どうも!
早いもので、2024年ももう半分過ぎてしまいましたね、、、
という訳で、恒例の"狸穴賞"、2024年上半期の分を発表したいと思います!
狸穴賞とは...?
※あと今回から、「つまらなかったで賞」の発表は廃止にしますw
「俺がつまらないと感じる映画って、他の人にとってはとてつもなく素晴らしい映画なんじゃないか...?」
という意図で設けた部門でしたが、この意図が伝わらないとトラブルになりそうなので(^^;
...あくまでブログで発表しないだけで、自分の中では受賞作品決めています(笑)
あと「性癖賞」はあまりにも表現が直球すぎるので、「ヤラレ賞」に名称変更します(笑)
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2024年上半期・キワモノ賞:
「実録・女の犯罪Ⅰ」(2014年、日本)
看護婦である主人公・真由美が、入院患者であったIT企業社長・尾崎に惚れてしまい、ストーカーと化した挙句に監禁してしまう
というストーリーです。
が、その中での真由美の行動や台詞が、気持ち悪いながらもクスっと来てしまうものが多くて...
例を挙げると、
・尾崎が出したゴミ袋の中身を漁っていて、尾崎の使用済コ〇ドームを見つけた際の
「(使用した相手は)誰だっ!?誰だっ!?」
という迫真の台詞
尾崎の股間をグッと鷲掴みにして
「(私のことが本当に好きなら)だったらもっとここが硬くなるはずだ!」
等々、下品な中にもどこか頭に残るパワーワードの数々と、真由美役の役者の迫真の演技が絶妙な味を出していましたね。
ちょっと"淫夢語録"と近いモノを感じました。。。
その他キワモノ賞の候補に挙がった作品は、「大コメ騒動」(2020年、日本)です。
大正時代の米騒動をモチーフにした作品なのですが、
エンディングテーマを歌っていたのが「米米CLUB」だったのがシンプルに笑いました(笑)
2024年上半期・ヤラレ賞:
「レッドソニア」(1985年、アメリカ)
万物を支配するパワーを持つ秘宝「タリスマン」を強奪し世界を支配する悪の女王ゲドレンを倒すべく、
ヒロイン・レッドソニアが立ち上がるストーリー。
...なのですが、ラスボスであるはずのゲドレン、、、
城に乗り込んできたレッドソニアと決闘になるも、剣術では全く歯が立たず、ひたすら逃げ回る始末・・・
壁の裏に隠れさせていた部下に、遠隔攻撃できる謎のマシン(?)でレッドソニアを攻撃させ、一瞬優位に立つも、、、
部下が隠れている場所をニヤケ顔でチラチラ見ていたせいでトリックを見破られるというドジっぷり・・・
ゲドレンのヘタレっぷりにメッチャ興奮しました!
その他ヤラレ賞の候補に挙がった作品は、「エクスタシー・オブ・ザ・デッド」(2008年、アメリカ)です。
主人公グループのヒロインが女ゾンビを倒した際の
「シャワーを浴びな、BITCH!」
というセリフが、噛まれた被害者であるはずのゾンビに対する憐憫の欠片も無くて刺さりました!
2024年上半期・最優秀賞:
「ムカデ人間3」(2015年、イギリス・オランダ)
この作品は今更ご紹介するまでもないですね!
「ムカデ人間」シリーズ3部作の最後を飾る「ムカデ人間3」。
ホラー色の強い「1」、グロ・スプラッターに重点を置いた「2」でしたが、
「3」は悪趣味なギャグシーンが多く、3作品の中では一番自分の感性に合っていて好きでしたね!
上半期観た映画の中では、一番腹から笑えました!!
関連の記事もいくつか出しているので、詳細は是非↓↓↓から!
その他最優秀賞の候補に挙がった作品は、「セガvs.任天堂/Console Wars」(2020年、アメリカ)です。
90年代のアメリカゲーム市場を舞台に、セガと任天堂がシェアを争っていく様を描いたドキュメンタリー映画。
ほぼ任天堂の独占状態だった市場に、セガがどう対抗して切り込んでいくかの戦略が興味深かった!
任天堂の看板キャラ・マリオが優等生キャラなのと差別化して、
ヤンチャなDQNキャラのソニックを生み出す
等々...
任天堂の圧倒的な独占状態に切り込んでいくために、セガが試行錯誤しながら繰り出していく戦略が面白かったですね。
"funny"というより"interesting"な方向の面白さの作品ではありますが、
独占状態の任天堂を、コインを荒稼ぎするマリオで表現するなど、クスっとくるような皮肉な描写が多いのもGOODでした!
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2024年上半期・狸穴賞
最優秀賞:「ムカデ人間3」(2015年、イギリス・オランダ)
キワモノ賞:「実録・女の犯罪Ⅰ」(2014年、日本)
ヤラレ賞:「レッドソニア」(1985年、アメリカ)