皆様、こんにちは。
秩父市議会議員の清野和彦です。
10月15日に秩父市役所にて
市民自治プラットフォームちちぶで創り上げた
「令和3年度 みんなでつくる政策提言」を
北堀篤 秩父市長に提出をさせていただきました。
<令和3年度 みんなでつくる政策提言>
(写真撮影時のみマスクを外しております)
令和3年度の政策提言づくりでは、新型コロナウィルス感染症の蔓延を受け、オフラインとオンラインにより、ヴィジョンメイキングワークショップ、オープンミーティングを計10回開催し、延べ56名の方にご参加いただききました。
ヴィジョンメイキングワークショップを通じて
「躍動を感じるちちぶ」 「⾃分の時間を⼤切にできるちちぶ」
「未来に向かって成⻑していくちちぶ」 「⾃然を活かし⽣かされるちちぶ」
「多様ないのちを育むちちぶ 」をヴィジョンとして共有し、
このヴィジョンを実現するために、バックキャスティングによる提⾔案を募り、50余の提⾔を審査・検討。
合意形成を図った結果、最終的には12分野36項⽬の提言となりました。
以下が、提言の内容になります。
-----------------------------------------------------------------------------
観光産業の振興
◇スマートフォンを利用したさんぽ提案型サービスの創設
◇札所巡礼道の整備と四季を通じての巡礼のプロモーションの強化
◇既存の体験型観光のプロモーションの強化
◇里山の自然を活かした美観モデル地区の創設や、森林・水辺の空間利用の創造的推進(秩父美しい集落10選など)
農林⽔産業の振興
◇有機JAS認定の取得⽀援
◇⽣産者のみならず消費者も加わった協議会の設⽴と地域農業ビジョンの策定
◇農業機械のリースの補助
◇⾼齢者や繁忙期の農家を⽀援する援農制度の創設
地域医療の充実
◇公⽴病院に関する意識調査の実施
◇秩⽗地域の中核病院として、市⽴病院の午後診療の実施
福祉の充実
◇⼩中学⽣を対象とした認知症への理解の促進
◇障がいを持つ⼈の市への雇⽤申し込みへの配慮 (障害説明書の追加・⾯接時間の延⻑など)
◇住宅セーフティネット制度についての周知の強化
◇医療的ケア児が利⽤できる放課後等デイサービス の整備
⼦育ての充実
◇⼦どもたちが地域の⾃然や⽣活環境について実体験を通じて学べる機会の創出
◇病児・病後児保育事業の秩⽗広域での検討
学校教育の充実
◇地産地消のオーガニック給⾷の推進
◇⼩中学⽣を対象とするLGBTに関する理解の促進
⽣涯教育の充実
◇地元の伝統⾷マイスター制度の創設
◇無形⺠俗⽂化財の継承⽀援
⾃然環境との共存
◇住宅の新築及びリフォーム時における環境エネルギー性能診断の義務化と診断⼠の育成
◇地産地消の⾃⽴分散型の地域とするため、再⽣可能エネルギーの推進と開発基準の明確化
安⼼安全なまちづくり
◇新規外国⼈居住者を対象とした⽇本の習慣・マナー・制度等を学習するプログラムの実施
◇⼭間部における消防⽔利の点検と充実
地域基盤の整備
◇地域公共交通の再構築に向けた秩⽗地域全体での利⽤状況の調査
◇⻄武鉄道株式会社への特急電⾞増便の要望
◇皆野寄居有料道路の住⺠割引の要望
◇⼭間部における⾞両待避所の整備
⾏財政運営
◇⺠間からの提案窓⼝の創設と審査過程・結果の公開
◇⺠間活⼒を活かすために採⽤年齢の制限を撤廃
◇住⺠に寄り添い伴⾛型で⼀緒に考え、相談できる⼈員の配置
◇都市部⾃治会との⾃治会同⼠の交流促進と⽀援
◇予算執⾏を伴う若者議会の創設
◇空き公共施設の活⽤に⺠間からのプロポーザルなどを利⽤(公共R不動産など)
議会改⾰
◇市⺠フリースピーチ制度の導⼊
◇コンサート、映画上映、討論会、⽣徒会への貸出などによる議場の開放
----------------------------------------------------------------------------------
今年度も、ご参加いただいた皆様の積極的な提案により、熱のこもった政策提言となりました。
ご参加いただいた皆様に、あらためて心より御礼申し上げます。
今後、提言の内容が中長期的にどのように市政に反映されていくかを注視させていただくとともに、
政策提言の内容や手法がより良いものとなるように挑戦を続けていく所存です。
<関連記事>
「みんなでつくる政策提言」の取り組みが、マニフェスト大賞の「エリア選抜」に選定されました。
https://ameblo.jp/kiyonokazuhiko/entry-12701348528.html