【ネタバレ有り】 『Reframe2019』感想 | Perfumeとグルメの日記

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Perfumeと食べ歩き(主にラーメン)が好きです。
この2つのテーマについてのエントリーが中心です。

Perfumeの実験的ライブ、その名も、『Reframe2019』。



運良く、その初日にチケットが当たりましたので、新装なった、LINE CUBE SHIBUYAで観て参りましたのよ。



中には、Perfumeと繋がりの深い方々からお花が。
シットキングスさんからも来てましたよ。
12月に、ここで単独ライブをやるみたいです。



なんで、an・anはパンダを選んだんだろう?
そして、大日本印刷さんの社長とは、何の繋がりがあるんだろう?(笑)



さて、ここからは、『Reframe2019』において、重大なネタバレがあります。
このライブのチケットを取れなかった皆さん、あと、諸般の事情で、Perfumeのライブ会場に来られない方々に向けて、書いていきたいと思います。



もちろん、Perfume陣営からネタバレ禁止の令がありましたので、それを踏まえて、良識の範囲で、この日のパフォーマンスを語りますが、ただ、それさえも拒否する方々は、これ以後は読まないで下さい。
ここでお別れです。




さあ、ネタバレOKな方には、ここから、ある程度までは、お話していきますね。




この日の座席は3階席。
A席しか当たらなかったもんで。
しかも、家にメガネを忘れてくるという大失態。
「こりゃ、何も見えんぞ!」と落ち込みましたが、蓋を開けてみるや、音と映像の演出がメインでしたから、見えなくても、ちゃんと感じることが出来ました。




このライブのテーマは、「過去から未来へ」という事で、Perfumeがデビューした2000年から現在に至るまでの、様々な映像がスクリーンに何度も映し出されてました。



スクリーンに次々に映る、メジャーデビュー以後の、過去のシングルのジャケットに合わせて、その曲の決めポーズを次々に取ったり、また、過去のワンマンライブやツアーの映像に乗せて、そこでやった曲がメドレーで流され、Perfumeが踊っていくというのもありました。
(一番古かった映像は、2004年の『~Play a trick on YOU!~』だったっけ?)



そこで面白かったのが、曲のテンポが速くなったり遅くなったりしたんだけど、ちゃんとPerfumeがテンポを合わせて、なおかつシンクロを崩さずに踊るのね。



倍速で、『Cling Cling』も面白かったけど、ボクの一番のお気に入りは、半分速の、『だいじょばない』でした。
プロの業って、凄いね。
ぜひ、ここは集中して、息止めて観て欲しい。



映像演出としては、我々が過去のPerfumeライブで目の当たりにした、ライゾマティクスの映像演出の改良版を提供したという感じ。
『Reframe 2018』でもやった曲を、この日もやったんだけど、その影の演出を見ると、かなり芸が細かくなったように感じた。



あと、ステージの真ん中で、のっちを一人で歌わせて、他の二人が、周りを360°回りながら、モーションキャプチャー用のカメラで撮影した映像をリアルタイムでスクリーンに投影していたというのもあった。



また、ある曲では、舞台でパフォーマンスするPerfumeの足下に、装飾された二重の光の輪が描かれたんだけど、それが、Perfumeの手足が動くごとに反応して、同じように動くんです。
それも、一つ一つの輪が、手と足を動かす度、別々に連動して動くんですよ。
これは、ちょっと感動した。




そして、この日のセットリストですが、1曲目からして、かなり意外な曲から始まったくらいでして、いわゆるライブの定番曲は、ほとんど無くて、むしろ最近全然やってない曲が多かったでしたね。
ベストアルバムに収録されてない曲までやった。
なんかの罪滅ぼしなんかね(笑)。



その中には、6年ぶりにやった曲があったんだけど、3人の歌声を聴いているうちに、不覚にも泣きそうになった(笑)。
あの時は、全然そんな風に感じなかったんだけど、ボクが年取ったのかね?
それとも、Perfumeの歌の表現力が上手くなったのかな?




あと、ここだけネタバレさせて!




新曲、『Challenger』の振り付けが1コーラスだけ見られます。
Perfumeと中田ヤスタカの出会いの曲という事を、MIKIKO先生が忖度したのか、この曲の振り付けは、めちゃくちゃインディーズの頃のPerfumeみたいです。



少なくとも、ここ数年の大人の女性の様式美を取り入れた振り付けでは全く無く、しいて例えるなら、『リニアモーターガール』の成分が相当多めでしたね。
10代のPerfumeが踊っているかのように見えちゃいました。



あと、Bメロの振り付けで、3人が「PPPH!」の動きをやってましたから、次のライブの時は、観客全員で、動きと声を揃えて、「パン!パパン!ヒュー!」って大合唱するようにとの、MIKIKO先生からのお達しなんでしょう。





本編の感想はこんな感じです。
ライブ終わりに、最初で最後のMCがあったのですが、そこで、あ~ちゃん爆弾発言。




あ~:「LINE CUBE SHIBUYAさんのこけら落とし公演ですから、色んなアーティストさんたちに短い期間で回していけば、もっと盛り上がるのに、『Perfumeのライブを半月やって良いよ』と言ってくれた、LINE CUBE SHIBUYAさんは、『SO CRAZY!』です」




翻訳すると、「LINE CUBE SHIBUYAさんは、キ××イ」という事なんですな(笑)。




という事で、『Reframe 2019』の感想でした。




去年はチケット取れなくて、MC無しの1時間ライブは、今回が初めてだったのですが、思っていたより良かったね。
Perfumeの常駐公演は、こうあるべきだと思った。



『Reframe』の1ヶ月公演なら、全ての日、必ず満員御礼だと思いますよ。