シャカ兄 「Perfumeの仕事にはモチベーションを感じている」 らしい | Perfumeとグルメの日記

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昨年の紅白歌合戦での、Perfumeの「Magic Of Life」のステージで、彼女たちのダンスに合わせて衣装がこれまで誰も見た事がないような幾何学模様にリアルタイムで光り輝いた、プロジェクションマッピングの技法は、どうやらここに来てようやくその技術の高さが一般に注目されてきたようで、その映像演出を一手に引き受け、見事成功に導いた、ライゾマティクスの取締役であり、Perfumeファンとそのスタッフには、すっかり『シャカ兄』の相性で弄ばれている真鍋大度氏のインタビュー記事がweb上に載っておりましたのでご紹介。



このインタビューには、彼の育ってきた環境から、ライゾマティクスを立ち上げる過程と、Perfumeの仕事に携わるようになったきっかけまでの粗方の部分が書かれております。
その全文はこちらのリンクからご覧ください



このインタビューを読めば、真鍋大度氏の半生が分かって、それなりに『情熱大陸』的な感慨も感じるのですが、このブログはあくまで、Perfumeブログですから、このインタビューの後半に書かれてある、Perfumeとの繋がりに重点を置いて、その部分だけまとめますと、




兄: Perfumeのプロジェクトは、ライゾマティクスを立ち上げる前から、IAMASの同級生とPerfumeだったら何ができるかっていう話をよくしていました。とはいえ僕は当初、Perfumeのことをよく知らなくて、ミュージックビデオが面白いアイドルくらいに思っていました。そもそもポップミュージックのライブを見に行くこと、そのものがなかった。ところが初めてコンサートに行って、衝撃を受けたんです。ショーの完成度がものすごく高かった。今や誰もが映像の前でパフォーマンスしていますが、そういうことを当時からいち早くやっていて、映像と人のインタラクションが見事でした。


この発言から推測するに、シャカ兄が初めてperfumeのライブを見たのは、2009年の『⊿』ツアー、それも「edge」でのパフォーマンスを見たのではないでしょうか。
このライブのDVDの初回盤の特典映像を見てもらえば分かるのですが、3人はこの曲のエンディングで、モニターに、「⊿」の形を描く演出があるのですよ。
当時、インタラクティブマッピングなんて微塵も知り得なかったボクたちは、この映像技術に狂喜乱舞だったのですが、シャカ兄くらいになると、確かに驚きが多分にあったのでしょうが、「自分ならもっとレベルの高いものに出来る」という思いもあったのでしょう。



その後に、2010年のPerfumeの東京ドームライブの前に、このライブの演出を手掛ける、MIKIKO先生や関さんから声を掛けてもらって、晴れてチームperfumeの一員になったようです。
このインタビューではその前後の事実の記述を、かなり端折っているように見えるのですが、あくまでこのインタビューを見た限りにおいては、ライゾマティクスのPerfumeライブへの参画については、Perfume所属のアミューズの経営陣からではなく、MIKIKO先生を始めとするアミューズ以外の方々の先行で決めたようですね。
そして、初の仕事になった東京ドームライブを成功させたライゾマティクスは、以後Perfumeのライブの主だった視覚面の演出を一手に引き受ける事となります。
そんなライゾマティクスの主戦力の真鍋大度氏の、今ですが・・・。



この間もお客さんの上を歩ける靴が欲しいとリクエストされました(笑)。逆に新鮮なんです。アイデアや夢を聞いてワクワクさせてもらっている。そしてそこから新しいチャレンジをします。リスクを取ってチャレンジするモチベーションは、やっぱり人を感動させたい、驚かせたい、ということですね。Perfumeの場合は、メンバーの3人に喜んでもらえたらうれしいということもありますが、それが一番大きいかもしれない(笑)。




ふーん・・・、結局、なんだかんだ言って、Perfumeが喜ぶ顔がモチベーションなのだ・・・(笑)。