2011年のPerfumeのライブに望む事 | Perfumeとグルメの日記

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Perfumeと食べ歩き(主にラーメン)が好きです。
この2つのテーマについてのエントリーが中心です。

明後日の『オンタマカーニバル2011』が今年に入って初のPerfumeのライブですが、タイアップを獲得するのも結構ですが、本職であるライブでもっと攻めていただきたい。




当日の客層ですが、共演が斉藤和義・スキマスイッチ・Coccoとこの辺は恐らく30才前後の女性が主流でしょう。
という事は彼女たちくらいの皆さんのPerfumeに対する予備知識は音楽面に関してはほぼゼロのはずです。
たまに歌番組で見かけるくらいですから、「変な声出して踊りながら歌ってる」程度の認識。
あ~ちゃんが変な事を喋ってるのを聞いて、「天然の子かしら?」ぐらいでしょうね。




この辺の人たちは、自分のファン以外のCDをあまり買ってくれない層ですから、本来はこのオンタマはPerfumeにとってあまり実りのある場所ではないのですが、しかし出る限りはこの辺りの層の度肝を抜いて地面に叩きつけるくらいのセットリストで攻め抜きたい所ですよね(笑)。




CDJで出囃しに使った「FAKE IT」はぜひフルでやって欲しいし、「The Best Thing」も客席への煽りなしで、ピッシリと見せ付けて欲しい所です。




後は、「edge」は無理としても、「NIGHT FLIGHT」「GAME」辺りをぶち込んで、「ジェニー」「コンドラ」でポカンとさせて、最後に「ポリ」と「チョコ」やってサッサと帰ればいいと思います。




つまり、何が言いたいかというと…






「音楽のアンテナが反応しない連中は相手にしなくてよろしい」






東京ドームライブに失敗があったとするならば、それはPerfumeにアンテナが向いてない一般層をたくさん集めて、そこに合わせようとした事。
そこに尽きます。
結果、翌週に出した「ねぇ」は殆ど売り上げがアップしませんでした。




つまり、アンテナが違う所を向いている人たちにいくら色目を使ったって意味がないという訳で、そういう点で考えればPerfumeが出るステージはオンタマではなく、もっとアンテナの感度が合う観客がいるフェスなり、イベントだとも言えるわけです。




という事で、オンタマではとにかく全ての観客に色目は使わないようにしてもらいたい訳で、Perfumeの事を知らない人たちにも楽しんでもらおうと、「ラブワ」「DF」「ワンコ」のシングルメドレーなんてやらないで、ツアーと同じようなセットリストで攻めて欲しいと思う次第です。




「鳴かないホトトギスを鳴かせる」のはもうやめて、「鳴かないホトトギス」はサッサと殺して、「鳴くホトトギス」のいる色んなステージを渡り歩けばいいのですよ。
もうPerfumeはそういう時期に差し掛かっていると思います。




2011年のPerfumeにはそういうライブをやっていただきたい。