【靴は体の一部です】 Perfume IN 「LIVE MONSTER」 | Perfumeとグルメの日記

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Perfumeと食べ歩き(主にラーメン)が好きです。
この2つのテーマについてのエントリーが中心です。

日本テレビの日曜日深夜の歌番組が、「LIVE MONSTER」と名前を変え、MCもDREAMS COME TRUEの中村直人さんに変わってから初めてPerfumeがゲストにお呼ばれしましたよ。
なんで、番組名とMCが変わったのか不思議に思っていたのですが、オンエアを見ますと単純にスポンサーの関係だったわけなんですね。



さて、この日のゲストPerfumeのトークテーマが、『ハイヒールで踊るPerfumeの振り付け』と題して、「Perfumeの精密なダンスの秘密にせまるべく、ハイヒールで踊る努力や苦労、0.1ミリ単位でのカスタマイズ。
『足元』に徹底的に注目します!」



とありましたので、ハイヒールに何か秘密が隠されているのかと思いつつ、楽しみにオンエアを見ますと、なんとPerfumeの答えが、「靴(ハイヒール)に足を合わせる」


市販のヒールをそのまま履いているので、各自の足にはピタリとフィットせず、かかとの部分や、つま先や、横の部分に隙間が出来るので、パッチのようなものを足に貼って厚みを作って、それで隙間を埋めているという、なんともアナログというか、根性論というか、エコというか・・・



「もっと、お金を使いなさいよ!!」



その1つ前の、「ライブの間、ハイヒールでずっと踊っているとどうなる?」の質問に、「足がパンパンに真っ赤になるので、すぐに氷で冷やす」とか、「足が疲れすぎるので、終わったら廊下を台車で運んでもらう」とか、まるでアスリートのような答えをしているのですから、そんな苛酷な動き方をしている3人を支える靴(ハイヒール)がただの既成品というのは、どうにも解せませんな。



本物のアスリートは総じて、競技の時に使う靴は、全て自分の足に寸分違わずフィットするように高いお金を払って(或いはスポンサーに付いてもらって)用意しているのですよ。
より軽く、より柔軟で、より負担の少ない靴を求めて、アスリート達は色んなメーカーの門を叩いているのです。
ボクはアスリートではありませんが、足が「幅広甲高」という変わった形なので、自分に合う靴がなかなか無くて苦労しており、合わない靴を履いた時の猛烈な痛みは重々承知しております。



ですから、アスリート並みの激しい動きのダンスを含めて、約3時間ものライブをこなすPerfumeが履くハイヒールそのものに何の工夫も成されていないという事に、正直マイナスな意味で驚きました。
ライブで履いているハイヒールが3人にピタリと合っているのならともかく、実際に合っていないから、足にパッチを貼って微調整しているのですから、それなら市販のものを買わずに、それぞれの足のサイズを計測して、それに合ったハイヒールをオーダーメイドすれば良いと思うのは
よろしくないのですかね?



ボクは男性なので、ハイヒールについての知識がありませんから、「ハイヒールは実測して足に合わせて作るなんて不可能なんだよ!」と言われればそれまでなんですが、もしそれが可能ならば、あらゆるタイアップを持って来る政治力をもっているアミューズさんなら、Perfumeの履くハイヒールを用意するスポンサーくらいすぐに見つけて来られるでしょうから、探してみたらどうでしょうね。
こうなったら、MIZUNOさんとか、ASICSさんとか、NIKEさんとかにアプローチして、アスリート仕様の軽くて柔軟性のあるハイヒールを開発してもらうというのはいかがでしょう?



どんなに高いオーダーメイドでも一足100万円を超える事はないでしょ?
VOGUEで付けてた、ティファニーの腕輪が100万越えしていたんですから、あれに比べたら安いものですって(適当)。



でも真面目な話、足に合わない靴を履き続けていると、膝や腰に負担が掛かって、それが積み重なると体にダメージが残るのですよ。
もし将来的にPerfumeが活動を停止する事がある原因を考えますと、ボクが思う1番の原因は、メンバーの誰かの結婚・出産ではなく、「ケガ」なのです。
あれだけ激しく、そして複雑な動きを繰り返す事によって、経年的に膝や腰に掛かる負担は増す一方でしょうから、足に合わないハイヒールを履き続けて行くならば、今後Perfumeが年を重ねる毎にそのリスクは増すでしょうね。



ですから、彼女たちのライブをこれからずっと見続けて行きたいと思っている1人のファンとして、もし可能ならば、オーダーメイドで、しかもアスリート仕様のハイヒールを履かせてやっていただきたいと切に願う次第であります。