本年も秩父のお祇園・川瀬祭が7月19日、20日に催行されました。

私は、地元の熊木町青年部で庶務係としてお世話になりました。

 

幼少の頃から特別だった夏祭り・川瀬祭に

このように大人になってからも関われることが感慨深く、

世代から世代をこえて繋がれてきた文化の力を感じます。

 

“まつりが秩父を秩父たらしめている”ということをよく考えます。

土地と人とは切っても切れない強いつながりがあり、

繰り返されてきた行事や儀式を通じて、自分について、自分たちについて確認する、というとても大事な要素が祭にはあると感じるのです。

 

そしてそこには言葉では表し切れない、人のいのちと土地の風土が一体となる瞬間、経験があるとおもうのです。

 

そのような場と時を、この秩父で生まれ育っていく子どもたちにも、できる限り豊かなかたちで手渡していきたいです。

 

まちには様々な人が暮らし、祭のなかで、日常の枠がはずれ、それぞれの方がその場でいきいきと生きる姿に胸打たれます。

祭ー市ーまちには、そのようないきいきとした人々の様が共通してあるのではないのでしょうか。

 

今年も川瀬祭に際しまして、たくさんの方と出会わせていただきました。そして、関わらせていただきました。様々な縁に深く感謝申し上げます。真にありがとうございました。