ジュニアウォーカー&オールスターズ「シェイク&フィンガーポップ」
モータウンレコードの数あるアーティストの中で最もハードなビートで
ダンスフロア受けしたのがジュニアウォーカー。
サックスの強烈なブロウとファンキーな唄がサイコー。
つまりサックス吹いては歌うというスタイルです。
キーッ!というフリーキーな音を吹きまくる(ブロウします。)
こういうスタイルのサックスをホンカーと呼び
ジャズの世界では下品と言われるのですが、
ロックやB&Bではこれが、かっこいいのです。
このようなバンドは元々は歌手のバックバンド。、、
バンマスのジュニアウォーカーの歌がいけるので
自分たちも歌い始めたようなもの。
インストルメンタルが多く、演奏も上手いのです。
ぐいぐいノセる迫力あるR&Bを
アメリカでは Hard Drivinng Sound と呼んだりします。
つまり、ノリノリって事。
1965年には、ビートの強い音楽がダンスフロアを賑わせて
いました。
結局 1、2、1、2、 ワンツー!ワンツー!というビートが
はっきりしない音楽は、リズムが平坦になり、
ロックであれR&Bであれ、ぼやけてしまうのです。
そんな、ぼやけた頭にカツを入れてくれるのがこの曲。
「シェイク&フィンガーポップ!」で 目を覚まそう!
* 彼らの一番のヒット曲と言えば「ショットガン」がある。
さらに頭をぶち抜かれたい人はどうぞ!