Perfumeの 「 Reframe 2019」は、「2020年ドームツアー」の布石なのだ!? | Perfumeとグルメの日記

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Perfumeと食べ歩き(主にラーメン)が好きです。
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昨日の「Perfume Locks」はお聞きになりましたか。
「Reframe 2019」の千秋楽公演が終わった後、楽屋で収録して、なんと、MIKIKO先生がスペシャル出演という神回でした。



そこで、「Reframe 2019」について、「再演という建前だから、2018でやった内容と半分くらい同じようにしようと思っていた」という発言があって、ちょっとビックリ。



実際は、打ち合わせの段階で、どんどんアイデアが飛び出して、去年と被る演出は、全体の1割くらいだったみたいですが、アイデアが出なかったら、ほぼ去年やった内容を踏襲するライブだったんですね。



そこで、今年と去年のセットリストを比べてみました。



「Reframe 2019」

1. DISPLAY
2. VOICE  
3. FUSION 
4. edge
5. シークレットシークレット 
6. 無限未来 
7. Dream Land 
(MC)
8. Challenger



「Reframe 2018」

1. DISPLAY
2. Butterfly
3. シークレットシークレット    
4. エレクトロ・ワールド        
5. FUSION        
6. 願い
7. 無限未来     



普段のツアーでは、ほとんど採用されてない、「DISPLAY」の重宝されぶりが、少し笑える。
この曲、真鍋さんが好きなんかね?(笑)



冗談はさておき、ちょっと気になるところがありました。
赤字で表したのが、2019で新しく採用された曲です。



「Voice」と「Dream Land」。
この2曲に共通するものはなんでしょう?




答えは、




「過去のドームライブで歌われた曲!」





「Voice」は、2010年の東京ドームライブの、衣装替え直後、後半の1曲目を飾った曲。
「Dream Land」は、2013年の、『LEVEL3 ドームツアー』のエンディング曲。
ついでに挙げると、2年とも採用されている、「シークレットシークレット」は、2010年の東京ドームライブの1曲目です。




『人間の行動の全てには、必ず根拠がある』と普段から思っているボクは、こういう妙な符合には、すぐに飛び付いちゃいます。
(もちろん、必ずその通りになんだと、頑なには思ってませんが・・笑)



日本全国、アリーナレベルの会場が慢性的に不足の現在、アーティストがドームでライブをやろうと計画したなら、必ず2年前には、予約を済ませておかないと、会場が押さえられません。



ということは、2020年初頭のPerfumeのドームツアーは、2017年の後半には、アミューズの年次計画に挙がっているはずなんですよ。



そもそも、今のPerfumeのライブの総合演出を担っている、ライゾマティクスさんが、初めてPerfumeのライブの演出を手掛けたのは、2010年の東京ドームライブ。
(あ~ちゃんが風船を割る演出)



2020年は、ライゾマティクスさんが、Perfumeのライブに携わるようになってから、記念すべき、10周年のイヤーなんです。



という事は、「Reframe」という、その時点での、ライゾマティクスによる最新テクノロジーを反映させて、Perfumeの実験的ライブを行った、2018年3月の時点で、既に、2019年にベストアルバム発売が、さらに、そのベストアルバムを基にした、2020年のドームツアーをも、内々には決まっていたはずだと推測しても良いのでは?



東京のビジネスは速いですからねぇ~(笑)。




という事で、ボクの完全なる独断専行で予言しますならば、




「2年間の『Reframe』は、ライゾマティクスに感謝の意を込めた、2020年のドームツアーの布石の為に行われた」




もう、これしか思い浮かびませんよ。
恐らく、来年のドームツアーの演出は、ライゾマティクス祭りになると思われます。




2010年の東京ドームライブからの、ライゾマティクスさんの演出の集大成を魅せることでしょう。




2021年以降、また「Reframe」が行われるかは、全く分かりませんが、ボクの予想では、今年で終わりになるように思います。
(もちろん、アミューズさんとPerfumeの、年次計画の結論次第ですが)




そして、ライゾマティクスさんとも、2020年を境に、もう一度、Perfumeのライブとの関わり方を考え直すような気がします。
つまり、2020年をもって、全てのPerfumeのライブを見直すようにすると思うのですよ。




それは、最近になって、Perfumeが唱えるようになった、「常駐公演」というワードを聞いて、そう思うようになりました。
このワードを聞いて、ボク自身の頭で考える、理想の「常駐公演」ですからね。



だからといって、ライゾマティクスさんによる、Perfumeライブの演出が無くなる事はないとは、思ってます。




なんとか、アミューズさんには、一日でも速く、Perfumeに、『永遠のハコ』を与えてやって欲しいところです。