皆さんそれぞれに、Perfumeのアルバムごとに、個人的に一番好きな曲がそれぞれあるでしょう。
ボクにもそれはあります。
例えば、「GAME」の中でいうと、「セラミックガール」です。
Perfume史上、最高のセールスを記録した出世作で、オリジナルアルバムでありながら、収録曲の全てが捨て曲無しの、究極のベストアルバムといっても過言ではない傑作ですが、この中でも、圧倒的に好きなのが、この曲なんですね。
この曲のどこが良いかというと、他の収録曲の歌詞は、30歳を過ぎた現在でも違和感なく歌えるのに対し、この曲の歌詞は、「東京の女の子みんなが当たり前にやっているファッションや恋愛に臨もうとするも、そこに順応出来ず、何か違和感を感じる自分」を「セラミックガール」となぞらえる、当時19歳の広島出身の彼女たちが歌うからこその、リアルさと瑞々しさがあるからなんです。(あくまで個人的感想)。
上京して15年を超えて、30歳を過ぎた現在の彼女たちは、もう立派に東京の全てに順応出来ているのでしょう。
完全なノスタルジックな思い出補正な、ナンバーワン認定ですわ(笑)。
ところで、この曲のサビ、「セラミッガ!」のところで、親指・人差し指・中指の3本立てて、掌を前に向ける振りをみんなでするのだけど、2008年の「GAMEツアー」の大阪公演では、もっと細かく3つくらい違う振りをレクチャーされたのですよ。
その日は、細かすぎて誰も完璧にやれなかったのだけど。