【福岡編 2】『ぐるんぐるんツアー』 振り返り日記 | Perfumeとグルメの日記

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【福岡編 2】『ぐるんぐるんツアー』 振り返り日記 です。


前回は、夜行バスに乗って、早朝に博多に着いて、午前中とお昼にラーメン1杯とうどん2杯を平らげたというところまで書きました。
ここまで書いて、皆さんにお伝えしたい事を書き忘れていた事があったので、ここで書きますと、ラーメンもうどんも食べて、その第一感想は、「博多の麺はいずれも柔い」なんです。
「柔い」つまり、しっかりと茹でられた、「コシ」が無い麺が博多では好まれており、それは恐らく、ラーメンでもうどんでもダシが濃いからこそ、ダシを味わうためには麺の個性が無い方が楽しめるという理由だからで、博多の方々にはあっさりと答えが出ているのでしょうが、我々のような県外人にとっては、それは、「ダシが第一か」「麺が第一か」という、まるで、『卵が先かニワトリが先か』みたいな命題のように思えて、そこが博多の麺文化についての評価に響くと思うのですが、何度かこの博多に来て、また、この地の対極にあるであろう、「麺はコシが命!」という讃岐うどんも合わせて沢山食べた、ボクの結論を言いますと、



「2つの麺文化は、全く別!」です。



それは、始祖を同じくして全く別の道を築いていった、キリスト教とイスラム教のようなもんでしょうか。
博多の良くダシを吸い込む柔い麺も、讃岐のバインバインのコシのある麺を食べても、もちろん、地元関西でのかつおだしを効かせた優しい味のうどんを食べても、それぞれに美味しさを感じるポイントが違っていて、まさに「全部違って全部良い」というところでしょう。
その中にあって、博多と関西のうどんは、ともにダシを楽しませる点で共通しているのですが、これから振り返るに、恐らく讃岐のうどんだけが、わざとユニークに作ろうと試みられたのではないでしょうか。
日本史的に見て、文化は京都から同心円的に地方に流れ、もちろん料理の味も同じように移っていって、そののちのそこの気候や風土で各地に合うように工夫されていったので、京都から博多にはわりあい真っ直ぐに伝わって、四国にはそれが真っ直ぐには伝わらなくて、その分、地元の個性が反映されたのかもしれませんね。



こんな事を考えながら、満腹な腹を抱えて、ボクはこの博多滞在に使うホテルに向かいました。
深夜バス上がりの初日は、ライブ前にお風呂にしっかりと浸かりたかったので、カプセルホテルにしました。
中洲にある、某ホテルにしたのですが、チェックインがお昼で、サウナのあるお風呂に入り放題なのが実にありがたくこちらに決めました。



早速、昼間から大浴場に入りますと、この時間もあってお風呂には人もまばら。
大きな湯船から、薬風呂に打たせ湯と入り放題。
その中で、ボクが最も気に入ったのが、塩サウナ。
低温のサウナに入って、備え付けの岩塩を身体に塗りたくり放題という代物なのですが、塩を身体に塗るだけで、「こんなに汗って出るんだ!!」ていうくらいに汗が出るのです。
人間は、身体の老廃物を汗から出しますから、当然この後は身体には汚いものは残ってないわけで、実際、この塩サウナを出たあと、ボクのお肌は超すべすべになりましたとさ。



昨日の記事に書きました、Perfumeのあ~ちゃんご愛用のバスオイルと同様に、お風呂に入る時には、岩塩も使ってみてくださいな。
特に女性には相当な効果があると思われます。