皆様、こんにちは。

秩父市議会議員の清野和彦です。

 

この4月の横瀬町議会議員選挙、長瀞町議会議員選挙での議員の改選を受け、

5月29日に、秩父市役所本庁舎4階の議場にて、秩父広域市町村圏組合議会の臨時会が開催されました。

 

 

 

臨時会では、新たな議長に長瀞町議会から選出の新井利朗議員、副議長に秩父市議会から選出の赤岩秀文議員が就任されました。

 

また、私、清野は総務委員長の職を拝命いたしました。

秩父地域にお住まいの皆様の暮らしを支えるために、今後より一層、大きな役割を担うことが期待されている広域行政をより良いものとするために、力を尽くして参ります。

 

次回の組合議会の定例会は、7月28日(金)の予定です。

 

皆様、こんにちは。

秩父市議会議員の清野和彦です。

 

 

「どんなまちになったら幸せを感じられますか。」

 

清野が会長を務める秩父市議会会派 新政ちちぶは、多くの市民の皆様にお支えいただき、令和4年5月に活動のスタートを切ることができました。

設立2年目の今年は、より一層、皆様の声をきき、その実現に向けて活動する年にしていきます。

 

この度、新政ちちぶとして初めての公開の意見交換の場である「なんでも語る会」を企画しました。

皆様が日々感じられている秩父市の未来に向けた想いや願いを、ぜひ、とことん語ってください。

 

皆様のご参加を心よりお待ちしております。

 

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新政ちちぶ・なんでも語る会〜ちちぶの未来を☆ カフェ de トーク〜

 

日 時:令和5年5月27日(土) 13:30〜15:30

 

会 場:フォトスタジオandカフェ ミステル(秩父市永田町8-7/秩父美術館併設 )

 

内 容:新政ちちぶの紹介・活動報告・フリートーク

 

※ご参加いただける方はカフェでワンオーダーをお願いします。

 

連絡先:清野 080-3018-4684

 

Facebookイベントページはこちら↓

https://fb.me/e/Fy0BZvHS

 

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皆様、こんにちは。

秩父市議会議員の清野和彦です。

 

 

本日、5月6日に誕生日を迎え、40歳になりました。

 

「四十にして惑わず。」の心持を持って、

愛する秩父をもっといいまちにするために、

この道を進んで参ります。

皆様、こんにちは。

秩父市議会議員の清野和彦です。

 

4月も中旬になり、まさに春爛漫。羊山公園の芝桜の丘も、美しく咲き誇っています。

 

秩父地域にお住まいの皆様が安心して暮らし続けることがことができるように、毎年12月の秩父市議会の定例会では防災・減災の推進を一般質問のテーマとして取り上げています。

秩父広域市町村圏組合議会でも同様に、令和4年11月の定例会で、防災・減災の推進を一般質問のテーマに取り上げました。今回は特に、大規模災害発生時における上水道事業の対応について質問をさせていただきました。

 

令和元年の台風19号において、秩父地域では、別所浄水場をはじめ多くの水道施設が甚大な被害をうけ、圏域内8地域、およそ1000件が断水しました。

また、令和4年9月の台風15号による大雨の影響により、静岡県静岡市では6万世帯以上の大規模な断水が発生しました。

 

秩父広域市町村県組合の水道局では、危機管理マニュアルを策定し、地震、水害、雪害等の災害発生を想定し、初動体制を定めるとともに応急給水、復旧活動について定めています。

同マニュアルでは、災害の規模、警戒レベルにより職員の参集基準を定め、災害発生時には水道局内に対策本部を設置し、担当業務ごとの班編成の下、構成市町や他機関との連携調整、住民対応、広報のほか、給水車の手配、漏水の対応、損壊施設の復旧を担当するもの等、被災の状況に合わせて対策を展開し、復旧活動を進めることとなっています。

また、必要に応じて、秩父広域管工事業協同組合、日本水道協会県支部、構成市町など応援要請を行い、事態の早期収拾を図るとしています。

 

私からは、有事の際に上水道の管路が破損した場合などの復旧作業について、可能な限り秩父地域内で必要な技術力や人材といった資源を確保しておくために、秩父郡市内の管工事を実施できる工事事業者が登録している秩父広域管工事業協同組合への支援なども必要ではないか、という提案をさせていただきました。

 

有事の際も、秩父地域にお住まいの皆様が、安全な水が利用できる状況を保障するために、引き続き、研究と提案をしていきます。

 

 

 

以下、一般質問の詳細です。

 

