音楽と人インタビューより

２ページに渡っての記事。先日買った「ROCK'N ON JAPAN」は思ったより内容に乏しかったんですが、(質問と答えが２年前から同じ事の繰り返し)この記事では去年の⊿ツアーの興味深い話が載ってました。




話す内容を紐解くとツアーが始まる前の一連の出来事はやはり３人とも相当ダメージがあったみたいで、初日の戸田がイマイチ盛り上がりに欠けた(そういうレポが多かった)のは観客側の問題だけでなく、３人も何かしら迷いと不安を抱えながら舞台に立っていたように思えました。


そして、ボクも参加した大阪初日の伝説の(笑)３時間４０分ライブの事についても言及が。
いつも２、３分で終わるあ～ちゃんのアンコールのＭＣがこの日は、「努力すれば夢は叶う」って一言で済む事を延々２０分くらい喋り続けるものだから、こんな時間になっちゃったんですけど、さすがに終演後会社の偉い人に「長すぎる！」と叱られたようです。
でもその人の台詞が、




「客に牛丼２杯カツ丼２杯食わしてどうするんだ！」



言いたい事はよく解りますけど、例えとしては「？」って感じなんですけど(笑)
多分ボクだったら、こんな事言われたら多分笑っちゃうと思います。


『ＭＣが大盛りご飯で腹一杯になるんなら、次の新曲のタイトルは『太田胃散』にしてやろうかなぁ(心の声)』





でも、この記事読むとＭＣが長くなるのも解る気がするんですね。
この中で、例のインタビュー言葉尻の捏造事件を受けて、「言葉は怖い」ってあ～ちゃんは言ってるんですね。
だから『自分の思いをより正確に伝えなければいけない』から言葉を重ね続けるんでしょう。
で、３時間４０分になると(笑)


そしてもう一つ、やはり詩や曲を書いてないというコンプレックスをまだ抱えてるようで、自分たちは決められた事をパフォーマンスするのが役割だから、そこで自分自身を表現する事はできないから、せめてＭＣの中だけでもそれを観客に伝えたいと思っていたようです。




しかし、なんだかんだ言ってもあれだけのツアーを乗り切った事は自信になったようで、自分たちの立ち位置も冷静に見据えているみたいですね。
お茶の間アイドルと鋭角的アーティストの間をどちらかに片寄る事なく微妙に泳ぎ続けていく事、そしてそれを『Ｐｅｒｆｕｍｅらしさ』と捉えているようです。




オファーされた仕事も自分たちでチェックして、『Ｐｅｒｆｕｍｅらしさ』に見合う物を冷静に見極めて、受けるか断るかを決めているようですね。
大人だけで判断せず、本人の意思を尊重する現場のスタッフと、現場の判断に意思の決定を委ねている会社の方針も素晴らしいと思いました。




しかし、グラビアページの３人のクネクネポーズはあまりにも不自然だわ。
どう見ても関節が半分外れているようにしか思えない(笑)