9nineライブレポ@なんばHatch | Perfumeとグルメの日記

Perfumeとグルメの日記

Perfumeと食べ歩き(主にラーメン)が好きです。
この2つのテーマについてのエントリーが中心です。

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東京ばかりで、なかなかこっちでワンマンをやってくれなかった9nineのライブ、以前からずっと観たかったのですが、遂に念願かなって、今年の3月に発売したアルバム「CUE」の全国ツアー、題して、「"CUE"レコ発! 9nine全国 百聞<一見TOUR 2013」の大阪公演の夜の部に行って来ました。
これが彼女たちにとって初の全国ツアーともなったわけです。
ちなみに9nineが分からない方の為に、簡単に彼女たちを紹介すると、下の写真左から、

Perfumeとグルメの日記

佐武宇綺 (うっきー)
村田寛奈 (ひろろ)
吉井香奈恵(かんちゃん)
川島海荷 (うみに)
西脇彩華 (ちゃあぽん)

なる5人組アイドルユニットで、ちゃあぽんはご承知の方も多いように、Perfumeあ~ちゃんの実の妹であります。
もちろん、ボクはこの西脇家繋がりで、9nineの存在を知ったのでした。



では、ここから当日のお話。
開演30分前くらいに、なんばHatchの入場口に行ったのですが、なんとそこで去る1月に「富山寒ブリPerfumeオフ会」で知り合った金沢在住のパフュ友さんたちと偶然再会!!
「パフュオタが、こんな所で何やってるんですかぁ!!」と、しばし立ち話。
結局、みんなボクと同じ経路で9nineにたどり着いているようですね(笑)。
そして、別に来ている関西のパフュ友さんとも合流。
帰りに、みんなでオフ会をやる事を約束して、フロアに向かいます。
開演前の嬉しいハプニングに、この時点ですっかり上機嫌。



そして、6時30分開演。
ステージのバックには、『9nine』の文字を型どったセットが置いてあるだけの、モニターも無い程のシンプルなステージに、スパンコールをあしらった黒い衣装を身に纏った5人が登場。
アルバム『CUE』のツアーという事もあって、1曲目はあの曲でスタート。
その後のセットリストは、この最新アルバムと、メンバーが今の5人になってから初めてリリースした前作のアルバムを中心にステージは構成。
その中に、かんちゃんの地元大阪の公演という事もあってか、東京公演では無かったらしい、彼女のソロ曲の「Sparkling Days」が披露されましたよ。
本人曰く、「すっごく緊張したけど、伸び伸びと歌えた」との事。



まだ、ツアー途中なのでハッキリとした中身は言えないのですが、初ワンマンを見た感想はズバリ、 「思っていたより10倍良かった!」



実は、ワンマンは見た事は無かったのですが、以前にインストアイベントや、イベントライブなんかを何回か見た事はあり、その時はもう少しMCも多く、お客さんとも少しユルい感じで話しかけていたりしたのですが、今回はほぼ無駄トークはゼロ。
MCも殆ど無くて、ほぼ全編歌いっぱなし、踊りっぱなしで最後まで突き進むという感じで、ステージだけなら、もはやアイドルのステージとは言えないくらいの硬派なライブでした。
そして、5人とも歌もダンスも上手くて、「動いて止めて、また動いて止める」というキレのある動きがいちいち素晴らしい。
これを昼夜2公演やる体力もまた素晴らしい。
それと5人で1つのダンスを作っている感じで、他のメンバーが腕でアームを作ってあげて、その中から、ソロパートの部分を歌うメンバーが顔を出して歌う、なんて気の利いた曲があったり、またアイドルらしく、それぞれの名前をコール出来るような曲もあったりして、かなり楽しかった。
あっという間に終わったという感じで、かなり満足でした。
これなら、またもう1回見たいと十分に思えるほどでした。



終演後は、冒頭の皆さんたちと串カツ店でオフ会。
その中に、2人ほど本物の9nineオタがいらっしゃって、その方々の手持ちのお宝グッズを見ながら、いちいち歓声を挙げ、更に調子に乗って、ひろろの写真をメニューに挟んでみました。


「『ひろろお薦めの樽生』をどうぞ!」

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こんな事で遊ぶ、恐らく平均アラフォー男子数名(笑)。



さらに、なんと有難い事に、ツアーグッズのお土産まで戴いちゃいました。
左は東京会場限定のドロップ。
右は当日来場者全員に配られた、キットカットのかんちゃんバージョン。
(恐らく会場ごとに違うバージョンが配られるはず)
下は500円ガチャでダブったという、「イヤホンなんかを留める便利グッズ」を、ダブったんなら売ってよ!と、無理やり買いました(笑)。
これってカツアゲじゃないよね!?

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このツアーの千秋楽が名古屋で、関西からも金沢からも行ける位の距離だという事で、「次は名古屋で!!」を合言葉に三々五々に皆さんとお別れしたのでありました。




さて、こんな大満足した9nineライブでしたが、当日のフロア割りは、前方10列余りが椅子席で、その左一部が女性・親子席となっていて、椅子席の後ろは全てスタンディング。
ただ、なんばHatch公演が決まった当初から、「今の彼女たちに、キャパ1500人のこの会場は大きすぎるのでは・・・」との懸念のように、チケットは完売どころか、フロアの後ろ半分は壁でクローズされて、それでもまだ後ろはかなり余裕がある位の客の入り。
見た感じ、500人前後くらいの入りでした。
東京では、ある程度のハコは埋まるようになった彼女たちですが、今回の大阪でのハコの選び方にはかなりに無茶があったように思ったのですが、客層を良く見ると、以前にインストアでは殆ど見なかった女性、それも10代の女の子がかなり沢山来ていました。
男女比でいうと、7:3くらいですね。
Perfumeも、「Bitter」の辺りではこれくらいの構成比だったのではないでしょうか。
という事は、同性ファンが徐々に付いてきた9nineの今後は、この日の客入りの数字以上に、将来に向けてかなり明るさがあるとボクは思いました。



これなら、彼女たちが公言している、「夢の武道館ライブ」も、そう遠くない未来に実現する事でしょうね。
最後に、なんでこんな大きな会場をわざわざ選んだのかのネタばらしを、所属事務所の社長自ら、自身のツイッターで明かしておりますので紹介して終わりといたします。



本間憲/Steve Homma ‏@Takashiiiiiii 5月11日
隠さず言うと、難波ハッチは埋まらないかもしれないがやらせて欲しいと9nineチームが。あの箱で関西のお客さんに観せたいと。もっと言うとそういう全国ツアーをやらせて欲しいと。困ったもんだよ
ついでに言うと、9nine立ち上げ当事者の初期マネが責任者として戻ってきたので何かとちと野心的(笑