まず最初に思ったのが、せっかくジャケットとＭＶで、「これまでにやらなかった新しいPerfumeの外見である、完全オリエンタルな衣装と髪型に挑戦」したのに、それを披露しなかったのは、少し残念でした。
本人たちも「新しく挑戦した」と語っていた、この衣装とこの髪型でやる方が曲調にもあってるし、永年同じビジュアルで外世界に対峙しているPerfumeの固定化されたイメージにインパクトを与える上で、こっちの方が良いと思うのですがねぇ。
案外、本人たちが自身にブレーキを掛けたのかもしれませんが。
ま、そんな不満はかしゆかの、脇とふとももが全開になるこの一瞬で、全て消え去ってしまうのですが（笑）。
この日のオンエアの、個人的な感想を言わせてもらうなら、まだ若干の消化不良はあるかな？という感じですかね。
「歌いながら踊る」を通り越して、「踊る＞歌う」の領域に片足突っ込んだって感じで、少し振り付けの密度が濃すぎるような気もしました。
簡単に言うと、「音符の数を、ダンスの振りの数が追い越している」って感じでしょうか。
ただ、この曲についてはPerfume自身が自分たちの掌の中に把握しきれてない（ＴＶ初披露で緊張もしていたのでしょうが）感じのパフォーマンスに見えたので、これはこれからのツアーの中で徐々に熟成されてくるでしょうから、ボクとしては特に心配はしておりません。
ただ、この日のパフォーマンスしか見ない一般大衆には、特に琴線には触れなかったのだろうなぁとは思いましたが。
とにかく、早くフルで見たいですな。
あと、衣装はぜひ、あのＭＶの奴に戻していただきたいと思っております。