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質問 清野

皆様、こんにちは。3番、秩父市の清野和彦です。本日もこの組合議会にて貴重な一般質問の機会をいただき、真にありがとうございます。それでは、早速通告に従いまして、質問に移らさせていただきます。

 

大きな1番、上水道事業について。

(1)、大規模災害発生時の対応について。

平成26年2月、秩父地域は未曽有の大雪に見舞われ、住民の皆様の生活に多くの影響が生じました。元来災害に強いと言われてきた秩父地域も非常事態に直面した経験を忘れず、防災・減災の取組を一つ一つ確実に進めるために、私の所属する秩父市議会にて、毎年12月定例会では防災・減災の推進をテーマに一般質問に取り組まさせていただいております。本日は、この組合議会でも同様に防災・減災の推進について質問をさせていただきます。

気候変動の影響などにより、近年台風や線状降雨帯などの発生による災害が激甚化しています。私たちの暮らす秩父地域にとっても令和元年東日本台風の記憶は新しく、予想を超えるような大規模な台風の到来がいつやってくるのか、危機感を持たざるを得ない状況となっております。また、東京都や埼玉県に多大な被害を及ぼすとされる首都直下型地震の発生について警鐘が鳴らされています。非常時における上水道事業の維持また復旧は、住民の皆様の命や暮らしに直結する最重要テーマであり、平時からもしものための備えを進めることが重要と考えます。

質問ですが、当組合の上水道事業における大規模災害発生時の対応に関して、現在想定している内容について伺います。また、非常時へのさらなる備えを進めていくためにどのような取組が今後 行われていくことが望ましいと考えるか、お考えを伺います。

 

 

答弁 水道局長 

清野議員からのご質問に順次お答えさせていただきます。

1、水道事業について、(1)、大規模災害時の対応についてでございますが、近年の異常気象による大雨被害の頻発、激甚化は、我々水道局としても脅威を感じておるところでございます。

また、令和元年の台風19号においては、別所浄水場をはじめ多くの水道施設に甚大な被害をもたらし、圏域内8地域およそ1000件が断水することとなりましたが、住民の皆様のご理解、自衛隊、日本水道協会の応援給水等の支援により乗り越えることができました。一方、本年9月の台風15号による大雨の影響により、静岡県静岡市においては6万世帯以上の大規模な断水が発生するなど、同じ水道事業者として身につまされる思いがあり、有事の際の対応については改めて考えさせられるものでございました。

さて、水道局におきましては、水道事業者としての常時給水の責務を負っております。それは、災害発生時においても同様な認識であり、住民のライフラインである水道水の確保を第一と考えております。このことから危機管理マニュアルを策定し、地震、水害、雪害等の災害発生を想定し、初動体制を定めるとともに応急給水、復旧活動について定めております

内容につきましては、災害の規模、警戒レベルにより職員の参集基準を定めるとともに、災害発生の際には水道局内に対策本部を設け、担当業務ごとの班編成を行い、構成市町や他機関との連携調整、住民対応、広報のほか給水車の手配、漏水の対応、損壊施設の復旧を担当するもの等、被災の状況に合わせて対策を展開し、復旧活動を進めることとしております。

また、必要に応じ秩父広域管工事業協同組合、日本水道協会県支部、構成市町など応援要請を行い、事態の早期収拾を図ることとしております。

 

 

再質問 清野

それでは、大きな1番から順次再質問や確認などさせていただきます。

まず1つ目、上水道事業についての大規模災害発生時の対応について、こちら局長には細かく教えていただきまして、ありがとうございました。この危機管理マニュアルというものについて触れていただきましたし、先ほど午前中の1番議員の質問にもございましたが、令和元年台風19号もあって、またさらに今年は静岡の断水もあってということで、そういった面で水道局さんとしても様々な有事への対応を考えていらっしゃるというふうに認識をさせていただきました。

こちらに関して、1点だけ再質問をさせていただきたいと思います。

まず、先ほどマニュアルにあったのですけれども、そこに書いてあるかもしれないのですが、住民の方々に分かりやすく伝えるという面で、例えばですけれども、大規模な災害、地震なり土砂崩れなどで、その管路、いわゆる上水道の管路が破損した場合というときに、こういったときにはどういう手順で復旧作業が行われるのかについて伺いたいと思います。例えば水道局さんのほうで、何らか直営班みたいな形でやるのか、それとも先ほど秩父地域管工業事業協同体でしたか、というものがありましたけれども、そういうところにお願いするのか、そこについてもう少し、ちょっと伺えればというふうに思います。

 


