２日目のＭＣは、あまり抜粋するほどのモノはなく、のっちが「皆さんの笑顔をパクパクと食べに来ました」発言から発展して、「今日、会場にパクさん(朴さん)はいますか？」と客席に無茶ぶりした程度。
あとは、あ～ちゃんのグッズ紹介(通称西脇商会)があったくらいですかね。
なんか、スニーカーが好評過ぎて、品物はとっくに売り切れていて、今予約しつも手元に届くのが３月中旬以降らしいですよ。
初日よりはだいぶＰｅｒｆｕｍｅもお客さんもこなれて来てスムーズに行くようになりました。
終了時間も初日より１５分遅くなりましたし、順当にカツ丼２杯ライブへの道を進んでいるようです(笑)。
さて、あ～ちゃんに、「(内容を)書かないでね！」と念を押されたんですが、ここでどうしても書いておきたい事があるのです。
別にボクが皆さんより先に、２日間神戸公演を見た事を自慢したいからとか、内容を書いて営業妨害してやろうとか、そういう事を動機として書くわけではありませんので、念のため。
では、ここからは神戸公演を既に見た方、或いはネタバレＯＫな方以外の方は見ないでください。
本当に見ます？
見るんですね？
では書きますよ。
それは、ライブ中盤の最初にある、いわゆる「ＪＰＮスペシャル」。
テレビブロスでは、「Ｐｅｒｆｕｍｅの掟的目玉コーナー」と呼んでいたパフォーマンスです。
見た方なら解りますが、ステージ奥に備えられたモニターに映る映像とＰｅｒｆｕｍｅの３人がコラボして踊る、インタラクティブ演出がその「ＪＰＮスペシャル」です。
ここで、東京ドームでの「Ｐｅｒｆｕｍｅの掟」でやった『１０人のかしゆか』と同じ事を、今回はＰｅｒｆｕｍｅの３人でやっているんですが、東京ドームＤＶＤをご覧になった方はもう分かっているでしょうが、映像の中で踊るかしゆかと、実際にモニターの前で踊るかしゆか本人との間にに半拍ほどのズレが生じており、後日ツイッターで関さん本人より「どうしても修正する事が出来なかった」とのコメントがあったんですが、そこから１年と少し。
このツアーでは、映像の中で踊るＰｅｒｆｕｍｅと、モニターの前で踊る実物のＰｅｒｆｕｍｅの動きが完全に揃っているんですよ！
２０１０年の東京ドーム公演では修正出来なかったこのズレが、２０１２年のこのツアーでは完璧に修正されているのです！
実はこの神戸公演の直前のある日のツイッター内で、この演出の担当であろう、真鍋大度さんと関さんが朝方までかかって、このズレを修正する作業に取り組んでいる事を示唆させるやり取りがあったんです。
そこにはもはや職人の意地として課題に取り組んでいる２人の熱き想いが窺えました。
それを知った上でこの「ＪＰＮスペシャル」を見て頂きたくて、あえて一部あ～ちゃんの言いつけを破った次第です。
歌い踊るＰｅｒｆｕｍｅももちろんですが、舞台に決して表れる事のないプロフェッショナルたちの仕事ぶりにも着目した上で、このツアーをたっぷりお楽しみください。
今日はどうしてもこれを書きたかったのでした。
次は来来週のさいたま公演ですよ！