シャカ兄ピンチ!? 「米国民7割 ドローンに規制必要」 | Perfumeとグルメの日記

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今や、Perfumeのライブ演出に欠かせない、ライゾマティクスの最新技術ですが、昨年の紅白歌合戦での無人飛行機『ドローン』を使ったパフォーマンスは記憶に新しいところでしょう。
Perfumeのダンスの動きに合わせて規則正しく動く『ドローン』の仕事ぶりは、見た目はやや地味ながらも、空中を秩序正しく隊列飛行する様が、まるで我々日本人の化身のようで思わず感情移入された方も多かったのではないでしょうか。


もちろん、ここに至るまでには沢山の試行錯誤があったわけで、それは同じく昨年のNHKさんでオンエアされた、Perfumeファンにはすっかりお馴染みの、「シャカ兄」こと真鍋大度氏の密着ドキュメントにあったように、沢山の失敗を乗り越えて2年越しにようやく実用化出来たものだった事を知っていた方には、さらに感慨深い演出だった事でしょう。
そして、Perfumeもそんな彼らの不断の努力と熱意と健気さに応えるべく、紅白歌合戦のパフォーマンスをやり切った後に、ご覧のようにその『ドローン』をまるで自分の勲章のように胸に抱いて誇示したわけです。


ただ、この『ドローン』に少し厄介な問題がありまして、一足早くこのような無人小型飛行機の商業実用化に向けて、技術革新が進められてきたアメリカで規制の動きが広がっているのです。


アメリカでは、例えばAmazonが、この『ドローン』を使って、「ネットで注文したら、無人航空機が30分以内に商品を自宅に配達してくれる!」という宅配サービスの劇的な時間短縮化に取り組もうと実験を試みている最中なのですが、実はこの間に『ドローン』を取り巻く環境はアメリカ国内で厳しくなっているようで、先日アメリカ国内で行なわれた世論調査で、「ドローンの商業化に何らかの規制を設けるべきか?」の問に、70パーセント以上が賛成と答えたのです。


日本にいる我々には、便利なものだからもっと推進すれば良いではないかと思いそうなところですが、アメリカ国内では恐らく、一時のグーグルマップのように、それもなまじ空中を飛行するものですから、「プライバシー」だけでなく、有人飛行機とのニアミスが相次ぐので、「治安」「安全」の面からも様々な懸念がアメリカ国内で挙がっているようです。
さらに、アメリカにはテロの危険がありますから、無人である程度の重量の荷物を運べて遠隔操作が出来る、この無人小型飛行機に対する懸念が広がるのは、なおさらでしょう。
今や、この「ドローン」を屋外で飛ばすのに免許制にしようという考えもあるほどです。


ということで、ここで問題は、この3月に、アメリカの「SXSW 2015」という、ミュージック、フィルム、インタラクティブの三本柱で行われるイベントに出演するPerfume。
恐らく、このイベントの主旨は、「舶来見本市」みたいなものですから、本格的に全米進出を狙うであろうPerfumeと、彼女たちのライブパフォーマンスの舞台演出に大きな役割を担うであろう、ライゾマティクスにとっても、自身の最新技術である、「ドローン」を使って、Perfumeのライブの斬新さをアピールすることは十分に考えられますが、そこにこの規制の流れが竿を差さないかがやや心配です。



しかし、ライブの演出として屋内なら無制限で、野外でも高度に気を付ければ規制の対象外になるわけですから、「ドローン」をアメリカ国内で使う事は全く問題はないのです。
つまり、商業化だけで議論しているアメリカ国内に、エンタメ方面に特化した使い方をする事で、この「ドローン」の可能性を無限に広げる事が出来る大きなチャンスだと考えればどうでしょう。
平和国家として、戦後70年歩んで来た日本だからこそ、堂々とアメリカ国内でこの「ドローン
」を使って、最新ロボット技術の平和利用をアピールすれば、大きなビジネスチャンスになるのではないでしょうか。



まあ、我々と同じPerfumeファンの、シャカ兄にそこまでの重荷を負わせるのは本意ではありませんが・・・(笑)。