【東北旅行記番外編 ①】 佐野ラーメン@ 森田屋、太七 | Perfumeとグルメの日記

Perfumeとグルメの日記

Perfumeと食べ歩き(主にラーメン)が好きです。
この2つのテーマについてのエントリーが中心です。

先日アップした東北旅行記の番外編です。
台温泉からの帰り道、去年食べて、自分の好みにバッチリ嵌まった佐野ラーメンをもう一度食べたいと、栃木県の佐野に向かいました。



途中の乗り継ぎで一ノ関駅で降りて、いくら、かに、ウニがたっぷり乗った海鮮三色弁当を買いました。
海の恵みをこれでもかと味わえるお弁当は、実に贅沢な味わい!
朝食には豪華過ぎる弁当を食べながら東北本線の列車に揺られて、佐野駅に向かいました。




お昼前に、宇都宮駅に降りました。
佐野駅に向かうには、両毛線に乗り替えるのですが、両毛線は1時間に1本。
時間が少しあります。
では、駅から出て、宇都宮名物の餃子を食べましょうか。
宇都宮で餃子を食べるのは初めてだったので、一番の有名店の、宇都宮みんみんさんに行きました。
見事に餃子しかメニューがないんですよね。
下の写真の、焼×2、水×1の790円のセットにしました。



7分ほど待って餃子がやって来ました。
お皿にキチンと整列して並べられた焼き餃子さん。
焼き目が綺麗です。
食べると、しっかりと焼き上げた皮がパリパリで、中身には野菜がタップリで、肉汁がしたたるほどです。




代わって、水餃子ですが、皮が滑らかにスルッと口に入ります。
中の具材も、もちろん美味しいですが、水餃子の旨さは、やはり皮のプリプリ、モチモチとした食感ですね。
「焼き」と「茹で」の両方を味わえて、実に満足でした。



これまで、ボクの中での、「マイベスト餃子」は、圧倒的に餃子の王将で、宇都宮と同じくらい有名な浜松餃子でさえ敵わなかったんですが、今回、宇都宮餃子を食べて、ボクの中の「マイベスト餃子」が、このみんみんさんの餃子になりましたよ。
実に美味かった。



さて、宇都宮駅に戻り、両毛線に乗り換えて佐野駅で降り、約15分ほど歩いた所にある、森田屋総本店に向かいました。



並ラーメンを注文。
出てきたのがこちら。


まさに、シンプル・イズ・ベストな、昭和のラーメンのビジュアル。
佐野ラーメンは、青竹を使った手打ち麺が特徴なんですが、やや太めの麺は、噛みごたえのある、モチモチした食感を存分に味わえます。
おまけに、この縮れが、旨いスープを上手くすくい上げて、口の中に運んでくれます。





鶏ガラで採った、あっさりとした醤油スープに、恐らく何種類かの魚節が合わさっていて、後味のコクが効いてます。
実に旨いスープ。



この他、モモ肉のチャーシューも、ジューシーで肉厚で、実に旨い。
「スープ、麺、具材」と、どれをとっても大満足の旨さでした。



森田屋さんを出て、近くにもう一軒美味しいお店があるそうなので、膨らんだお腹を抱えながら向かいました。
縁一杯の青ネギが浮かんだ、青ネギラーメンが名物の太七さんです。




関東の方には馴染みがないかもしれませんが、京都の名産品には、日本中に誇る九条ネギがあって、ボクは、この九条ネギが日本で一番旨いネギだと思ってます。
だから、僕ばかり無類のネギ好き。
もちろん、青ネギラーメンを注文しました。
鉢一杯のネギに圧倒されます。
何把分のネギなんだろ?
そして、このネギは、どこのネギなんだろ?(笑)



さっきの森田屋さんのスープよりも、かなりあっさりとして、魚介類の成分は全く感じず、透き通ったスープは、鶏ガラ主成分で、豚骨が少し加わっているように思えました。
麺は、佐野ラーメンの特徴そのものの、太めの縮れ麺でした。
ネギ好きには、嬉しい一杯でした。