経営企画課長 

それでは、清野議員さんからのご質問にお答えしたいと思います。

まず、水道局におきましては、災害によりまして水道施設に損壊が生じた場合には、まずは情報の集約、そして復旧規模の把握を基に応急復旧計画を作成いたします。そして、復旧期間の目標をまず定めまして、住民の皆様の不安の軽減を図ることを目的、第一としております。また、被災した施設の復旧工事におきましては施設管路、こういったものの工事等の優先度をまず考慮しながら復旧作業を進めていくことになります。先ほども説明させていただきました地元の工事店組合であります秩父広域管工事業協同組合と水道局との間には、災害に関する水道施設復旧に関する協定を締結しております。これによりまして、速やかな復旧工事の発注、契約を締結できる環境を整えております。工事としては、直営ではなく請負になることがほとんどになるかと考えております。

一方で、日本水道協会等への応援要請によりまして、他団体からの応援も期待できることから、これらの応援団体によります工事の実施等も想定しておるところでございます。いずれにしましても、災害の規模や災害の種類、こちらに応じまして様々なケースが想定されますが、復旧活動の進展の度合いによりまして、適宜の見直しと住民の皆様への公表を行うこととしております。

また、復旧活動に併せまして応急給水の活動、こちらも継続して実施しまして、水道局、応援団体と協働しまして、地域住民の皆様への給水活動、医療施設や福祉施設などへの重要施設、こうい った場所への対応を優先しまして給水し、生活の安全と生命の安全の確保、努めていくこととしております。

 


再質問 清野

ありがとうございます。応急復旧計画をつくって、それを前提として災害の規模であったりとか、そういうものに応じて変更があるということですけれども、よく分かりました。

今の説明の中で、秩父広域管工事業協同組合のお話がございましたが、この組合というのはどういった事業者、事業者の方だと思うのですけれども、が入っているものなのか、ちょっと具体的に伺いたいというところと、あと秩父地域全体の結構人口が減ってきたりとかする中で、こういった事業体、その組合を組織している事業体自体もなかなかいろいろ存続が大変だったりするのかなということを察するのですけれども、こういった連携している協同というか協定みたいなのを結んでいる組合に対して、この広域市町村圏組合のほうから何らかの支援であったりとか、例えば事務局的な支援であったりとか、そういうことは行っているのかについて伺いたいと思います。

 


答弁 経営企画課長

まず、この秩父広域管工事業協同組合につきましては、秩父郡市内の管工事を実施できる工事事業者さん、現在37者の登録になっております。こちらにつきましては、水道局からの支援等は特には行っていない状況ではございます。現在組合の事務局等とは緊密な連絡を取り合いながら、水道局と組合との関係は良好な状態に保っているかと考えております。

以上でございます。



清野

ありがとうございます。管工事業協同組合さんのことについて、説明ありがとうございました。 

37社登録ということですけれども、ちょっとこういう質問をしたのは、今回防災・減災というところの観点から質問しているのですけれども、やはりその請負によって、もしものときにそういう事業者の方々にお願いするというところで、やはりこういう技術力というのですか、そういうものも地域の中で確保していくということは、一定やはり復旧の円滑化とか、そういう面で必要かなと思ったのです。

そういった面で、こういう組合があるというのはすばらしいことだと思うのですけれども、もしかしたら今後なかなか、具体的に言えば、一つ一つの事業体自体が存在をこれから続けていくことが難しいというふうになりかねないなと思いました。そういったときに、先ほどの他団体の応援等もあると思うのですけれども、やはりなるべく地域内でそういった技術力を確保しておくということは重要かなと思いまして、今後もしかしたらこういう事務局に対しても何らかの支援であったりとか、そういうものが必要ではないかなというふうな観点から質問させていただきました。

これは意見としてですけれども、そういうことも今後検討いただければというふうに思います。

 

ー中略ー

 

 

答弁 管理者 

まず、大規模災害発生時に関する対応につきましては、ご承知のとおり近年国内において自然災害の激甚化は顕著でございます。秩父地域におきましても常に身近に起こり得る状況にあると肝に銘じておるところでございます。

また、ご承知のとおり、先日大滝の中津川地区で発生いたしました大規模な土砂崩落事故につきまして、人的被害がなかったことは不幸中の幸いであったというふうに思っております。

現在当組合で実施している事業のうち水道事業は、災害発生時に地域住民の生命と生活を守る重要な事業であると認識してございます。また、災害発生時におきましても事業を継続できる体制の構築は必要不可欠であり、マニュアルの整備、災害、そしてまた想定した訓練等も有事を想定し、実施しているところでございます。

また、想定外ということもよく言われておりますが、また想定外ということのないように、災害の規模が大規模化している昨今でもございますので、各構成市町、埼玉県、関連団体等の広域的な業務は、災害を乗り切る上でさらに重要になってくるものと考えております。

