年代を問われて、それに我々が声を挙げていくものだったのですが、その調査の結果がなかなか面白いものになりました。
あくまで、ボクの耳に聞こえた声のボリュームで判断した結果ですが、金曜日と土曜日で大きく違いました。
金曜日(電気グルーヴの日)
10代: 10%未満
20代: 15%強
30代: 30%
40代: 30%
50↑: 15%強
土曜日(チャットモンチーの日)
10代: 20%弱
20代: 20%強
30代: 25%
40代: 25%
50↑: 10%強
アンケートを取った、かしゆかが一番驚いたのが、金曜日の10代の圧倒的な少なさと、相変わらずの40代以上の多さ(笑)。
開演時間が午後8時で、帰りが遅くなるというのがネックになったのかもしれないが、昨年のドームツアーの時は、若い人ばかりだったのが、まるで噓のようなアンケートの結果でした。
よく言われる、観客とアーティストの関係って、『観客の年齢=アーティストの年齢マイナス10歳』が一般的です。
Perfume以外の20代アーティストのライブの観客の中心層は、10代から20代というのが当たり前の光景ですが、広い幕張メッセにこだまする、中年男性の雄叫びの迫力には、ボクも驚いた。
でも、冷静に考えると、Perfumeがブレイクしたのは、今から10年前。
その頃からファンだった人がいたとして、その頃の20代は、今は30代だし、その勘定でいくなら、観客席に40代や50代が沢山居る事は当然の景色ですよね。
ましてや、Perfumeファンの50代なんて、彼女たちが出演する、あちこちのフェスに行って、ある種の道場破りを体験しまくっているのですから、世間一般の50代とは全く異質な方々でしょうね。
「50代の皆さん、大丈夫ですか?」と、ありきたりな気遣いを見せた、かしゆかに、「(ここの)50代なめんなよ!」と言い放ったあ~ちゃんは、やはり『Perfumeファンが如何ほどなものなのか』をよく理解していらっしゃって頼もしい限りでした。
この計算で行くと、9月の平日に開催される対バン追加公演も、また中年祭りなんでしょうか。
平日だから、開演時間をある程度遅く設定しないとお客さん来れないし、かといって、今回のような時間設定にすると、若い方々は来られない。
この辺り、アミューズは今、頭を悩ませているのではないでしょうか。
あっ、アミューズは、今もっと悩ましいことがあったんだった(笑)