「Hold Your Hand」（徳島まで）
「Puppy Love」（幕張以後）
「STAR TRAIN」
昨日の記事で書いた、盛り上がりの極値の３曲が終わったあと、サイコロで楽曲を決める「3:5:6:9」コーナーを経て、「COSMIC EXPRORERツアー」は終焉に向けて、残すところ２曲となります。
このツアーからアンコールが無くなったので、それを知っている、このツアーのリピーターにとっては、このラスト２曲が持つ比重はこれまでのツアーよりもグッと増して、「全力で盛り上がらなければ」という焦燥感を抱くのですよ。
アルバム「COSMIC EXPRORER」からのセットリストを重視するなら、このツアーの終わりは、最終に収録されている「Hold Your Hand」なのでしょう。
ツアーの前半戦の最後を飾った、「Hold Your Hand」でほっこりとした温かみで包み込まれてた会場の雰囲気も、これはこれで楽しかったのですが、エンディングの「STAR TRAIN」も同じような曲調なので、サイコロコーナーがおとなしめなチョイスであった時は、この２曲の並びでは、若干消化不良気味ではありました。
そこを汲んでくれたのかは分かりませんが、オールスタンディングの幕張公演から、観客も体を大きく動かして、見た目も派手な「Puppy Love」に切り替えたことは大英断だったと思います。
3万人もの大観衆が一斉に両腕を、「上下上上 下上下下」と上げ下げする様は、スタンド席から見ると実に壮観でした。
ボクも、個人的に2008年の武道館公演で初めてこの曲に出会って、両腕をただただ上げ下げするだけなのに、こんなに楽しいなんて奇跡なのだと思いましたから、恐らく、今回のツアーに初めて来られた方にも、同じように感じてもらえたのではないかと思う次第です。
長めのイントロに乗って、観客に向かってPerfumeメンバーから、挨拶を乗せたのちに始まる「STAR TRAIN」。
この曲の大サビでのコーラス部分での、あ～ちゃんの、「歌って！」は、「COSMIC EXPRORER」の時の演出としての「セイ！」と全く違っていて、この日の観客たちがどれだけ満足したかの即興アンケートみたいな答えを求めていたのでしょうかね。
ボクも全力で歌いましたが、どうかあ～ちゃんの満足のいく音量でありましたように。
さて、これで本編のセットリストは全て振り返りました。
次回からは、サイコロコーナーを各会場ごとに振り返っていきたいと思います。