チャートバスターズRとPerfume | Perfumeとグルメの日記

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Perfumeと食べ歩き(主にラーメン)が好きです。
この2つのテーマについてのエントリーが中心です。

「チャートバスターズR」といえば、Perfumeがブレイク前からお世話になっている、RKB毎日放送の音楽番組です。

九州のローカル番組でしたが、ファン有志が、昔のこの番組の動画がたくさんネットに上がってくれて、ブレイク後にこれを見ることが出来たことを、今も個人的に感謝いたしております。

Perfumeの凄いところは、過去に出演したあらゆる番組が、ファンの手によってネット上に上げられて残っていること。

色んな理由で削除されることさえなければ、恐らく全ての出演動画が見られたのではないでしょうか。

これは、他のアーティストには決してないことなのですよ。

 

 

さて、そんな、チャーバスですが、先月のPerfumeの福岡のドームライブのタイミングを見て、このチャーバスの、恐らくディレクターかプロデューサーの偉い人が、Twitter上で、過去を振り返って、その時のエピソードを投下しておりました。

今日はそれをご紹介。

太字がツイートの本文。

ただし、Perfumeに関する部分以外はカットして抜粋、編集を加えてあります。



こけ父@teraitaru

 

あれから10年。perfume福岡ドームおめでとうございます。 一時期Jポップの歴史に立ち会えたことは忘れられない思い出です。 当時コンベス盤へのあーちゃんの書き込みウケたなあ。

 

 

コンベス発売時にソウルバード(旧ブルーノート福岡)を借りて公録。お客さんはたぶん20人くらい。しかし途中で入ってきた坊主頭のお兄さんがずっと入り口あたりで踊ってた.。

サインはふとっぱらでもらった。

コンベス以降のリリースは決まってなかったんでちょっとでも盛り上げたかったし3人のやる気につながればなあと。まあセールス的に大した追い風にはならなかっただろうけど。 ふとっぱらでの打ち上げで大学進学て話出てて、売れなかった時の保険的なニュアンスだったような気がする。

 

 

「コンベス」リリース直後に行われた、この収録は、Perfumeの将来が一番暗い時期で、本人たちはそのことに気づかないフリをして、毎日活動していた事が、最近の彼女たちの話から推測された頃。

ツイートにあるように、福岡といえど、公開収録に20人しか集まらない時点で、今後の行く末が十二分に危ぶまれるレベル(笑)。

でも、このライブの動画を探して見てもらったら分かるのですが、この頃には既に、歌とダンスろMCと、全てにおいて、今と同じくらいのライブスキルを誇っているのが分かるはずです。

見たい人は、『Perfume・2006』などのワードから検索してください

 

 

その後ファンサービススイートのリリースが無事決定、キンモクセイ時のシリーズでやってたポップス専門学校に ゲストで出てもらった。ぱふゅ初見だったベース白井くんがいたく感激し打ち上げで熱く語り、3人が若干引き気味だったのは良い思い出。白井くんいい奴。打ち上げはまたまたふとっぱら。

 

ファンサービス二発リリースで解散の不安もなくなった頃、ニューシングル発売の報が。CMに使われることも決まりこれまでにない盛り上がりを実感。

 

公録ラストのミニライブ、セトリは3人が自分たちで決めていた。リハの時になぜかキンモクセイの「二人のアカボシ」を歌ってたなあ。アンコール用の曲なにがいいか訊かれてPSPSリクエスト。オープニングのエレワは田畑リクエストだったと後で知ったw

 

カメラマンはX JAPAN命の岡崎さん。 真っ正面からの1カメ体制でしたが素晴らしいカメラワーク。ライブのカメラはセンスない人がやると目も当てられない感じになるが演者と息があうと 1カメでも不足なくむしろ臨場感あり。一応ステージ袖から引きカメも回したがほとんど使わず。

 

ミニライブ本編はただただ素晴らしく、楽しかった。あの時期、その様子を語るのに多幸感という言葉がよく使われたがまさにそんな感じ。「(ファンサービススイートが)ヤフオクに出されとるらしいよ」「誰が出すんかねえ?」と言った広島弁丸出しトークもダレ場ゼロ。可愛くてカッコよく面白い。完璧。

 

 

しかし今になってみると、ミニライブだけじゃなくてなんでこんなイベント形式にしたか動機はよく覚えてない。 ブレイクの兆しが嬉しくてお祭りみたいに祝いたかったのかな。少なくとも事務所の要請ではないw結局共演者もすっかり虜にし、打ち上げの大名ふとっぱらになだれ込む。

基本打ち上げは全部ふとっぱらだった。普通のバンドみたいに売れたりキャパが上がったら店のランクも上げて祝ってあげたかった。結局、打ち上げしたのはこの時のルームスが最後になったが。帰りに表であーちゃんが周りに促され?回る柱みたいなやつを回してた。ボンクラ音楽仲間も皆幸せそうだった。

 

 

コンベスのリリース前後の鬱積を抜けて、新しくリリースが決まった、2007年前半から中盤くらいが、Perfume古参ファンにとって、一番楽しい時期だったのかも。

「自分たちがPerfumeを大きく育てた」と自信を持って後世に自慢出来ますもんね。

 ただ、大ブレイク後のPerfumeは、スケジュール管理上、ローカル地域に直接入るプロモーションから徐々に撤退します。



トライアングルリリース時はキャンペーンなし。この頃から地方キャンペーンはメイクさんが同行しないんでラジオ出演のみって方針になりテレビ版出演はほぼなくなった。久々取材したのは2009年からやってたラジオ版。11年に自分がラジオに異動直後、レーザービームのみキャンペーンで来福。

 

 

メイクさんの同行が無くなったから、ローカルテレビに出なくなったというのは、いささか疑問が残るところですが、まあ仕方あるまい。

しかし、Perfumeのメンバーのこの番組に対する気持ちは変わらなかったわけで、今年は、のっち1人だけでしたが、福岡でのプロモーションで、たばっちとの再会がセッティングされたわけで。

いつかまた、メイクさんを沢山引き連れて(笑)、高速道路の百道の降り口を右に曲がってもらいたいところですね。