 

 

 

皆様、こんにちは。

秩父市議会議員の清野和彦です。

 

令和4年12月定例会の一般質問では、秩父市議会会派 新政ちちぶの令和5年度政策提言書から、二つ目のテーマとして、全国植樹祭の開催を契機としてミューズパークの今後のあり方の検討をすることを提案しました。

 

<参考:新政ちちぶ 令和5年度 政策提言書 

 

 

令和7年の春に開催予定の第75回全国植樹祭が秩父ミューズパークを主会場として開催されることが正式に決定しています。

この機会を契機として、開園から30年以上が経過した秩父ミューズパークの施設全体を、将来に向けてどのように運営していくのか、どのように維持管理をしていくのかの構想づくりが、今こそ必要です。

 

市としては

■施設設置から30年以上が経過し、特にプールエリア施設の老朽化が著しいことに加え、コテージエリアの建物や上下水道、駐車場の舗装なども老朽化が進んでいるため、このタイミングでミューズパークをはじめ、市内の各都市公園についても、順次、「公園施設長寿命化計画」を策定したい。

 

■プールエリアについては、令和6年度で指定管理が満了することに加え、特に老朽化が著しいため、長寿命化計画策定と併せ、新たな施設への更新も視野に入れた検討も必要である。

という考えとのことです。

 

必要な決断の時は迫っています。

秩父ミューズパークをはじめとする市内の各都市公園の長寿命化計画の策定と計画に則った対応を期待するとともに、将来を見据えて、しばらくの間、懸案となっているプールエリアの施設をどうするのか、市として適切な判断をしていただくことを願います。

 

以下、一般質問の詳細です。

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質問 清野

(2)、全国植樹祭の開催を契機としたミューズパークの今後のあり方の検討について。

先ほど冒頭に北堀篤市長からもお話がありましたが、本定例会の会期中の12月7日に令和7年春開催予定の第75回全国植樹祭が秩父ミューズパークを主会場として開催されることが正式に決定しました。

改めて、この栄えある開催地としての決定に向けてご尽力をなされてきた北堀篤秩父市長、森真太郎小鹿野町長をはじめといたします首長の皆様、関係者の皆様に心より御礼申し上げますとともにお祝いを申し上げます。

このたびの植樹祭の主会場に決定をした秩父地域にとって重要な施設である秩父ミューズパークは、将来に向けてどのように運営をされていくことが望ましいでしょうか。

秩父ミューズパークは、総合保養地域整備法、略称だとリゾート法です。リゾート法に基づき、埼玉県秩父市及び西武グループにより整備され、平成3年に開園しました。平成18年に西武グループが開発から撤退し、西武グループの土地及び施設は秩父市に無償譲渡され、平成19年からは秩父市の施設である秩父ミューズパークスポーツの森公園として整備運営されています。その後、平成26年からは秩父市が管理していたコテージ等の施設運営を富士急行株式会社の子会社である株式会社フジヤマ・クオリティ、現在の株式会社ピカが行っています。その管理や運営が以上のような経過をたどってきた秩父ミューズパークについては、全体の管理運営や個別の施設に至るまで、将来を見据えたビジョンを改めて構築するときが来ているのではないでしょうか

例えば、さきの令和4年9月定例会での決算審査に関する地域整備部長の答弁の中でも、秩父ミューズパークのプールについては、令和5年度は再開したいとの思いを持っており、修繕を実施しているところとしながらも、開園以来30年以上が経過している施設で、不具合も多くなっており、今後、長期間、施設を維持していくためには大規模修繕が必要であること。また、指定管理期間も令和6年度までとなっているので、施設の廃止も視野に入れた検討も必要な時期に来ているのではないかという考えが示されています。また、秩父ミューズパークの施設全体についても、開園から30年以上経過し、その維持管理の在り方については、将来を見据えた構想が必要ではないでしょうか。  

質問ですが、第75回全国植樹祭の開催地として秩父ミューズパークが正式に決定したことを契機として、ミューズパーク全体やプールをはじめとする個別施設の今後の在り方について、どのように検討がなされていくことが望ましいと考えるか、市の見解を伺います。

 

答弁 地域整備部長 

ご質問の2の(2)、全国植樹祭の開催を契機としたミューズパークの今後の在り方の検討につきましてお答えいたします。

第75回全国植樹祭の開催場所につきましては、ご案内のとおり、12月7日に秩父ミューズパークで開催することが正式に決定いたしました。植樹祭におけるミューズパークの運用につきましては、今後、県と具体的な協議が進められていくことになります。

