブレイクして、この辺りのお話は闇の中。
Perfume本人たちも、この頃の事は、少しぼかして話すことが多かったですし。
でも、数年に一度、当時の状況を知る方々が、小出しにエピソードを話してくれて、少しずつ点が線になって来ていたのですが、これまでは、当時の所属レコード会社、徳間JAPAN側のエピソードばかりで、アミューズ側のエピソードが1つも出て来なかったため、なかなか空いたところにピースが埋まらなかったのですが、今年のドームツアーのグッズ、「LIVE DATA BOOK」に、Perfumeのチーフマネージャー、もっさんが当時のことを話してくれて、遂に、その全てが明るみになりました。
詳しくは、2月29日の、当ブログ記事、「Perfumeの解散危機回避の全貌が明らかになった」をお読みになると分かりますが、要約すると、
1、掟ポルシェさん、Perfumeのマネージャーから、「Perfumeが解散するかも」と相談される。
2、徳間のPerfume担当、長谷川さんが「コンベスが7000枚売れたら次を考えよう」と提案。
3、もっさん、会社に内緒でこっそり、「チョコ」をレコーディングさせる(2006年8月下旬ごろ)
4、大盛況だった、秋葉原のコンベスリリースイベントを、会社の上層部に見せつけ、解散回避の言質を取ることに成功。
簡単にまとめると、こんな感じだったようです。
あ~ちゃんがよく、「もっさんが私たちを繋ぎとめてくれたから、現在のPerfumeは在る」と話しますが、このエピソードを振り返ると、本当にその通りだったんですね。
当時、会社に内緒で行った、「チョコレイトディスコ」のレコーディングの費用は誰が出したんだろ?(笑)
なお、このPerfume解散回避の各エピソードは、この8年間で4回記事にしています。
興味がある方は、以下のリンクからお読み下さい
また、今年は他にも、Perfumeに関する新事実が明らかになりました。
のっちが加入するまで、ぱふゅ~むのメンバーだった、かわゆかこと、河島佑香さんが、自身のブログで、アクターズスクール広島時代の、あ~ちゃんとかしゆかとの関係を書いてくれました。
そして、ダンスが苦手で、歌に没頭したかったから、ぱふゅ~むを辞めたことも。
彼女が辞めたから、のっちが加入出来たわけで、もし、かわゆかさんがダンスがキレキレだったら、果たしてどうなっていたのか・・・。
あと、2006年に行われた、武蔵野美術大学の学園祭ライブは、当時ファンだった、この学校の学生が、企画、ステージ設営、ブッキングからギャラの交渉に至るまで、1人で行ったという事も判明しました。
大学生1人で呼べちゃうPerfumeって、アミューズもユルかったんだな。
当時、Perfumeのギャラって幾らだったんだろう・・?
1位
Perfume史上初の、オンラインフェス 『“P.O.P”(Perfume Online Present)Festival』大成功!
Perfumeファンの前に、ライブの未来像を提供する
周年イヤーの今年、ステイホーム期間の停滞を打ち破るように、9月に入ってから、「Perfume 15th & 20th anniv with you all」と銘打ったアニバーサリー最終章となるプロジェクトを怒涛のごとく、続々と発表。
・ ドームツアーのDVDリリース。
・ 「Reframe」の映画上映。
・ 2年半ぶりのシングル、「Time Warp」。
・ Perfumeのリアル脱出ゲーム、「Perfumeの隣の部屋からの脱出」
・ 結成20周年記念のグッズ販売
「Perfume 15th & 20th anniv with you all」と銘打ったイベント。
たった1ヶ月で、こんなに沢山のイベントを行うなんて、打ち上げ花火上げ放題で、あざまる水産でした。
そして、そのメインイベントは、9月21日に行われた、Perfume史上初の、オンラインフェス 『“P.O.P”(Perfume Online Present)Festival』でした。
当日は、パソコン(スマホ)の中に、幾つものブースがあって、オンライン上に様々な世界が構築されてありました。
そして、現実世界のフェスと全く違うのは、どこのブースに入っても、必ずPerfumeがいる。
まさしく、「Perfumeフェス」。
ただ、各ブースごとに違うチャンネルの3人が観られるのは嬉しいけど、タイムテーブルが微妙に被ってるから、どこに行くか迷って忙しい。
ここは、現実のフェスと同じにしてある。
つまり、Perfumeのみを楽しめる、「Perfumeランド」だったというわけです。
そして、メインイベントは、Perfumeのライブ演出をデジタル技術面で支え続けているライゾマティクスとのタッグで作り上げた、「Perfume Imaginary Museum “Time Warp”」と題したオンラインライブ。
2月26日、中止になった東京ドームの映像から始まって、「もう一度あの日から始めよう」という3人の声。
そして、1曲目が、ドームツアーのセットリストと同じ、「GAME」。
これには、思わず身震いした方も多かったのでは。
あの日、我々が東京ドームに置いてきた忘れ物を、Perfumeが届けてくれたようなライブでした。
Perfumeのライブは、生で観るのはもちろん素晴らしいですが、ライゾマティクスの、オンライン上だからこそ出来る映像演出をバックにしたライブにも感嘆しました。
この日のパフォーマンスの全てが、コロナ渦における、Perfumeのライブの起点になる可能性があると、心から思いました。
今回のオンラインフェスは、有料・無料ブース合わせて、総来場者数は、118457人と大盛況。
2021年、もしかしたら今よりもっと、人が集うことが難しくなるかもしれない。
でも、これまでのライブの形態にこだわる事なく、新しいライブの形式を見出せば、幾らでもやり方はあるのではないか。
かしゆかが、オンラインライブ終わりのMCで話した、「可能性はまだまだ探せばたくさんあるんだなと思いました」の言葉が、心に響きました。
今回のPerfumeのオンラインライブを観て、きっとその可能性を追求してくれるのだと確信しましたので、これを1位にいたしました。
今年の、Perfume10大ニュース、いかがでしたでしょうか
新型コロナウイルスに翻弄された2020年でしたが、来年は必ず良い年になるでしょう。
すでに、各アーティストのライブの予定も数々発表されています。
Perfumeのツアーにも期待したいところです。
このブログを読んでくださったアナタと同じ空間で、Perfumeのライブが観られる日が来ることを祈りつつ、今年の10大ニュースを終わります。