気が早い人は既に飛行機とホテルの予約に手を付けているとか？（笑）
今回は、Perfume史上初となるシカゴ、サンフランシスコを含む、４都市５公演を回るのですが、これまでの海外ツアーと大きく違う点があります。
それは冠が、『Perfume World Tour』ではなく、日本国内のツアーと同じになっている点。
簡単に言うと、我々が行くことになっている、日本の『COSMIC EXPLORER』とほぼ同じセットリストと演出をそのまま持っていくという事なので、今回の北米ツアーはPerfumeのライブの本当の評価が、海外のファン、並びにアメリカのメディアに下されるということになります（あちらのメディアが取材してくれるならばの話ですが）。
今回の北米ツアーのスケジュールはこちら。
【ツアースケジュール】
8/26 (金) ＠The Wiltern (Los Angeles)
8/28 (日) ＠The Warfield (San Francisco)
8/31 (水) ＠The Vic Theatre (Chicago)
9/3 (土) ＠HAMMERSTEIN BALLROOM (New York)
9/4 (日) ＠HAMMERSTEIN BALLROOM (New York)
僅か１０日間で５公演とは、随分なハードスケジュールに思えますが、海外ではこれくらいのハードワークは基本ですよ。
アメリカのロックアーティストなんて、昔は１年で１００公演以上とかやる人はざらにいました。
１年かけてアルバム作って、２年かけて全米回ってライブして、またレコーディングですから、そりゃ奇行に走ったり、ドラッグでもやらなきゃやってられないってのは理解出来るスケジュールでしたよ（でもホンマにやったらアカンのやで！）。
さて、Perfumeがライブを行う会場ですが、西海岸のロスとサンフランシスコと、中西部のイリノイ州シカゴ、東海岸のニューヨークときれいに振り分けてきました。
ボクは南部のテキサスやニューオリンズ辺りも組み込むかなあと思っておりましたが、そこは東証一部上場企業のアミューズだけあって、余計なギャンブルはしなかったですね（笑）。
今回のPerfume北米ツアーの会場に選ばれたシアターはどれも中規模の程よい大きさで、極めて現実的な選択でした。
初日のロスの、「The Wiltern」は、客席エリアが可動式でチケットの売れ行きに応じて、オール着席の1,200人からオールスタンディングの4,000人まで変更出来るという会場。
この画像は、前方だけが椅子席になっているというパターンで、今回のPerfumeのライブがどのようなパターンになるかは分かりませんが、過去にライブを行っている都市ですから、ここはオールスタンディングの4,000人集めたいところですね。
二日目のサンフランシスコの 「The Warfield 」ですが、ここは2,000人強のキャパシティ。
出来てから８０年以上と歴史の長い会場で、そうそうたるミュージシャンのライブが行なわれて来たところですが、この間には初音ミクのライブも行なわれたという、懐の深いところもある会場です。
三日目のシカゴ 「The Vic Theatre」は今回のPerfumeのツアーで一番小さい、キャパシティ1,000人強の会場ですが、去年ONE OK ROCKが同じシカゴでやった 「House Of Blues」という会場も同じくらいのキャパシティでしたから、ここはあまり日本人アーティストが足を踏み入れていないのでしょうか。
でも、皆さんが日本から狙うならここかもしれないですね。
そしてニューヨークの会場、「HAMMERSTEIN BALLROOM」ですが、ここは前回のワールドツアーでライブを行った会場ですから、すっかり勝手の知った場所ですよね。
キャパシティは3,500人を２Daysですが、前回１Daysとはいえ、ここを完全にソールドアウトしていますので、今回もソールドアウトは間違いないでしょう。
という事で、我々が大きく期待していた、マジソン・スクエア・ガーデンのライブは今回は発表されませんでしたが、恐らく近いうちに発表されるでしょう。
なにより今回の北米ツアーは、日本国内のツアーが終わって程なく行なわれるのと、我々が期待しているマジソン・スクエア・ガーデンのライブの間で行なわれる日程ですから、ほとんど現地の外国人Perfumeファンが押し寄せるのだと思われます。
そこで行なわれる、日本国内と同じ構成のライブですから、彼らのチームPerfumeの評価が実に楽しみですね。