さて、秩父ミューズパークの中で、秩父市が管理しておりますスポーツの森エリアの施設としましては、PICAリゾートコテージ、フォレストアドベンチャー、F1ゴーカートコース、テニスコート、フットサルコート、パターゴルフ、多目的広場、プール、ゲームコーナー、ソト遊びの森、MAPLE BASE(メイプルベース)、昆虫の森、ドローンプレイエリアなど数多くの施設がございますが、コテージエリアをはじめ、ほとんどの施設は民間事業者や指定管理者が運営をしております。このうち、秩父市で直接管理運営しているエリアにおきましては、ドローンプレイエリアのみとなっております。

このため、これまで公園施設長寿命化計画を策定しておりませんでしたが、施設設置から30年以上が経過し、特にプールエリア施設の老朽化が著しいことに加え、コテージエリアの建物や上下水道、駐車場の舗装なども老朽化が進んでいるため、このタイミングでミューズパークをはじめ、市内の各都市公園につきましても、順次、公園施設長寿命化計画を策定したいと考えております。また、プールエリアにつきましては、令和6年度で指定管理が満了することに加え、特に老朽化が著しいため、長寿命化計画策定と併せ、新たな施設への更新も視野に入れた検討も必要であると考えております。いずれにいたしましても、スポーツの森エリアは約70ヘクタールと広大で、多数の施設が存在することから、これからも民間事業者の力を借りて管理運営することが必要であると認識しております。

植樹祭後のスポーツの森エリアの将来ビジョンにつきましては、公園施設長寿命化計画策定段階での検討や全国植樹祭の実施計画を踏まえ、ミューズパーク全体を管理しております埼玉県や関係団体、市民の皆さんと連携を図りながら検討をしていきたいと考えております。以上でございます。

 

 

清野 

大きな2番の(2)です。

ミューズパークについて、地域整備部長、ありがとうございました。お話の中で、公園施設長寿命化計画をこれから策定したい。特に都市公園についてです。これはミューズパークだけでなくて、例えば羊山公園とか、その辺も都市公園だと思うんですけれども、そういうものを造っていきたいということがあるというところと、あと令和6年度以降、新たな施設への更新ということも含めて検討したいということでお考えを示していただいてありがとうございます。

まさに全国植樹祭が決まりまして、これから実施計画等があると思いますので、その件が大きくこの秩父ミューズパークの今後については関与すると思いますので、ご答弁ありましたとおり、ぜひその計画も照らし合わせながら、よりよい持続可能な秩父地域、ミューズパークをつくっていただけるようにお願いできればと思います。

近年、秩父の雲海とか、かなり知名度が上がってきて、本当に今まさにシーズンですけれども、多くの方が雲海を見に行ったりとか、写真撮影されていると聞いております。また、これはコロナの影響もあるかと思うんですけれども、屋外での音楽イベント等が全国的に少し活発化しているのかなと思っていまして、そんな中で秩父も、今年、中規模の音楽フェスティバル等が行われておりまして、こういうニーズも今後高まっていくのかなと思いますので、ぜひ、より時代に合ったミューズパークになるようにご努力いただければと思いますので、よろしくお願いします。こちらも閉じさせていただきます。

 

皆様、こんにちは。

秩父市議会議員の清野和彦です。

 

清野が会長を務める秩父市議会会派 新政ちちぶでは、令和5年度の秩父市の予算編成に向けて、政策提言書を提出しました。

<参考:新政ちちぶ 令和5年度 政策提言書 

 

 

市議会の12月定例会では、政策提言の内容を一般質問で取り上げました。

 

 

政策提言からの一つ目のテーマは、学校施設長寿命化計画に基づく老朽化した小中学校の大規模改造工事の継続的な実施についてです。

 

本来、秩父市では令和4年度から6年度にかけて、学校施設長寿命化計画に基づいて久那小学校管理普通特別教室棟、大田中学校教室棟、大田中学校特別教室棟の大規模改修が行われる予定でしたが、現在までに行われていません。

大田中学校については外壁工事のみを令和5年度に実施する予定となっています。

 

市としては、

■久那小学校と大田中学校の改修については、両校とも小規模校ということで、一度に多額のコストをかけて全面的な大規模改造を行うのではなく、屋根や外壁といった健全度の低い場所について部分的な改修を適宜行っていくほうが、財政状況等のバランスを考慮した上で効果的であり、必要な改修につきましては、財政状況を見ながら検討していきたい。

■トイレの洋式化についても、現在、久那小学校は38.9%、大田中学校は36.4%と低い状況ですが、必要な部分的な改修の中で、財政状況を見ながら検討していきたい。

とのことですが、

 

