ボクは２年前に｢Perfume ＪＰＮツアー｣で博多を訪れて、ラーメン巡りの間のついでに初めて博多のうどんを食べて以来、｢博多こそ、うどんの聖地だ！｣という認識に変わったのでした。
というわけで、今回は有名店を２軒巡りましたのでご紹介。
まずは、博多駅筑紫口からしばらく歩いたところにある、葉隠うどんさん。
場所が分かりにくいところにあるので、観光客はほとんど居ず、地元の方が多かったですね。
この日は台風の影響でエビの入荷がなくエビ天は諦め、ゴボウ天にしました。
根菜の旨みがしっかりとしているゴボウ天は、あっさりとしたお出汁をよく吸って相性バッチリです。
そして、博多うどんの特徴のコシの無い柔い麺が、このお出汁を吸い上げて、喉越しの心地よさを倍増するんですよ。
かねがね、｢うどんは噛むものでなく、飲むものだ！｣と主張しているボクですが、この博多うどんこそ、その主義にピッタリですね。
続いては、博多駅博多口から歩いてすぐにある、うどん平さん。
こちらは駅前にある人気店という事もあってか長蛇の列。
さっきの葉隠さんと味は大して変わらないのに、立地条件だけでこんなに人の量が変わるなんて。
２０分くらい待って、ようやく満員のカウンター席に潜り込めました。
目の前にはうどんの生地があって、茹で麺のストックが無くなると大将がこのマシンでうどんを切って麺を作っておりました。
こちらは、サイドメニューのかしわめし。
九州ではポピュラーなもので、かしわ(鶏肉)の混ぜご飯を結んだ感じのお味です。
これか、いなりずしとで、おうどんを食べるのが博多スタイル…って事は、あまり関西と変わらない食文化ですね。
こちらでのおうどんは、玉子とじにしてみました。
玉子でお出汁を綴じていますから、なお一層優しいお味です。
出汁は少し鰹が強めで、関西のそれに近いような印象を受けました。
そして、麺ですが、生地を切り立てという事もあるのか、ボクが博多で食べたうどんの中で一番歯ごたえがありましたね。
個人的には、博多うどんは常に柔くあって欲しいので、好みとしては葉隠さんの方が良かったです。
なお、２年前に初めて行って、ボクを博多うどんの虜にさせた、かろのうろんさんにも当然行きましたが、いつの間にか店内撮影禁止になっていて、今回はレポ見送りです。
ちなみに、｢店内撮影お断り｣の文字は見事にハングルで書かれてありましたから、恐らくそういう事があったのでしょう。
今回の写真は、前回に撮ったものの再掲載です。今回も同じく、ゴボウ天うどんを戴いて、そのお出汁の旨さに完飲しちゃいました。
やはり、ここが一番好きですね。
また博多に来た時は、やはり、かろのうろんですよ。