重要資料 「Fan Service sweetとbitter 」のプロモーションインタビュー | Perfumeとグルメの日記

Perfumeとグルメの日記

Perfumeと食べ歩き(主にラーメン)が好きです。
この2つのテーマについてのエントリーが中心です。

2007年2月に発売された、「sweet」と「bitter」の内容についてPerfumeさんが詳しく説明してくださってますが、前年に、いわゆる「今までお疲れ様でしたベスト」が発売されて本格的に「Perfume解散説」が飛び交った後に、しらーっと翌年に同じ徳間ジャパンからCDがリリースされる事が発表。
しかし、ベスト盤と同じく特典を山盛り付けて1万枚限定プレスという、いかにも今回限りで終わりでもいいんだよ的な、腰の引けたリリース形態は、遡って考えて徳間はPerfumeともう長い付き合いはしたくはなかった事を窺わせるものであります。
そんな中でのリリースコメントですが、当時の3人の感情を読み取れそうなものが端々に受け取れますので、下の解説を見た後に動画をご覧くだされ。



まず、「sweet」に収録されている「チョコレイトディスコ」については、かしゆかが控えめな表現ながらも、「これまでの近未来(三部作)路線から大きく修正したものになっている」と主張している所に注目。

さらに、この曲がうんとメジャーになった後に、あ~ちゃんがこの曲を指して説明する、「この曲はずっと『ディスコ!ディスコ!しか言ってないんですよぉ』というセリフをのっちが話している事が更に大注目!

しかも、「チョコレイトディスコ」については、本来はPerfumeのスポークスマンであるあ~ちゃんは一言もコメントは発していないんですよね。

かしゆかとのっちが話しているのをずっと下を向いたまま聞いていた、あ~ちゃんがやっと初めて発した言葉が、4’01"からの「(特典を付けすぎて)これからやっていけないね」という超ネガティブ発言。



以上を鑑みて、この時期はPerfumeにとって、とりあえずリリースが出来る権利は得たものの、これが徳間の全面的なバックアップを得るものではなく、恐らく宣伝費も対して掛けてもらえない事は既に確定していて、限定の1万枚を売り切る事さえ何の確信も持てないという、非常に危うい自分たちの状況を察知しているあ~ちゃんが一番元気がないという所が、この時のPerfumeの現状をつぶさに表している貴重な動画だと思ったのでご紹介した次第です。
ここから、「ポリリズム」の大ブレイクまでたったの半年。
Perfumeの大ブレイクを紐解くには、「なぜsweetの発売が決まったのか?」と、「なぜACのCMに採用されたか?」を正確に知るしかないのですが、特に前者については未だにはっきりとした答え(らしき物を含めて)が見えてきません。



あ~ちゃんが事ある度に話す、「もっさんが私たちを繋ぎとめてくれた」はズバリこの時期を指して言っている事は確かなんですが、実際に彼が何をやったのかについては、ファンの間でもごく少数の方しか知らないようなんですよね。
2008年にファンになった者としては、ここが一番知りたい所なんです・・・。


では、この動画をご覧ください。 (こちらからクリック)