秩父市に生まれ育っていく児童生徒の教育環境の改善のための学校施設の長寿命化に向けた事業は、市内の公立学校全てが一定の事業を完了するまでは切れ目なく実施されることが望ましく、必要な措置がなされることを強く要望しました。

子どもたちをめぐる環境の改善については、最優先で取り組んでいただくことを願います。

 

以下、一般質問の詳細です。

 

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質問 清野  

大きな2番、令和5年度新政ちちぶ政策提言書より。

私たち秩父市議会会派新政ちちぶは、11月21日に北堀篤市長に令和5年度政策提言書を提出させていただきました。

提言書を提出するに当たっては、会派の運営方針である、「前例にとらわれず未来に向けたアクションプランを考える」「市の総合振興計画を重視し、職員の皆様と目線を合わせて活動する」にのっとり、令和3年度の決算審査も踏まえ、会派に所属する議員の考えを取りまとめました。

政策提言では、その基本方針として、「従来の事業にとらわれず新たな挑戦をする秩父市」「隅々まで行き届く予算措置と情報発信に取り組む秩父市」を2つの柱として、21項目の提言をさせていただきました。本日は、その中から2つの項目について取り上げさせていただきます。

 

(1)、学校施設長寿命化計画に基づく老朽化した小中学校の大規模改造工事の継続的な実施について。

秩父市に生まれ育っていく子どもたちの教育環境をよりよいものとするためにどのような取組を行う必要があるでしょうか。

秩父市では、児童生徒の安心安全な教育環境を確保するとともに、防災・減災、国土強靱化の観点から、避難所としての機能を向上させるため、秩父市学校施設長寿命化計画に基づき市内小中学校の校舎、体育館の老朽化対策を行っております。

秩父市公共施設等総合管理計画の推進を図るためにそれぞれの施設の更新や取組を体系的に定め、適正なマネジメントを行うことを目的として策定されている秩父市個別施設計画では、市内の小学校13校、中学校8校から成る学校教育系施設の校舎や体育館の更新等の方針は、秩父市学校施設長寿命化計画に従うものとされています。同じくこの個別施設計画では、2022年度から2024年度、つまり令和4年度から令和6年度に実施する事業として、久那小学校管理普通特別教室棟、大田中学校教室棟、大田中学校特別教室棟のそれぞれの学校大規模改修が示されています。しかし、今年度、令和4年度については、高篠中学校管理教室棟及び特別教室棟の大規模改造事業が実施されていますが、それに続く事業の実施に向けた設計業務委託などは、現在のところ予算措置がされていないと認識しています。

児童生徒の皆様の教育環境の改善のために学校施設の長寿命化に向けた事業は、市内の公立学校全てが一定の事業を完了するまでは切れ目なく実施されることが望ましいと考えます。

質問ですが、改めて秩父市学校施設長寿命化計画の内容について教えてください。

また、令和5年度以降の本計画に基づく大規模改造事業等はどのように行われていく予定なのか、教えてください。

あわせて、学校長寿命化に向けた事業は、どのように実施されていくことが望ましいと考えるか、お考えを伺います。

 

 

答弁 教育長 

ご質問の2、令和5年度新政ちちぶ政策提言書よりの(1)、学校施設長寿命化計画に基づく老朽化した学校の大規模改造工事の継続的な実施についてお答えいたします。

初めに、秩父市学校施設長寿命化計画の内容についてでございます。学校施設は、普通会計における公共施設の面積のうち約35%と大きな割合を占めており、その建物の多くで老朽化が進んでいる状況であり、整備に係るコストを可能な限り抑制する必要がございます。そのため、ファシリティマネジメントの秩父市公共施設等総合管理計画で示した質の改革に取り組み、快適性、機能性の向上を図るとともに、施設長寿命化の考え方を取り入れることで、学校施設に求められる機能、性能を維持しつつ、管理コストの縮減と予算の平準化を実現することを目的として、令和2年3月に秩父市学校施設長寿命化計画を策定しました。

この計画の期間は、令和2年度から30年間とし、原則5年をめどに計画を見直すものとしております。長寿命化の手法としましては、目標耐用年数を80年に設定し、建築からおおむね20年ごとを目安に改修することとし、建築後20年に大規模改造工事、40年に長寿命化するために必要な改修工事、60年に大規模改造工事をすることで長寿命化をすることとしております。

次に、本計画に基づく令和5年度以降の大規模改造工事の予定でございます。予算や国庫補助金の可否等の状況にもよりますが、基本的には築20年を超えて大規模改造工事を実施していない学校を優先とし、その中で施設の健全度が低い学校から改修工事を行っていく予定でございます。

