【風来房・セアブラノ神・ラアノウミ】 京都の担々麺食べ歩き | Perfumeとグルメの日記

Perfumeとグルメの日記

Perfumeと食べ歩き(主にラーメン)が好きです。
この2つのテーマについてのエントリーが中心です。

久しぶりの、家系以外のラーメン記事です。
家系以外の地元のラーメンも食べてはいたのですが、出来れば同じ系統のラーメンを纏めてアップしたかったので、ちょっと間が空いてしまいました。
今回は、担々麺で纏めてみました。
 
 
 
それでは参ります。
まずは、JR長岡京駅から歩いて10分くらいの、つけ麺の風来房さん。
以前、家系の記事で紹介した町田商店さんの近くにあります。
ここは相当な人気店なんで行列必至。
夜の部の営業時間すぐの、18時過ぎに着いたのですが、ほぼ1時間待ちでした。
(お店の写真は帰り際に撮ったもの)
 
 
この日のお目当ては、毎年7、8月の夏の期間のみ販売される、「青龍」という名の、冷やし担々麺なんです。
「え! 夏だと⁉」とお思いの皆さん、はい、夏なんです。
もはや記憶も朧気ですが、確か1時間も暑い中並んだら汗だくでした。
お店にようやく入れて、力強く「青龍」をコール。
10分弱で出てきました。
 
 
 
非常にシンプルなビジュアル。
ゴマとピーナッツがたっぷりの冷たい坦々スープの上には、甘辛い肉みそが、これでもか!とばかりに乗ってます。
具材は、水菜と姫竹(メンマより柔らかい。笹の若芽)のみ。
 

麺は、肉みそがたっぷりと持ち上がる、細めのストレート。
麺が持ち上げた、甜麺醤で甘めに仕上がった肉みそが、ラー油とゴマペースト(芝麻醤も入ってると思う)のピリ辛スープと合わさって、バランスの取れた味わいになります。
麺もモチモチとして、実に旨い。
 
 
やはり、肉みそをたっぷり口に入れたいので、麺と一緒にレンゲによそってから、口に入れました。
 
 
 
担々麺といっても、ゴマの味と風味が全面に出ているので、それほど辛くありません。
むしろ、辛くない冷たいスープですから、外で並んで、たっぷりとかいた汗がスッキリと引きました。
 
 
たっぷりと乗った、姫竹も柔らかくて美味しいんです。
最近のラーメン屋さんは、メンマよりもこっちを使うお店が増えてますね。
どうやら、メンマと違って、タケノコではないので、茹でても灰汁が少なくて、調理が簡単らしいです。
メンマより柔らかいのが好きですね。
風来房さんの夏の冷たい限定麺。
暑い夏にぴったりです。
また、来年の7月に行きましょう。
 
 
 
代わっては、セアブラノ神さんの、8月限定の、広島つけ麺です。
日付が、8月29日(笑)。
 
 
「辛さはどれくらいにしましょうか?」と聞かれたんで、遠慮して、3にしときました。
「3でも相当辛いですけど・・」と止められて、ちょっとご立腹。
こっちは広島で、30辛を食べているので、本当は5でも平気なんですが、夏に辛いのを食べると汗だくになるのが嫌なんで、3で留めたのですよ。
まあ、いいけど・・。
 
 
 
出て来たのがこちら。
 
 
広島つけ麺のつけ汁は、醤油ベースのスープに、たっぷりのラー油と唐辛子、白ごまを混ぜて、ヒーヒーの辛さに仕上げたものです。
これ、唐辛子たっぷりだから、麺を上手くすすらないと、唇に付いてヒリヒリと痛むんです。
こっちは、そこまで経験済みなんだよ。
でも、汗かきたくないから、3に止めたんだよ(しつこい)。
 
 
 
 
麺は、少し太目で白っぽくて、モチモチとした味わい。
他に具材は、チャーシューと白ネギに、キャベツが入ってるのがデフォ。
これを全て、辛いつけ汁に入れて、麺を食べると、唐辛子の直線的な辛さが刺激的に口に刺さります。
本当に辛くて、すぐに汗をかくのですが、食べ進むにつれて、辛みが癖になり、やがて汗さえ爽やかに感じるほど、食べ終わりはスッキリとした体になります。
 
 
ただ、麺を一気にすすり上げると、素人はたいていむせます(笑)。
ボクはベテランなんで、静かに口にたくし込むように入れて、一息もむせる事もなく、無事に食べ終わりました。
最後に厨房の方へ。
最初は全然辛くなかったのに、底に溜まってるのに気づいてかき混ぜた途端、辛さが5倍くらいにハネ上がったぞ。
唐辛子などの辛み成分は、よく混ぜてから提供しておくれ(笑)。
 
 
 
最後は、最近オープンしたばかりの、ラアノウミさんです。
ちょっと、カフェ風の装飾ですが、ここは広島名物の汁なし担々麺メインのお店です。
 
 
 
 
メニューは、辛さのラー油(辣)メインの、ラアノウミ。
痺れの花椒(麻)メインの、マアノウミがありますが、本場の広島でさんざん食べて来たボクは、汁なし担々麺は、「痺れてナンボ」だと思ってるので、もちろん、マアノウミを注文。
ここでも、「辛いけど大丈夫ですか?」と尋ねられたんだけど、そんなにアタシは辛いのが苦手な顔してるのかね?
出て来たのがこちら。
 
 
麺の上には、たっぷりの花椒。
さらに、肉みそに干しエビ、青ネギ。
なぜか、しば漬けも乗ってます。
京都を意識してるのかな?
それとも、食感の違いを出すためかしら?
30回以上、たっぷりとかき混ぜていただきます。
 
 
 
麺は細めのストレート。
しっかりとタレを持ち上げてくれます。
ラー油の辛みは控えめで、花椒の痺れはしっかりと味わえて、広島の汁なし担々麺を楽しめました。
辛さは自由にカスタマイズ出来るようなんで、今度行く時は「痺れMAXにしてくれ」と言ってやろうかしら。
ていうか、汁なし担々麺を食べに、広島に行きたくなりました。