『TOKYO GIRL』 デイリーチャート初日売り上げ | Perfumeとグルメの日記

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2/15にリリースされた、Perfumeの新曲、『TOKYO GIRL』の初日のデイリーチャートの売上と順位がオリコンさんより発表になりました。


初日は、29926枚を売り上げて、HKT48さんに次いで2位に位置しました。
順位は予想通りだったのですが、売り上げ実数は、近々3作と較べて、予想を大幅に超えるダウン幅。
このペースですと、初動週は、5万を大きく割るのは確実となり、今回から、初めてCDリリースより1週間早く、配信リリースを始めた影響が諸に出た結果となりました。


       Cling       Relax      STAR      TOKYO

火   48,008    37,498     41,516    29,926

水   10,787 * 9,120   * 9,900   ***

木  *5,152   ***   * 4,935   ***

金  *3,305   *5,795  *2,762   ***

土  *2,952   ***    *2,782  ***

日  ***     ***    *3,801  ***


計  70,104     59,113     65,696   ***
週  73,425     61,683     65,936   ***



これは、前作の『FLASH』が配信のみのリリースで、主題歌となった映画のヒットとの相乗効果で、予想外の大ヒットとなり、この曲を聴いた、配信の主な顧客層の10代から20代のファンが、その後のPerfumeのドームツアーにたくさんやって来た事から、彼らに向けて、今回からの配信先行リリースに繋がったのでしょう。



実際、『TOKYO GIRL』の配信チャートは非常に好調で、テレビドラマ『カルテット』のエンディング曲に首位こそ譲ったものの、リリース初週は2位。
2週目も、今のところデイリーチャート4位と健闘。
カップリング曲の『宝石の雨』もTOP40入りし始めております。



これだけ配信が好調という事は、その分、CDというメディアの売り上げが落ちるのは当然でして、Perfumeのファン層が若くなればなるほど、これからのCD売り上げの数字は落ちていく一方なのでしょう。



ただ、ボクが思うに、これは逆に、これまでの音楽ビジネスの収益構造を変える大きなチャンスだと肯定的に見ております。
CDメディアが売れないのなら、もうメディア自体を売る事を止めて、基本的に新曲は公式YouTubeチャンネルで無料サービス。
気に入った人には、配信で有料ダウンロードしてもらい、後は、ライブに来てもらって、お金を落としてもらう。



これだと、リリースの順番待ちをしなくてもよいから、アーティスト側は曲が出来た時に好きなだけ、ユーザーに発表出来るし、他にも同じ曲の未完成バージョンや、アレンジ違いなど、全てのリリースが柔軟に対応出来るので、例え無料でも、アーティスト側に損は無いと思うのですが。



ただし、映画やドラマ、CMなどのタイアップをしているアーティストに関しては、上記に対応出来なくて、Perfumeについては、まさしくタイアップ中心の楽曲リリースが続いてますから、新曲をタダで配る事はないのでしょう。