他人の意見もすぐに受け入れますし、自らの過ちも素直に認めて、正反対の立場に立つ事もしばしばでございます。
そんなわたくしが前言撤回した事とはズバリ・・・
「vogue」さん perfumeのページを作ってくれてありがとう！！
一昨日の記事にこの写真を紹介して、Perfumeをさんざんツッコミまくりました。
その記事はこちら
あの日は確かにネットにアップされたこの写真を見て、「なんじゃい！？」と思った事は事実で、その評価は致し方なかったものだと思っております。
しかし、木曜日にこの雑誌を本屋さんで買いまして、Perfumeのページをじっくり読みました。
すると、ネットで見た上記の写真なんですが、「vogue」のページをめくる過程の中でこの写真を見ると、印刷の加減もあるのか、Perfumeが着ているモードファッションの色合いが凄くしっくりと来るから、あら不思議！
実になんの違和感も感じないんですよ。
まあ、色んなファッションに身を包む女性がいっぱい登場していましたから単に目に免疫が付いていただけなのかもしれませんが、それを差し引いたとしても、モード系のPerfumeもアリかな？と現金にも思ってしまった次第です。
そこではたと気づいたのですが、ファッションも音楽も、どちらも制作者側が提供する物を、生に近い環境で接しないとその魅力が伝わらない。
どちらも、「ライブ感」が大切なのだと・・・。
ここに写っているPerfumeを見ると、ライブで見る動いている彼女たちとは一味違った、ポージングするPerfumeの魅力も十分に伝わってきました。
（スタッフさんのコメントにも、そのポージングについて評価する記述がありましたよ。）
そして、特筆するのは４ページに及ぶPerfumeへのインタビュー記事なんです。
ファッション誌ですから、もっと軽薄な内容かと思いきや、このインタビューをした担当の方は、３人それぞれのPerfume内の立ち位置やキャラもちゃんと理解・把握した上で、それを踏まえた的確な質問をされており、さらにこれまでPerfumeが受けてきた音楽雑誌のインタビュー記事では踏み込まなかった３人の恋愛観や結婚観、つまり女性としての将来像まで聞き出してくれております。
そして、ユニバーサルさんにレコード会社を移籍した際の、新しく担当になった方々とのやりとりなんかを読むに、今回のアジアツアーのハコがなぜ小さいライブハウスになったのかのヒントが隠されているようにも思えました。
とにかく、この「vogue」は買いですよ！！ という事だけは申しておきます。
大きめな本屋さんなら置いてありますよ。