さっきまで乗ってた電車が冷房があまり効いてなくて、ただでも暑かったのにボクの右隣に体のデカくて汗臭いおっさんが座ってきた。
(体感温度1℃アップ!)
何駅か後に今度は左隣に同じように体がデカくて、今度は汗をダラダラ流したおっさんが座ってきた。
(体感温度2℃アップ!!)
もう左右から湿った空気に襲われて辟易してると、左隣のおっさんの左に座っていた女子高生が「たまらん!」って感じで立ち上がったので、そちらを見ると空いた席の左にもやはりおっさんが座っていた。
その女子高生もボクと同じ想いだったらしい(笑)
駅に着くと又おっさんが乗り込んで来て、その空いた席に座ってしまった。
おっさんが並んでいると、おっさん以外の人は座りたがらず、違和感なく座るのはおっさんばかり。
気づくとボクが座っている辺りの横長の席は、向かいの列を含めて、汗臭そうなおっさんが固まって座っており、その有り様はまるで「ヘドロ色のぷよぷよ」のようでした(涙)
やれやれ┓( ̄∇ ̄;)┏…と思って向かいの席をふと見ると、今度は兄ちゃんが下を向いて何かを読みながら、自分の小指を鼻に突っ込んでほじっていた!
「人前で何をやっているんだろ…」
と見ていたら、その兄ちゃんは鼻をほじっていたその小指をなんと口に入れたではないか!?
しかも口に含むだけでは飽きたらずに、チュパチュパと味わい始めたのだった!
「嘘だろ!(゜o゜;)」
もはや自分の周りの現実に打ち負かされそうなボクに見せつけるかのように兄ちゃんは、しっかりと味わったその小指を今度は逆の鼻の穴に入れて又ほじり始めた!
「まさか!?」
と思った次の瞬間、やはりその小指は口の中に入り、先ほどと同じようにしっかりと兄ちゃんは味を楽しんだのであった!!
熱海行きの電車恐るべし…