2024年5月26日 晴天の生國魂神社で
八十島太鼓の奉納演奏が行われました。

本殿前の演奏はコロナ期を経て4年ぶりです。

 

八十島とは、日本の国土の事です。

多くの島々で形成された

我が国は八十島と言われました。

(八は数が多い事を顕わす言葉です)

 

生國魂神社は神武天皇が、

生島の神、足島の神 (=八十島の神)

を大阪の地に祀ったのが神社のはじまりで、

大阪最古の神社と言われています。

 

八十島太鼓はこの大地の神霊

(八十島の神)の力を顕わす太鼓です。

太鼓チーム(社中)の名前であり、

八十島太鼓(楽曲・組曲)の事でもあります。

 

2010年、生國魂神社の中山宮司は我が国の

重要な神を祀る生國魂神社にふさわしい太鼓を

創る。という天啓を受け、八十島太鼓の作曲を

指示されました。

 

八十島太鼓代表、打楽器奏者・伊藤象慧

(いとうしょうけい)がこれを作曲。 
太鼓奏者の育成、楽曲の完成に照 天尋(しょうてんじん)

が加わり、神話時代の衣装制作は河上加奈が担当しました。

 

和太鼓は、崇敬者の方から多大なご寄進をいただき、
太鼓メンバー一同、これまで太鼓に関わった皆さまの

誰一人かけても八十島太鼓の完成はありませんでした。

(誠に皆様に感謝申し上げます!)

 

八十島太鼓・組曲は

天地創造(神の顕れ) 八十島(国土の誕生)

天地人(建国) 祝太鼓(感謝 平和への祈り)

の4曲で構成され、全曲を演奏したのは

今回がはじめてです。

 

今年誕生した新生八十島太鼓は10代

中高生・男子女子を大人がサポートする

編成で14名。

男神・女神が向き合い助け合って

太鼓を叩くイメージです。

 

まだまだスタートしたばかりの八十島太鼓です。

太鼓メンバー、奏者一同これからもますます

精進していきます。

 

八十島太鼓の響きがもたらす感動を

皆さまと共有できるよう願っています。

メンバーにはどうぞ励みとなるお言葉や

応援がいただけますようお願い申し上げます。

 

以下、当日記録した写真をご覧ください。

 

本殿前・正面の鳥居 当日は見事な快晴でした!

 

宮司さんに書いていただいた八十島太鼓の文字で

ノボリができました。

やさしく深味のある字は、女性の多い太鼓に

相応しく思えて気に入っています。

 白地と2種類のノボリを作りました。

 

本殿前 天地創造の大太鼓が鳴り出す。

 

演奏前のご祈祷。お祓い。

新しいノボリを前に、平和を願う太鼓を響かせてください。

という祝詞に一同武者震い。

 

本番前の八十島太鼓の面々

 

大太鼓 手前女子・向こう側男子

 

天地創造の締太鼓

 

 

長胴・正面太鼓2名、締太鼓4名、大太鼓2名(上の段)

 

「八十島太鼓を取り囲むお客さま」

 

 

「天地創造・女子の舞い」

 

 

 

長胴太鼓・手前側が女子 

八十島太鼓は男女が助け合って叩く。

 

長胴太鼓(手前)と締太鼓(上の段)全景

 

 

八十島 女子   祝太鼓の男子ソロのパートでは女子はバチで胴を叩き・掛け声響く。

 

 

 

長胴・正面太鼓のふたり

 

「感謝・喜び」を表す「祝太鼓」

*「掛け声」で太鼓の勢いが増します。

 

 

長胴・正面太鼓 八十島太鼓は男子役も女子がやります。

 

祝太鼓の男子パート(締太鼓)

 

 

大太鼓・女子

 

男女・世代を超えた八十島太鼓メンバー 

全曲を無事演奏しました。

 

*本番あるある・・

2名がバチ折れた。バチ裂けた。

 

 

さらに頑張っていきます。

ありがとうございました!

 

 

 

 

 

写真撮影 山中美代さん 他