【広島編 10】『ぐるんぐるんツアー』 振り返り日記 | Perfumeとグルメの日記

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Perfumeと食べ歩き(主にラーメン)が好きです。
この2つのテーマについてのエントリーが中心です。

無駄に号数だけ重ねている、ボクの個人的な回顧録の『ぐるんぐるんツアー 振り返り日記』も第10回。
未だ、このツアーの最初の地の広島の2日目の途中からですが、飽きる事なくお読みください。
前回は、広島に来てから2日連続で雨に祟られたのに靴下の替えを忘れてしまい、慌てて本通りの100円ショップで買い揃え、その足でHMVさんに寄って、「Perfume News」なる特製のチラシをいただいたという所まででした。
ちなみに、先号にも書いたように、この「Perfume News」を求めるイナゴと化したPerfumeファンに対し、店員さんが1枚1枚、手作業でお店のパソコンで刷っていたので、こんな事で対応しきれるのかせいか相当不安でしたが、皆さんご存知のように、案の定、プリンターが焼けてしまったようで、途中で配布を打ち切りにしたようです。
やっぱりPerfumeに関しては早め早めに行動する方がよろしいようで。



では、続きに移りましょう。



予め、クリアファイルを買っておいたボクは、そこに「Perfume News」を挟み、今度は昼飯に向かいます。
広島といえば、皆さんは何を思い浮かべますか?
まずは、お好み焼きでしょうね。
ちなみに、広島の方は、広島のあのスタイルの焼き方がベストだと思っていらっしゃいますから、広島のお好み焼きを「広島焼き」と、何か特別なもののように呼ぶと激怒されますので、特にお好み焼きの本場を自負されている大阪の方は十分にご留意を。
こんなつまらない事で、『大阪 VS 広島』の仁義なき戦いが始まっても、もう菅原文太はこの世におりませんので、決着つけるタマがおりませんから、ここは手打ちしときましょ(笑)。



ちなみに、広島のお好み焼きは最初に、生地を薄く伸ばしてそこに大量のキャベツを乗せて上から蓋をして、ギューギューと押し焼いて蒸し焼きにして、キャベツの水分を精一杯飛ばして、甘味を存分に残して、他の具材にそれを広げるという、隠れているとはいえキャベツが主役の一品。
それに対して大阪のそれは、小麦粉と具材をあらかじめ混ぜておき、作ったその種を鉄板で焼いて、その衣は一切押し当てず、言うなれば、具材と合わさった小麦粉の生地を味わう一品。
大阪は「粉もの文化」と評される理由でしょうね。



さて、そんなお好み焼きの2大勢力の違いはどうでもいいとして、2009年の『⊿ツアー』から、広島に来るたびに評判の良いお好み焼きのお店に立ち寄っておりましたボクは、もう違う物が食べたいという事で、八丁堀駅からほど近い所にある、地元のOLさんなんかが良く来られる、普通の定食屋さんに行きました。
お昼は手頃な値段でランチを出してくれるそのお店は、5つくらい並んだ日替わりメニューから1つ選べます。
ボクは、「ポークソテー定食」にしました。
街なかのランチを食べさせてくれるお店のようなお味のランチを食べまして、これではまだ物足りないという事で、もう1つの広島名物でボクが相当ハマっている、汁なし担担麺のお店に向かう事にいたしました。



そのお店は、広島で一番最初に汁なし担担麺を始めたお店のきさくさんで、歩いていくにはかなり遠く、広島市電に乗って向かいます。
ボクは広島の街が大好きなのですが、特にこの市電がお気に入りなんですよね。
今の御時世、人口100万人都市の街なかの乗り物で、車掌さんがいるのはこの広島市電くらいでしょう。
走るスピードも緩やかで、映る街を存分に楽しめますし、なによりのどかな気分に浸れます。
周りを高速化を求めるように自家用車がまとわりついて走っておりますが、市民の足としていつまでも走っていて欲しいものですね。



これに揺られること10分くらいで、きさくさんのある最寄りの停留所に着きました。
この日は土曜日ということもあり、人気のこのお店には沢山のお客さんが列を成しておりました。
普段は食べ物を求めて列に並ぶことはないのですが、次にいつ来るか分からない観光地ならば致し方なく後塵を排して大人しく並びます。
約30分後、無事に汁なし担担麺をいただき、その美味しさにすっかり満足してお店を後にいたしました。
すると、空から昨日のようにまたポツポツと落ちるものが・・・。
これは2日続きの雨では?