現在の予定としましては、建設費に係る原材料費や人件費が高騰している社会状況の中、市の財政状況を見ながら、令和5年度は、南小学校の校舎と尾田蒔中学校の体育館の改修工事に係る実施設計業務委託を行う予定となっております。令和6年度は、南小学校の校舎及び尾田蒔中学校の体育館の改修工事並びに原谷小学校の校舎の実施設計業務委託を行う予定となっております。

最後に、長寿命化計画の将来的な望ましい方向性についてでございますが、本計画の目的である、現在ある施設を長く大切に使用し、学校施設として良好な学習環境を維持していくため、計画的に改修工事を行っていくことを基本とし、将来における教育上の効果や児童生徒数、地域の実情等を勘案しつつ、国庫補助金を有効に活用するなど財政状況等とのバランスを考慮しながら進めていくことが望ましいと考えております。

 

 

再質問 清野

大きな2番です。(1)の学校施設長寿命化計画に基づく老朽化した小中学校の大規模改造工事の継続的な実施について、こちら教育長、どうもありがとうございました。

こちらなんですけれども、先ほどのお話ですと、令和5年度以降の、いわゆる大規模改造事業については、南小学校の校舎と尾田蒔中学校の体育館、こちらが先に出てくるというところなんですけれども、先ほどちょっと冒頭で申し上げましたとおり、個別施設計画の中では、この学校長寿命化計画というのが学校施設に関する、いわゆる個別施設計画に該当するものだと思うんですけれども、その中ですと計画上は、先ほど申し上げましたとおり、久那小学校関連施設と大田中学校の関連施設の改修が、計画上、挙がっていたわけです。この2校の対応や改修については今後どのようになる考えなのか、現在分かる範囲で結構ですので、伺います。

 

 

教育長 ただいまの質問についてお答えさせていただきます。

久那小学校と大田中学校の改修についてでございますが、両校とも小規模校ということでもあり、一度に多額のコストをかけて全面的な大規模改造を行うのではなく、例えば屋根や外壁といった健全度の低い場所について部分的な改修を適宜行っていくほうが、財政状況等のバランスを考慮した上で効果的であるというふうに考えております。

そういった意味では、大規模改造工事というくくりの中からは外れてしまいますが、必要な改修につきましては、財政状況を見ながら検討していきたいと思います。

トイレの洋式化についても、大規模改造工事を行った学校は100%になりますが、現在、久那小学校は38.9%、大田中学校は36.4%と低い状況ですが、必要な部分的な改修の中で、財政状況を見ながら検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。以上でございます。

 

 

再質問 清野

ありがとうございます。

今の教育長のご答弁ですと、大規模改修ではなくて、屋根や外壁といった個別の改修を行うというような形かと思います。

先ほどトイレの洋式化について触れていただきましたが、やはりこちらに関して多くの方が関心を持っていると思います。

1点確認なんですけれども、そうなると、先ほど学校長寿命化計画というのはどういう計画ですかという質問したときに、見直し等もあり得るということを聞いたわけですが、確認なんですけれども、今までこの久那小学校と大田中学校関連施設というのが順番的には入ったわけですけれども、今後、こういった計画の見直しみたいなことというのはあり得るのでしょうか。つまり全体的に学校長寿命化計画、今、出されているものから変更があるんでしょうか。

 

 

答弁 教育長 

先ほども申し上げましたけれども、財政状況等の絡みの中で、今後どういった形がより理想的かということで検討していきたいと思っております。以上です。

 

 

再質問 清野 

ありがとうございました。

今後の状況を見てということですけれども、先ほど教育長からありましたが、学校施設について、屋根や外壁といった個別の改修ということがありましたが、教育長が自ら挙げていただきましたけれども、トイレの洋式化ということが今まで進められてきておりまして、子どもたち、社会全体の生活様式から、これは早急に進めるべきではないかというところが多くの共通理解だと思います。

文部科学省も、小学校施設整備指針、また中学校施設整備指針というところで、このトイレについてですけれども、洋式便器かつ乾式。乾式というのは、乾いた式と書くんですけれども、床上が乾いた状態で使用する方式を採用するなど、生活様式や生徒のニーズ等を踏まえた計画をすることが重要であると。そこで、また障がいのある生徒の方々や教職員及び学校開放時、または避難所開設時の高齢者、障がい者等の要配慮者の利用を踏まえて計画することが重要などと示されております。先ほどそれぞれの学校の今の洋式化率もお話しいただきましたけれども、そういったことも文部科学省が示している指針に沿った形で実施をしていただきたいということをこれは要望としてお伝えさせていただきます。

また、もう一点ですけれども、あわせてこの文部科学省の指針ですと、現在、GIGAスクール構想がありまして、ICT環境の充実についても、各室・空間の面積、形状及び家具等を計画することが、ICT環境の充実という視点でも重要じゃないかというふうにされていますけれども、先ほどトイレのことは触れていただきましたけれども、現在のところ、この久那小学校、大田中学校は大規模改造事業を行う予定になるというふうな答弁かと思いますが、このようなICT環境の充実について必要な改修がなされるというようなことでも確認させていただければと思います。

 

答弁 教育長 

ICT環境ですけれども、現在、教室におきましては全ての教室でネット環境が整備されております。体育館も同様に整備されております。特別教室等でまだ全て入っていないところもありますので、今後、予算が許すようであれば、そういった校舎全体に関わっての整備は進めていきたいとは思いますが、それにも多額の予算がかかりますので、今後検討させていただきたいと思います。

以上です。

 

再質問 清野ありがとうございます。

  私たち秩父市に生まれ育っていく子どもたちがやはりしっかりした教育環境で、よい環境で育っていくということは重要と思いますので、ぜひこの2校についても大事な事業ですので、しっかりと予算措置もしていただいて、必要な措置がされることを心から要望しておきます。こちらについても質問を閉じさせていただきます。

こんにちは。

秩父市議会議員の清野和彦です。

 

3月6日に、秩父市議会 令和5年3月定例会での一般質問に登壇しました。

 

 

秩父市の将来を明るく希望あるものとするためには、

市立病院のこれからをどうするのか、子どもたちや若者を取り巻く環境をどのようにしていくのかなど、真剣な検討と的確な判断が必要です。

本当に解決すべきことはなんなのかの本質を掴み、短期的な視点だけではなく、長期的な視点を持った決断が求められます。

 

すべては、この愛する秩父にお住まいの皆様の暮らしのために。

100年後の秩父が、安心して暮らし続けることができるまちであるために。

 

この度の一般質問においても、お心を寄せていただいた皆様に、心より御礼申し上げます。

真にありがとうございました。

 

 

皆様、こんにちは。

秩父市議会議員の清野和彦です。

 

 

現在、開かれている秩父市議会の令和5年3月定例会での

清野和彦の一般質問は

3月6日(月)の10時からとなりました。

一般質問の日程の初日の最初の登壇となります。

 

今回の一般質問では、

1、子どもや若者の社会的孤立への対策について

2、市立病院の将来について

3、入札契約制度の考え方について

4、指定管理者制度について

の4つのテーマを取り上げます。

 

 

市議会はどなたでも傍聴いただけます。

 

今回の一般質問も貴重な機会を最大限に活かせるように、全力で取り組みます。

 

 

皆様、こんにちは。

秩父市議会議員の清野和彦です。

 

この度、2月26日に、所属する秩父市議会会派「新政ちちぶ」の第2号の会報を発行させていただきました。

 

 

会報はこちらからダウンロードしてお読みいただけます。

 

今回の会報では、昨年11月に会派でつくった令和5年度の予算編成に向けての政策提言書の内容を大きく取り上げました。

 

また、普段からよく聞かれる「市議会って何をするところなんですか?」という声に、少しでも理解を深めていただく一助となればと、図解「市議会は何をするところ?」を掲載しました。

 

新政ちちぶは、今年で設立2年目となります。

より一層、市民の皆様の声をうかがいながら、会派の活動を盤石なものとするために力を尽くしていく所存です。

 

皆様、こんにちは。

秩父市議会議員の清野和彦です。

 

2月15日に開かれた秩父広域市町村圏組合議会の2月定例会にて、一般質問に登壇しました。

 

 

100年後も秩父地域が、安心して暮らし続けられる地域であるために、日々の生活を支える水道や、ゴミの収集・処理について、どうしたらば持続可能な形になるかを真剣に考え、山間地域での給水において新たな小規模分散型の技術を導入することや、

ゴミ収集分野においてもデジタル化を推進するなど、必要な決断をしていく必要があります。

 

また、住民の皆様のいのちを守る秩父消防本部による救急出動について、

今後も出動件数が高止まりする予測があり、健全な運営を続けるために必要な人員配置や予算措置をしていく事が肝要です。

 

令和5年度からは、し尿処理も秩父広域市町村圏組合の事業となります。

住民の皆様のいのちと暮らしに直結する組合の事業について、これからも未来を見据え提案を続けます。

 

この度の一般質問を行うにあたり、お心を寄せていただきました皆様に心より感謝申し上げます。